名探偵コナン 時計じかけの摩天楼
近年のコナン映画は警察側も、黒の組織側の登場人物が増えて、その人間関係などが見どころになっていますが、本作も含め、初期のコナン映画は、映画だけを見てもきちんと完結できる、ごく身近な場面を舞台にしているのがいいなぁと思います。 あとは、大きな事件をずっと最初から最後まで追っていく、というところは変わらないのですが、この作品は1つ1つの事件をきちんと解決していき、クライマックスに一番大きな事件が待ち構えている、というような感じです。 あれ?蘭ちゃんってこんな女子感強かったっけ?笑と思うところも多々ありますが、新一のことが好きすぎるアピールも初期ならではでなんだかかわいいなぁと思って見てしまいます。 最後の選択を迫られるシーンは、何度見てもあの最後の蘭ちゃんの言葉が頭から離れないのではないでしょうか。 ちなみに途中で登場する白鳥警部は、本作ではちょっと印象が悪く、この人が犯人とつながっているのでは?と思わせるくらい無愛想です。
ビリーブ 未来への大逆転
このレビューにはネタバレが含まれています
アリスのままで
82年生まれ、キム・ジヨン
13th 憲法修正第13条
2020年にブラックライブズマターという運動がアメリカからスタートしましたが、この運動が発生するまでにどんなことがあったのか?ふんわりと知っている人も多いかもしれませんが、このドキュメンタリーを見ることで歴史やこの運動の背景に何があったのかを全体的に掴むことができたと思います。 テーマはやはり重いので少し見るのに勇気が入りますが、やはり見て後悔はなかったです。今までの黒人に対して行ってきたアメリカの政治や政策はどうだったのか、というのを大統領ごとに見ていく流れと、黒人の逮捕数(刑務所数)などもその流れごとに数的にも表してくれていて、いかに黒人の逮捕率が高いのかとても理解できました。 一方で、大まかな流れを掴むには良いのですが細かい過去に何があったのかということを知るには向いていないなあと感じました。私は他のコンテンツや勉強で何が当時あったのかということをよいしょ良い所で知っていたのでついていくことができましたが、本当にどんな酷いことがされていたのかはあまり注目されていなかったので要注意だと思います。
ソニック・ザ・ムービー
日本のセガ・エンタープライゼスから発売されたゲーム「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」が実写化された映画です。「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」というゲーム実は、本場である日本よりもアメリカで爆発的に売れ、アメリカ人にはかなり親しまれているキャラクターです、そこが日本のスーパーマリオと違うところだと思います。そんなアメリカで市民権を得たようなソニックの待望の映画化です。 実は私自身、名前は聞いたことあるけどゲーム自体は、全くやったことがなく、ほとんど前知識がない状態で観たのですが、今回初めてソニックを知った人が観ても子供から大人まで十分に楽しめると思える映画でした。 ゲームのキャラクターが現実世界の中で激しく動き回っても、全くといってよいほど、浮いてるような違和感は感じませんでした。主人公のキャラクターが完全に溶け込んでる感じで、最近の映像技術の進歩は凄いなーって改めて感じました。 そして、なんといっても悪役を演じるジム・キャリーの独特の顔、演技が素晴らしくて、とても印象に残りました、個人的には「マスク」からのジム・キャリーのファンなのですが、この俳優さんの役作りに対する情熱は本当に凄いと思いました。 この映画は、元々のファンの方にも納得いくのではないかと思います、そして、ゲームを一度もしたことがない方でも、エンターテインメント映画として純粋に楽しめる、なかなかの力作だと感じました。
のぼる小寺さん
それでも夜は明ける
バッド・ジーニアス 危険な天才たち
ハッピー・オールド・イヤー
