ザ・マミー/呪われた砂漠の王女
古代エジプトの悲劇。魂を売り憑依させようとして失敗し生き埋めの刑となったアマネット。王位の継承などという設定だが、絵的にもアマネットという一人の女性としても王位という古代の話ばかりで認められるものがない。奴隷と間違うしかないようなブスにいきなり古代の王位継承だなどという些末な話で大事なものを台無しにされた。最近女が古代で王位継承に失敗し指名手配犯になっていた。驚愕の映画だった。
塔の上のラプンツェル
このレビューにはネタバレが含まれています
ジュラシック・ワールド 炎の王国
ジョジョ・ラビット
1917 命をかけた伝令
オールド・ガード
コードネーム U.N.C.L.E.
友達が絶賛していたので鑑賞。私もはまりました。 興行収入的には滑ってしまったようですが、60年代のファッションがおしゃれでスタイリッシュで、私は好きです。 特に、スーパーマン役も務めるヘンリー・カヴィルが、美しい仕立てのスーツに鍛え上げられた身体を包んだ姿は垂涎もの! ガイ・リッチーらしく、時間軸が少し入れ替わりますが、必ず『回想シーンです』とわかるような演出で入れてくれるのでわかりやすかったです。 60年代の、冷戦時代を舞台とした作品ですが、ロシア側のスパイとアメリカ側のスパイが共闘するという珍しい設定です。さらにそこへ、イギリスの狸じじぃが一枚かんでいて、物語に深みを与えています。 調べてみたところ、一時期日本でも放映されていたアメリカのドラマがベースになっているようです。その当時とロシア・アメリカの関係が変わったからか、二人のスパイの関係性もアメリカ=ボス、ロシア=サイドキック(ヒーローを支えるキャラ、バットマンのロビンのような人)から、対等な仲間・ライバルになっているので、そこもまた楽しめます。
華氏451
「大人は分かってくれない」、「アメリカの夜」、「終電車」などなど、世界的評価も高いフランソワ・トリュフォーの汚点とも言うべき失敗作。原作は幻想的なSF作家の巨匠、レイ・ブラッドベリです。 まずタイトルの「華氏451」とは、紙が燃える温度です。これは紙=本を燃やす社会の話、いわゆる焚書が行われている話で、それを逃れるために戦うストーリーとなっています。ちなみに大ヒットした、マイケル・ムーア監督の「華氏911」は、この作品からきています。 1966年に公開されましたが、当時の技術を差し引く事が前提となる映画です。安っぽい特撮、レトロフューチャーの視点で見ればお洒落なデザイン、ダラダラした展開、撮影を任されたニコラス・ローグの映像の美しさ、困惑する演出、これらが一体となったのがこの映画です。 時を経て、2018年にアメリカのテレビ映画でリメイクされたようですが、評価はイマイチ。原作は面白いのですが、映像作品の題材としては難しいのかもしれません。ただ、一周回ってこれはこれで良い…という人もいると思います。
地獄の黙示録
監督のコッポラ自身が「この映画を撮っている途中で分からなくなってきた」と言うぐらいですから、相当なシロモノです。ベトナム戦争が舞台で、主人公が命令を無視した兵士を暗殺するためにジャングルの奥地へと向かう…というストーリーです。ですがコッポラが言うように、話はあっても無いに等しいくらい、段々と物語が破綻しています。それが乗れるか、乗れないかが評価の分かれる所です。 ジャングルの奥へと向かうに従って、段々と常識が揺らぎ、狂気が増していく。非日常の前線では狂った世界が当たり前。それらを観ていると、次第にこの映画に引き込まれいてきます。撮影を勤めるのは、名匠ヴィットリオ・ストラーロ。混沌とした狂気の世界を、美しい映像で捉えています。 音楽の使い方も良いです。ドアーズの「ジ・エンド」、ローリング・ストーンズの「サティスファクション」が効果的に使われています。中でもワーグナーの「ワルキューレの騎行」を聞きながら、ヘリを飛ばして村を攻撃するシーンは、同時とても話題になりました。
アス
同監督のヒット作「Get Out」と同様に、徐々に不安な気持ちが募り、真実が分かった時には背筋が凍る、そんなじわじわ系ホラーになっている。 自分たちそっくりの集団が現れた時の主人公たちの戸惑いと恐怖を描くのに、たっぷりと時間が使われていた。このシーンの不気味さはたまらない。嫌な予感に心臓がバクバクして、思わず息を止めて観ていた。 ストーリーの中に伏線が散りばめられていて、ラストに向かうに連れて真実に近づいていく。真実が分かると、何気なく観ていた序盤が怖くなってくる。恐怖はもっと早くから始まっていたのだと気づく。観終わった後、最初から見直したくなる作品だ。 自分たちそっくりの集団は鋭利なハサミを持って襲ってくる。それが恐ろしいのだが、思ったよりも精神的にキツくなる描写は少ない。また、主人公たちも謎の強さを発揮するので、惨劇という惨劇にはならない。スプラッター系の映画が苦手な人も観れると思う。 単なるホラーではなく、メッセージ性もある奥深い映画だ。色んな人の考察を聞いて、また見返してみるのも面白いと思う。
X-MEN:ファースト・ジェネレーション
