スパイダーマン3
このレビューにはネタバレが含まれています
ウルフ・オブ・ウォールストリート
シャザム!
小学生ぐらいの男子がいきなりスーパーヒーローになったらこんな感じだろうなっていう設定がすごく面白いです。 子供の発想では確かにヒーロー=有名人なんですよね。(笑 パワーを持ったらとりあえず動画投稿しちゃおう!っていう短絡さ、やっていることは結局フェイクと見分けがつかないから偽物扱いされちゃう未来とか思い浮かばないのでしょうね。 ま、中盤から笑っていられなくもなるのですが。 ヒーローになりそこねたけどヒーローになりたかった大人対、全然望んでいなかったけどヒーローパワーを持っちゃった小学生の戦いはどこか噛み合っていなくてまたそれが面白いです。 バラバラだった孤児たちがきっかけにより家族になり、血縁よりも強い絆が生まれる部分は予想通りって感じですが”え?君たちもそうなの?”っていう驚きもあり良かったですね。 中身が子供としてのシャザムの成長を感じられる部分もありつつ、エンドクレジットの結局そこかよっ!(笑 と突っ込みたくなる回収はとても良かったです。 バカバカしさは最後まで切らすことのない作りになっていたのも非常に良かったです。
映画 えんとつ町のプペル
キングコングの西野さんの絵本が映画になったのかぁ。最初はそのくらいの印象でした。 芸人さんが作った映画だし、話題性はある。けれど、ここまで心を動かされ、映画館にいる間中、優しい気持ちに包まれることになろうとは思ってもみませんでした。 単に話題性のある、タレントさんの映画、というわけではありません。 物語の登場人物は、現代社会に生きる人々を投影しています。現代のネット社会を投影しているとも考えられるでしょう。 目立った言動をする者がいれば、すぐにそれを抹殺しようとする者がいる。夢を語る者は、馬鹿扱いされ、干され、笑い物にされる。この作品は、そんな現代の在り方に一石を投じています。 いつから大人になってしまったんだろうと、映画を見終えて考えました。 プペルのように、キラキラとした瞳で、他人から何を言われようがからかわれようがそんなこと関係なく、本気で夢を追いかけていた、汚れを知らない純粋な子どもの頃の心を、いつどこに置いてきてしまったのだろうと。 もっと夢を語っていいんだ、もっともっと夢を追いかけていいんだ、プペルから勇気をもらいました。 そして、誰もが一人じゃないということ。 どんなに孤独だと思っていても、必ずあなたを応援してくれる、あなたを助けてくれる人がいるということも、この作品は教えてくれます。 もしかしたら、あなたに対して文句を言ってきたり、足を引っ張ったり、傷付けようとしてくる人が、一番の味方なのかもしれないのです。 あなたが夢を叶えたり、成功したりされたら、自分が夢をあきらめ、つまらない毎日を送っていることが辛くなるから。夢をあきらめたことが間違いだったんだって、そう思うことが怖いから、あなたを攻撃しているだけなのかもしれません。 私は、他人の夢を笑う大人にはなりたくない、そう思いました。 夢を信じることが、一生懸命頑張ることが、いつからかダサいと言われるようになったこの社会で、あなたはどう生きたいですか? 夢を追いかける大人か、そんな人を叩くことしかできない大人か。 観てよかった、本当にそう思います。 この作品を通して、西野さんのこの昨日にかける熱量が伝わってきて、さらに応援したくなりました。 夢を追いかけ、奇跡を起こした西野さんのことを。
her/世界でひとつの彼女