スウェーデンに留学を経験した主人公のデザイナー、チュティモン・ジョンジャルーンスックジン演じるジーンは、母国のタイ・バンコクに戻り仕事をしておりますが、オフィスがないことが仕事に影響があるため実家をオフィスに改装するプランを企てます。 そんな実家はモノに溢れた屋敷。お母さんは毎日ベッドでは寝ず、リビングの椅子で寝てしまうような女性。背景には旦那(ジーンの父親)が家出をし出て行ってしまったことが影響していました。その父親がよく弾いていたグランドピアノは今は誰も弾いておらず、ジーンは断捨離のため売りに出したいのですが、母親は過去の記憶にすがり売りたがりません。ジーンは自分のもの家族のもの、をどんどんと断捨離して行きますが、親友からもらったものを捨てたことを親友に見つかってしまい険悪になり、人からもらったものは捨てずにもらった人へ返すことを始めます。 今まで適当になってしまっていた過去の人間関係を見直すきっかけにも。断捨離は少し前かはブームになってどんどん捨てて気持ち良いですが、少し考えさせられるストーリーだったと思います。簡単にいうとひたすら断捨離するストーリーなのですが、それに伴って人生を見直すというお話で、メッセージング性がありました。
オーシャンズ8
オリエント急行殺人事件
ザ・プレデター
シリーズものの映画として、誰もが知るほどの存在になったプレデターですが、今作品は、一作目の原点回帰のような位置づけになるような内容になっています。 簡単に言ってしまえば、突然何処からともなく襲ってくるプレデターを皆で持っている武器でなんとかして、やっつけてしまえといった割と単純なノリの作品です。 今回一作目と違うのが、ある遺伝子を取り入れ、さらなる進化を遂げ、めちゃくちゃ強くなったプレデターということと、市街地で暴れまくるのでスケールが大きくなったということです。 プレデターに対するのは、各々のキャラがとても濃い最強の特殊部隊員達です。最狂のプレデターを相手に次々と仲間が殺されていきますが、一作目のシュワちゃんと同様に最後まで決して諦めません。 多少シリアスさよりも、エンターテイメント性や面白さに重点を置いてるためか、一作目の様なじわじわくる恐怖感はあまりないように感じました、とわいえあの凶暴な怪物ですから、グロいシーンもしっかりあります。 あまりプレデター自体に思い入れを強くもたないで観た方がより楽しめると思います。シリーズ中最高傑作とまでは正直言えないかもしれません、しかし、テンポよく観れるので、モンスターパニック系の映画が好きな方でしたら十分楽しめる映画だと思います。
ジョン・ウィック:チャプター2
かつて世界最強と言われ、【ババヤガ】と恐れられた引退済の殺し屋、ジョン.ウィック。 前作は亡き愛妻の忘れ形見である仔犬を無残に殺され、復讐として実行犯含めたロシアンマフィアを壊滅させたジョン。 今回は、かつて殺し屋を引退する為に借りがあったイタリアンマフィア【カモッラ】の幹部、サンティーノが敵役となる。 彼らも属する上位の裏組織【主席連合】は【血の誓印】と呼ばれる掟があり、結んだ場合はどのような事でも願いを1つだけ叶える。 そして、先のロシアンマフィア壊滅を聞いて殺し屋を再開したと判断したサンティーノは誓印の話を持ち出し、仕事の依頼をかける。 当然、再開は事件の1回のみとして断るジョン。サンティーノは一旦引き上げようとするが、部下に命じてジョンの家を機銃掃射にかけて完全に破壊してしまう。 妻との最後の思い出だった家を爆破されて怒りに燃えるジョンだが誓印の掟に従わなかった彼を手助けする人間はいなかった。 逆らえば主席連合が動き出しジョンもタダでは済まないからだ。 殺し屋専用ホテル【コンチネンタル】支配人で旧友ウィンストンに説得されたジョンは怒りを押し殺しサンティーノの依頼を受けることに。 しかし、野心家でもあるサンティーノの依頼は彼の想像を遙かに超えたものだった。 ここから先はぜひ本編をご覧下さい。 ちなみに映画内のサンティーノは小悪党ぽい野心家ですが、現実では麻薬密輸事件に貢献していたのです。 イタリア国内でコーヒー豆一粒ごとにコカインが入っていた袋2kgを空港で押収したイタリア警察。 その宛先がサンティーノ.ダントニオ【フルネーム】。映画好きの1人だった刑事は、あえて泳がせ密輸人を逮捕したという。
