キスから始まるものがたり
このレビューにはネタバレが含まれています
ゴッドファーザー
高校時代にDVD買って初鑑賞した時は、字幕と吹替どっちで観ても話が掴めなかったたしそんなに名作かなあという印象だったけれど、随分経ってから野沢那智版を鑑賞したら、死ぬほど面白かった。自分が成長したせいもあるだろうけど、野沢那智、森川公也、穂積隆信など名俳優の蝶々発止のやりとりと、べらんめい口調のテンポの良さと情報量と雰囲気を重視した木原たけしの名翻訳などが本当に素晴らしくて擦り切れるほど再生した。情報量に制約がある字幕や別撮りや直訳傾向にあるソフト版吹替では感じられなかった生の会話劇が本来吹替の魅力のひとつだと思う。勿論ゴッドファーザーは字幕だろう!と言う意見も理解するけど、吹替を観るとひとつの映画で色んな楽しみ方ができるし、情報量が格段に増えるし、映像に集中できるし、良いところも沢山あるんですよ。だから好きな映画は字幕と吹替どっちも観ましょうよ、と友達にいつも言ってる。勿論クソゴミファッキン吹替もあるけど。ご存知の通りゴッドファーザーのソフト版吹替(山路和弘)版と前述のテレ朝(野沢那智)版吹替の比較動画がニコ動にあるので、今では貴重な野沢那智の吹替是非観て下さい。多くの吹替観てきたけど日本一だと思います。
ベンジャミン・バトン 数奇な人生
ファイト・クラブ
華麗なる激情
ミケランジェロの伝記映画。冒頭、ナレーターが16歳の処女作から建設から400年経つサン・ピエトロ大聖堂をゆったりとしたカメラワークで映し出し解説する。映像でも分かる彫刻のきめの細かさには息を呑むばかり。そしてあのダビデ像。10分間の感動的なOPだ。タイトルバックの後は、やたらハイテンションな音楽をバックに大規模な合戦が始まる。20分間はとりあえず映像を観ろ!という感じでセリフは一切なし。 主義に反する仕事をやらされるミケランジェロの苦悩とそれに向き合う姿勢を描く壮大なスペクタクル映像。芸術家とパトロンの関係が分かるし、やりたくない仕事を押し付けられてイライラしてしまうのも大いに共感できるんだが、それ以上のドラマは一切なし。壮大な映像や美術や衣装も見所だが、2時間20分もあれば飽きてしまう。
ボウリング・フォー・コロンバイン
インターンシップ
ラブソングができるまで
ゼロ・ダーク・サーティ
ジャッキー・コーガン
ラスト・ウィッチ・ハンター
ヒトラーの忘れもの
ランボー
世界一キライなあなたに
アバウト・タイム 愛おしい時間について
ワンダー 君は太陽
主人公のオギーは生まれつきの疾患により顔が変形している。 幼い頃から手術や入退院を繰り返していたが、容体が落ち着き学校へ通い始める。 しかし、周りの生徒とは明らかに違う容姿が原因で周囲から虐められてしまう。 ショックを受けて落ち込むオギー。そんな彼をいつも家族が温かく支えてくれたおかげで、彼は何とか学校へ通い続けることができた。 次第に彼に関心を示し始める生徒が一人、二人と増えていき、彼は明るい学校生活を送れるようになる。 あらすじはこんな感じです。 この映画の見どころは、人と人との交流を丁寧に描いているところだと私は思いました。 基本的にオギーを中心に話が進められいくのだけれども、オギーの姉や、姉の友人、オギーの友人等、主人公以外の脇役にもスポットを当て、それぞれの視点でストーリーを追う展開となっているので、作品に深みが出る。 このような障害者が主人公の作品って、どうしても主人公の辛さや大変さが前面に出てしまっていて、他の登場人物達の心情は置いてけぼりになりがちだけど、上記の演出によってそれを回避しているのが巧いなと思います。 障害者に限らず病人等もそうかもしれないけれど、一番辛いのは本人だと頭では分かっていても、その身近にいる人だって辛い思いをすることはある。だけど表立って弱音を吐けない独特の苦しさも背負っているんですよね。 また、主人公の姉とその友人が年ごろになりギクシャクした関係になってしまうのだけど、そんな「障害」という点とは無関係なシーンも、この作品にリアルさを与えていて良かったです。 オギーの母が彼に対して言った「顔は過去を示す地図、心は未来を示す地図」という言葉が心に残りました。 他にもさり気ない名言がこの映画には散りばめられています。
炎のランナー