『キングスマン』でマシュー・ヴォーンに、『アンクル』でガイ・リッチーにはまり、二人が共作しているということで鑑賞。 結果として、この作品でジェームズ・マカヴォイ、マイケル・ファズベンダー、ニコラス・ホルト、ジェニファー・ローレンスにはまり、チェーン鑑賞の沼につかることになりました。 特に珠玉なのはジェームズ・マカヴォイの美しさ!パトリック・スチュワートのプロフェッサーXもダンディでしたが、まだ鍛える前のジェームズ・マカヴォイは少年っぽくて『教授』どころか高校生のようでした…。 Xメンシリーズの重要キャラクター、マグニートーとプロフェッサーX。青年期は友人同士だった二人は、なぜ袂を分かち敵対することになったのか? ヒュー・ジャックマン演じるウルヴァリンを主人公していた旧三部作の過去が描かれて行くシリーズですが、過去編なので旧シリーズをあまりよく知らなくても楽しめます(もちろん知っていたらもっと楽しいです)! 4作目以降は、版権を持つ会社が変わるとのことでちょっと残念です…。
SING/シング
チャーリーとチョコレート工場
テイムバートン監督作品はどれもこれも不思議に満ちていて楽しめる。始まりはいつも似ているがそこがいい。ジョニーデップ主演のリメイクバージョンでも面白かった。ジョニーデップはどうしてこうも、特殊メイクが似合うのか。チョコレート工場の工場長なのに歯科医の息子で。。 チョコレート工場の中も楽しすぎるパラレルワールド。出来の悪い子供たちがいかにも顔ぶれで、見事だ。ひとりずつ、やっつけられていくたびに気分がよい。 この作品の主役はジョニーデップ演じる工場長でもあるが、貧乏人でもある子供だった。。彼はただの正直者だけれど、その優しさが気に入られて後継になるという勧善懲悪が気持ちいい。誰もがなんでも持っているわけではないが、こうして財産を分かち合うという手もあるという良い教訓だと思う。 映像的にも充分楽しめた。特にリスたちが働いているところがいい。暗い事情からスタートするが、ちょっかいを出した子供が報復をうけ悩みは解消し、ラストハッピーエンドでいい気分で見終えた。
ライフ・イズ・ビューティフル
アダムス・ファミリー
コミカルな音楽と思い切りのいいダークファンタジーとして楽しめる。とにかくおじさんが気持ちの悪いキャラクターをしているんですね。これはもう、表現できないくらいの変人キャラで、他の家族に比べると際立っているんです。毒舌ぶりの子供、夫婦の美意識とアダムス・ファミリーにはエキセントリックがつきもの。両親はダークながら美男美女、子供もそれなりのビジュアル。 娘は結構可愛いのに。。吸血鬼とか、悪魔の世界なみなのです。そういう陽の当たらない世界に生きるアダムスファミリーですが、なぜか憎めないのです。狂気的なファミリーの世界観にお邪魔する感じでした。キャストをみるとよくわかるのですが、メイクの効果もかなりのものです。俳優女優の顔とキャラクターを比べると、メイク前の顔は想像がつかない。吹き替えで鑑賞すると短に感じられました。
E.T.
ターミナル
ターミナルはラストまで見てようやく、えー、そうだったのかあ。。と感動できる。つまらないと感じるかどうか。ラストは空港から出ることができる日が訪れるのだけれど、そこで主人公の目的をどう解釈するかは見ている人次第という映画だと思う。トムハンクスの演技が好きで見たものの、途中の経緯はつまらないと感じていた。女性と出会ったり、妙な連中と出会ったり、生産的な出来事が一個もないんだから。 でも、ターミナルでのこうした退屈な日々を得て、外に出ることができたとき、主役のトムハンクス演じる男がそこまでする動悸を明らかにする。心が痛むような暖かいような、とてもいい話ですが、これは見る側が経験したり、感性の受け取り方もあると思う。トムハンクスは言葉少なめで不器用な役ながらも暖かい人を演じている。 映画グリーンマイルのように、見る側の感性に訴えるような、そんな作品だからラストまで見ることが重要です。
プラダを着た悪魔
アンハサウェイは格別な美しさゆえにダサい格好でも、見れると再確認できた。強いていうと、余計なお世話だけどプラダは似合わないと、思う。彼女の肌の色や髪、美しさならプラダで着飾る必要はない。一方、ヴォーグの編集長はイギリス人で子供っぽいような内向的な感じがあったけれど、メリルストリープ演じる編集長は大人っぽくてかっこよかった。彼女といえば、永遠に美しくを思い出す。映画作品のなかで超人的な 存在感を醸し出しているのだ。ヴォーグに勤めるもののプライド、意欲、野心というものが程よく描かれていたので、気持ちよかった。日本人と違ってスパと言い切ってしまう気持ち良さ、これは 一流でないと嫌味になってしまうから、素敵。ラストはチャンスをものにしないお人好しに、それじゃだめだとツッコミを入れてしまいたくなった。あのニヒルな微笑み、メリルストリープの演技とファッションがかっこよくて、何度もリピートして見てしまう。ファッション、ビジネス、ニューヨークの街並み、キャスト、どんなところに注目するかは人それぞれだけど、特に女性におすすめできる。
コララインとボタンの魔女
ファインディング・ニモ
クマノミの父と子二匹の暮らし、過剰に心配性な父と天真爛漫な子供ニモとの関係が微妙な印象。普通父は子供を冒険に出させるものだと思うけど、ニモの父は過保護に育てている。それは、クマノミが海の生物のなかでは弱い立場であるから。そんなクマノミの生態がとてもよくわかって面白い。それにニモはまだ小さい。登場する仲間は多くはないものの、仲間ではドリーのキャラクターが変わっていてつかめず、面白い。ストーリー的には細かくてひたすらクマノミの父親がうるさい存在だけど、ニモは可愛いし、海の中の映像美を堪能することができ、ファンタジックで夢は見れた。クマノミって可愛いと、子供の好奇心をくすぐる子供向け作品ではあるけれど、大人も楽しめた。
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