南極料理人
気楽に観れる映画です。南極って文字があると南極物語のようなドラマを想像されるかもしれませんが、本作は自分の希望に反して南極観測地で勤務しなければならなくなった料理人(海上保安庁職員)と観測メンバーのほっこり日記です。 ストーリーというストーリーは特にありませんが、登場人物みんな愛らしいです。スマホもテレビもなく、電話料金もかなり高額になってしまう閉ざされた空間だからこそ笑えるシーンがたくさんつまっております。仕事中に言い合いになっても堺雅人演じる主人公がつくる料理を食べるとみんな満たされてなんだか温かい雰囲気になる。限られた条件の中で、観測メンバーのリクエストに応えようと奮闘する主人公の性格は本当に優しいです。堺雅人の笑顔が主人公のキャラクターとよく合っています。 また、主人公の家族の関係性も仲が良くていい感じです。一緒にいるときは邪険に扱うけど、本当は誰よりも帰宅を心待ちにしている様子が、子供たちが南極とビデオ通信で繋がるシーンでよく表現されていました。 ゲラゲラではありませんが、くすくす笑えて、心がほっこりする映画です。
イップ・マン 完結
イップマンシリーズは、全部見てきていたので、ついに完結になるこの作品は、待ちに待ったという感じで、観る前からとても期待していました。実際に観てみて結論から言うと、期待通りの面白さで満足しました。ただ今回はイップマンの人生の晩年を描いているため、今までの作品と比べたら多少なりとも地味な印象を受けました。 前作で、イップマンの妻が亡くなっていますので、そのかわりのといった感じで、アメリカ華人会長の娘が出てきます、奥様役の女優さんと同様にとても綺麗で華やかな女性です。 先程も申したように、今回の内容は一見地味ですが、非常に深い内容になっていたので、観ていて決して飽きませんでした。また老いたイップマンに対して、若き日のアメリカで輝き始めたブルース・リーが出てます、その部分もブルース・リーファンは堪らないと思います。ちなみにこのブルース・リー役の俳優さんは、ブルース・リーの生涯を描いた、ドラマにも主役で出てるみたいです。本当に顔から動きからそっくりだなーって思いました。 それにしてもアメリカ軍が中国拳法の詠春拳を徒手格闘に取り入れていた事実は、本当に驚きました。まあ、実在の人物を描いた物語と言えど多少は、盛っている部分があるかもしれません。 あと一つだけ気になったのはイップマンがちょっと、設定された年齢よりも若く見えることです。しわのメイクは限界があるにせよ、せめてもう少し白髪を全体的に増やす等やってほしかったです。 作品自体は、テンポがよく、アクションシーンも相変わらず爽快でしたし、最後まで、本当に飽きずに楽しめました。
メカニック ワールドミッション
メカニック
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Mank/マンク
全編モノクロのネットフリックス制作の映画です。モノクロに抵抗がある方は見づらさを感じるかもしれませんが、画素は粗くないので、イメージとしては現代の映像技術でそのまま白黒にした感じです。わざとつけたフィルム傷のようなものはありますが。シーンの切り替えも昔の映画のようでクラシックでよかったです。白黒だからか、女優陣の美しさやパーティーシーンの豪華さが際立っていました。細かいですが、衣装や小物などが素敵です。 肝心のストーリーは市民ケーンの脚本家である主人公がいかにして脚本を書き上げたか、という内容ですが、市民ケーンを見ていないと理解しにくい部分は多々あったかもしれません。本作を見たあとに市民ケーンを見たらまた本作の感想が変わるかもしれません。本作に出てきたオーソンウェルズがそっくりで驚きました。動く映像、つまり映画がこの時代いかに影響力のあるものであったかがよく伝わってきました。 レトロ好きな方でしたら、かなりはまる映画なのではないかな?と感じました。
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