これは究極の愛の形だと思った。 PCにインストールされた人工知能型OSは、自らを「サマンサ」と名乗り、瞬く間に主人公セオドアの心を誰よりも理解する存在となる。 離婚調停中で傷心気味のセオドアは、同僚や友人よりも自分の心に近いサマンサに傾倒し、彼女をポケットに入るデバイスに入れてデートをするまでに至るのだ。 サマンサもまた、セオドアとの交流の果てに、愛情にも似た感情を抱くようになる。 だが、サマンサは生まれたばかりのOSであり、その知識欲はとどまることを知らない。 彼女はセオドアの元を離れ、ネットワークという知識とデータの海に旅立つことを決意するのだ。 セオドアとサマンサは触れ合うこともできない関係だが、短期間で見事な信頼関係を築き上げる。そこには外見がもたらす全てのしがらみを超えた、ある存在の中身をひたすら愛するという究極の愛があったのだ。彼らにとっては、別れすら一つの通過点に過ぎないのだ、と思わせてくれる強固な関係。なんとも羨ましいものである。 心で繋がる、という概念を本作で学べたように思う。
アナイアレイション -全滅領域-
残酷で美しい映画だった。 異種との交配が進む、人智を超えたエリア。 そこに足を踏み入れれば、ある者は草木と交配し、またある者は熊に身体を取り込まれてしまう。交配ができなかった人間は無惨な形で死んでいくわけだが、その姿はまるで「進化」に取り残され仲間外れにされた挙句に独り死んでいく野生動物のようでもある。 不気味ながらも妙に美しい異色の世界の姿が、瞼に焼き付いて離れない。 また、混沌たる世界で、ただ一人冷静で聡明なナタリーポートマンが非常に良い。 ヒステリックにならず事態を懸命に解明しようとする姿は、暗い海を漂流するような本作において、一つの灯台のような存在だった。 そこに何があるのか。 何が起きているのか。 その世界で進化した人間は、もう元の彼/彼女とは別の生き物なのか。 次々と湧いて出る視聴者の質問に明確な答えは示されず、ショッキングな映像が続くため、非常に体力を削られるものの、生命の未知なる進化の姿を目撃しているような不思議な鑑賞体験だった。
感染家族
ナイト&デイ
ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生
ドクター・ストレンジ
窮鼠はチーズの夢を見る
ずるずると女との情愛に溺れていた恭一にとって、今ヶ瀬は何だったのか。 今ヶ瀬の何が、恭一にとっての「特別」となったのか。 それが最後まで分からなかった。 今ヶ瀬の魅力は、長年恭一だけを想い続けた愛情の深さだと思うが、半面、自身の孤独を埋める術を知らず、嫉妬深く情緒不安定となる危うさを持ち合わせている。 同性愛をなかなか受け入れられず、周囲にカミングアウトできない恭一の姿に苛立ち、寂しさを募らせる様は、これまでの恋人たちと何が違ったのだろうか。 また、浮草のように力なくフラフラと生きる恭一は、そもそもどんな人間なのか。 流されるままに女を抱いて、弱みを握られたとはいえ、男にも体を許す。 まるで主体性のない恭一は、過去にどんな恋愛をして、何に心を震わせてきたのか。 恭一の人間性があまり描かれていないため、彼のどこに今ヶ瀬というピースがかっちりと埋まったのかが分からないのだ。 心の機微を描いてこそ恋愛映画だと思うのだが、その心がよく伝わってこない一本だった。
ヴェノム
MARVELシリーズの代表的なヴィランの1人、すヴェノム!スパイダーマンの宿敵ですね。 スピンオフ作品で、ヴィランが主役なのは珍しいですが、ヴェノムの知名度と人気度のおかげでしょうか…! では、観てみた感想ですが… 面白かったです!ちゃんとヴェノムの能力も描かれていたり、寄生される側のトム・ハーディもクレイジーな演技が抜群でした。 あとは、ちゃんと筋骨隆々のヴェノムで安心しました。ひと昔前のサム・ライミ監督のトビーが演じていたスパイダーマン3でヴェノムが出てきますが、原作とは程遠い細マッチョヴェノムくんだったのでファンの中にはガッカリした方は多数いると思います。 今作は、そのことも払拭できてたのでよかったです! あと原作ではヴェノムって色々な人が寄生されているみたいですが、今作は元祖ヴェノムのエディ・ブロックでした! 今作がヒットしてスパイダーシリーズと合流なんてできればまた胸熱展開になりますが、どうなるでしょうか! また、今作を見る方はエンドクレジットも、是非お見逃しなく!