この「炎のランナー」は、1981年の作品で、その年のアカデミー作品賞を受賞した、いわば青春映画で、1924年に行われたパリオリンピックの史実に基づいて作られています。 監督はヒュー・ハドソン。デビュー作でいきなりアカデミー作品賞です。その後の作品、「グレイストーク」なんかも非常に良かったと思いますが、ヒットにはあまり恵まれていません。いわゆる「一発屋」です。しかし「一発屋」の作品というのは、そこに良さが凝縮されている魅力的な作品も多いものです。この「炎のランナー」もそんな作品です。女優も何人かは出てはいますが、正直あまり印象に残っていません。全体的に古き良き格調高いイギリスの感じが画面に出ていて、派手さはありませんが良い映画です。 後、ヴァンゲリスの音楽。これが無かったらこの映画はここまでヒットしなかっただろうと思うくらい良いです。ヴァンゲリスもこの音楽で世界的に有名になりました。当然サウンドトラックも大ヒットしました。
映画 聲の形
伝わる人には伝わりすぎて、つらい作品。 全てが汲み取れなくてもメッセージ性の強いものとなっている。 わたしは手話を習っていたり、聾者の方についての事前知識が比較的ある状態で観させていただいた。聾者ではないが、自分の体験談的にもかなり響きすぎて過呼吸を起こしながらずっと観ていた。 呼吸ができないことよりも何よりも、本作品内から伝わることがつらかった。 わたしはあの中の誰になるのだろうか。正しかっただろうか。 そして仮にそうだったとしてどうすることができて、どうすることが良かったのだろうか、と。 本作品を観た後には、ぜひネタバレありのいろんな方のレビューを見ていただきたい。そこまでがこの作品の良い所だとわたしは思う。 いろんな声を聞くと、思いもしなかった、見えなかった世界が見えるから。 物語の評価について。最後の方に少しだけ尺の問題を感じてしまったのがマイナスポイントで☆5はどうしても付け難い。本当はもっとあるがままに物語を展開させてほしかったのが個人的意見。
ワイルド・スピード SKY MISSION
ワイルド・スピード全作品視聴したことがありますが、シリーズの中で今作が一番好きです。シリーズ最後の登場となってしまったポールのことを想うと、ラストシーンでは何度見ても涙が止まりませんし、彼への愛が溢れる演出に胸打たれます。 好きなシーンが二つあり、一つは「あのサンドウィッチを~~」と言うシーンです。一作目から視聴しているからこそ分かるセリフで、知っているからこそ言葉の重さと、それまでに紡いできた物語の大きさや長さを感じることができ、感慨深いシーンです。 もうひとつは怪我をして病院にいたはずのホブスが、ガトリング銃を抱え「俺が鬼兵隊だ」と登場するシーンです。めちゃくちゃテンション上がります! 私はこのシーンでホブス、ひいてはドウェイン・ジョンソンが好きになりました。このたくましさは彼にしか出せないものではないでしょうか。必見です! 今作もまたド派手なアクション、カーアクションシーン満載です。車の格好良さも見どころのひとつですが、アクション好きの方にも是非見てもらいたい作品です!女性でも楽しめますよ!
メン・イン・ブラック:インターナショナル
メン・イン・ブラックのスピンオフ作品ということで、これまでの作品とはまた違ったテイストの作品だったように思います。地球の脅威となり、危害を及ぼす宇宙人を倒すという大前提が違ってしまったのが少し残念でした。意表をつくような設定は良かったとは思うのですが…。同じ設定の、別の作品と思って楽しむのが良いのかもしれません。 Mが幼い頃に出会ったエイリアンと再会するシーンがありますが、そのエイリアンとMが関わるシーンがもっと見たかったし、もっとこの二人のストーリーを深めてほしかったなと思いました。 しかし、シリーズ初となる女性を相棒に迎え入れたのがとても良かったです!「メン」イン・ブラックを「メン&ウィメン(男と女)」と言っているのも、なんだか感慨深かったです。さらっと進んで、なんてことないようなシーンでしたが、大きな意味を持ったシーンだったように思います。 新たなシリーズ作品が作られるかはわかりませんが、これを機に他の多くの女性エージェントが今作で活躍してくれると嬉しいなと思いました。
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