デッドプール
モテキ
サブカル好きな男子・女子には見どころ満載のストーリー!! 音楽、映像、登場人物まで全てがツボをつく映画です。 お金も彼女も夢もない幸世が付いた仕事は有名ニュースサイトのライター。 仕事の愚痴を毎日twitterでつぶやく幸世の前に現れたのは絶世の美女みゆきだった。同業種で趣味も合い、外見もドストライクなみゆきだが彼氏がいることが判明。戸惑いながらもみゆきへの想いを貫く幸世に様々な女子からの突然のモテ期が到来する。みゆきの友人の久美子やガールズバーの愛、上司の素子。それぞれの女性との間で翻弄されながらも、成長し、ついにはみゆきの彼氏と直接対決。みゆきも家庭がある彼氏と幸世の間で揺れ動いていた。 みゆきと一緒に行こうとしていたフェスで幸世はみゆきに想いを伝える。幸世の恋愛は成就するのか・・・? 幸世役の森山未來、みゆき役の長澤まさみ、久美子訳の麻生久美子の配役がベストマッチです。その他にもリリーフランキーや電気グループなどサブカル好きにはたまらないキャスト。出てくる場所もナタリーやフェスなど憧れの場所ばかりで楽しむことができます。ストーリーもコメディタッチで音楽もポップなものが多く、軽い気持ちで見ることができる作品です。
天気の子
シェフ 三ツ星フードトラック始めました
クリーピー 偽りの隣人
特に事前情報なしで視聴しました。 元刑事で、大学で犯罪心理学を教えている高倉の元に寄せられたとある依頼。 6年前に起きた事件の分析を頼まれるものの、解決には至りませんでした。 そんな折に引っ越した家の隣人がとにかく気味が悪いです。 隣人・西野を演じるのは香川照之さん。 まず言っていることがおかしいです。 高倉とその妻に対して、それぞれ接触するのですが、あることないこと言うのです。 映画を観ている側は「おかしい」と分かります。 しかし、登場人物はそのおかしさに気づくことがなかなかできません。 なぜなら西野が言うことが「巧み」におかしいから。 香川照之さんのどこか異常性をはらんだ演技が見事です。 物語は後半からちょっと不思議な展開をみせます。 「この作風どっかでみたなぁ」と思ったら、黒沢清監督作品でした。 黒沢清監督の作品は人間の心のえぐいところを切り取るものが多いので、好みが分かれるかもしれません。 「謎の隣人」の真相もおもしろく、最後まで飽きずに観ることができました。
バックドラフト
スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム
トム・ホランドがスパイダーマンになってから何本目?っていう作品ですが、歴代のスパイダーマンシリーズの中で一番コミカルで一番好きです。 あの世紀の大戦で大きな損失をした世界の後のお話で、止まっていた時間?(消えていた時間?)がまだ取り戻せていない世界の話です。 続編の世界の話を作ってくれてありがとう!!という気持ちです。 人種に配慮したのかヒロインは黒人女性の俳優になっているのも現代の世相を反映していてよかったです。 最初からちょっと胡散臭い雰囲気の異次元から逃げてきたヒーローは一体何者なのか? スパイダーマンのバケーションは守られるのか? 実態が見えない敵の正体は一体何なのか? アイアンマンの正当な後継者であるスパイダーマンは彼のように活躍できるのか? まだ若いアイアンマンが以前のスパイダーマンと同じように悩みながらそれでも戦い続ける姿は思わず応援したくなります。 悩みながらも戦うことを選ぶ勇敢な少年に対する最後のエンドクレジットの部分は思わずため息と次回作への期待をさせるものでした。 笑いの要素も忘れていなかったのも素晴らしい! 裏切りません!観ましょう!
トレイン・ミッション
レンタルビデオ店のPOPで列車暴走アクション系なのかと思って観てみたところ謎解き&サスペンス系の映画でいい意味で裏切られました。 リーアム・ニーソンのいぶし銀なカッコよさと、得意な哀愁漂う演技が秀逸です。 味方だと思っていた人がそもそも裏切っていたり、最後まで開示されない”なぜ自分が選ばれ巻き込まれているのか?”という問も最後はスッキリ解決してくれました。 何故か毎回離婚していたり失業した状態から物語が始まりがちなリーアム・ニーソンですが、最後は必ずヒーローになってくれます。 今回のトレイン・ミッションもそんな毎回のパターンを裏切らない作品ですが、裏の人間関係の複雑さと謎解き要素がちょっと新しいです。 話の殆どが列車の中という狭い環境で進んでいきますが、そのシチュエーションが更にパニックにさせてまた面白いです。 あと主人公がもすごく正義で賢いし(冒頭でお金に目がくらむ以外)強くて、やっぱりリーアム・ニーソン最強でかっこいいです。
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