イップ・マン 宗師
イップマンのいままでの映画とはちがった作品になっているので、過去のイップマン作品と比較してみると期待外れかもしれません。 日本の描き方も日本人から見ると少し?です。 イップマンがまだ警察官だったころの作品で、悪者として日本軍が頻繁にでてきて、警察が動かない事を理由に、警察を辞め、一人悪人と戦う姿を描いている。 自分の師匠の弟弟子も日本軍に殺されるシーンがあるが、今一そのシーンの理由がわからなかった。 かなり日本人を悪く描いている。あまり観ていて面白くないというのが感想なのと、ナチスドイツみたいに描いている。当時はそういうものだったのかもしれないが。(敵国からみれば) 正義の味方、黒仮面としてマスクをつけた正義の味方のイップマンがみれる。日本の昭和の正義の味方感がかなりでている。 アクションは見ごたえある(作品の冒頭あたりのは)が、ストーリーのつながりがあまり見えてこない。 この作品は何を伝えたかったのだろう。日本人だからそう思うのか?それとも? この作品は、作品の冒頭と最後は、イップマンらしさがでているかなと思います。純粋に悪者を倒すイップマンという図式がでている。 ただ、ラストシーンは疑問でした。 自分としては正直、期待外れだった。
キングスマン:ゴールデン・サークル
とても時間の余っていた時期に公開していた映画で、一応何か映画館で観たいなぁと思い予告を漁っていたらこれがすごく面白そうだなと思い立ち映画館で観ました。 結論から言うと私には駄作でした。最初の方の車の上でチェイスするシーンからして嫌な予感がプンプンし始めていたのですが、途中からの敵も味方も入り乱れてのドタバタ劇が始まる頃には完全にチケット代金の無駄死にになりました。 確かに小技を効かせたり、一介のテイラー屋がスーパーヒーローだったり、スーツケース型の武器なんかは見所があるのですが、脚本とストーリーが全てを台無しにしてしまった。ジョークも下品で、これって英国作品だったよね?と帰ってからクレジットを見直すほどに酷かったです。 セキュリティの矛盾とか筋の通っていないキャラとか。そういうオフザケ映画じゃない!と言ってしまえばそれまでなんですが、あまりにもご都合主義が酷いので何を意図して作ったのか、どのようなことを読み取ってほしくて興行に踏み切ったのかが甚だ疑問でした。 もしかしたらこういうハチャメチャやる映画が好きな人なら楽しめる作品なのかもしれませんが、私には映画館でこれを観た!という記憶しか残りませんでした。
スパイ・コード:CICADA 3301
このレビューにはネタバレが含まれています
犬鳴村
ホラー映画を評価するに当たって、一番大切なことは怖さである。 もちろんホラー映画を銘打っても、その中でも細かくジャンルがあるし、一概に怖さが必要かと言えばそうでもないが、それは映画自身の持つテーマがそれぞれ違うからで、観客を怖がらせようとしている以外の何物でもないホラー映画であれば、怖さが一番大切だと考えている。 この映画の致命的な部分は、怖くない、そこに尽きるのである。 元々、私が犬鳴村という実在している怪談であれば怖いだろうと簡単に解釈をして見てしまったのが間違いだった。 怖がらせようという気概と実際に演出はあるのだが、そもそものストーリーが中々理解できずに進んでいくので、どういう話なのか頭の中で考えこんでいく内に物語が終わってしまう。 恐怖という感情は不確実性から生まれると言うが、それは恐怖の根源に対する解釈であって、ストーリーや登場人物たちといった前提部分を理解しなければ、恐怖するまでに辿りつかないのだということが今回の映画でわかった。 おそらくストーリーが分かり辛かったのは、脈略がないまま次々に場面転換をするためだと思われる。 更に、登場人物たちの立ち位置が分かり辛く、家族なのか兄なのか弟なのか親子なのか恋人なのかがわからず混乱した。 中盤からの展開も理解し辛く、血族から脈々と繋がれている呪いがあることはわかったのだが、そこからタイムスリップしたり、死ぬんだろうなと思った人間がしぶとく生き残ったのにやっぱり死んだり、終盤にお決まりの後味の悪いオチが想像していた通りだったので、ホラー好きほど見辛い映画になっている。 もともと、清水監督との相性が「呪怨」から良くなかったので、自身との相性の悪さを思い知らされた作品であった。
スマホを落としただけなのに
先生! 、、、好きになってもいいですか?
あぁ何だかいいなぁ…と思えるような恋愛映画でしかも邦画が無いかなぁ?と探していたところネットでこの映画が面白いと評価していた。でも何だかベタな展開っぽいし、外れ引きそうだなとは思ったのですが思い切って見てみることにしました。 内容は女子高生の響(広瀬すず)が伊藤先生(生田斗真)に一目惚れし、もどかしくも一途に想いを…というやはりベタな展開がまっていました。広瀬すずの演技ってあんな感じだっけ?なんか今どきの女子高生っぽくないようなフワッとした感じでキャラ設定がちょっと微妙に感じます。 対する伊藤先生役の生田斗真はクールに淡々と教師という職を全うしようとしながらも、自分の信念は曲げない頑固さも持っていて、女子が好きになるのもちょっとわかるような気もするキャラでしたね。 途中まではまぁ何となく見れていましたが、響が夜の街で見知らぬ酔っ払いに、自分の思いのたけを全力でぶつけるシーンで一気に萎えました。あそこはもうちょっとうまくファンタジーに出来なかったのでしょうか? 現役の女子高生が見れば感動もあるのかもしれませんが、いい大人がみるものではない気がする作品でしたが、「好きになっちゃいけない人だったんだね」とうなだれる響に友達の恵が「世の中には好きになっちゃいけない人なんていないよ!」と全力で励ますところだけは好きなシーンでした。予告でも出てきますが、あれは流れの中で見るとちょっと感動する場面です。
キャノンボール
バート・レイノルズ、ディーン・マーチン、サミー・デイヴィスJr、ロジャー・ムーア、ジャッキー・チェンといった当時のオールスターで送る壮大なるバカ映画です。コメディ?アクション?いえ、B級バカ映画です。 今でもよく見かけますが、この映画が作られた当時はカーアクション映画がとても人気がありました。どれも二匹目、三匹目のドジョウ的作品ばかりで、甲乙というか丙丁付けがたい映画がたくさんあったような気がします。その中でも代表的なものが、この「キャノンボール」です。内容はアメリカ大陸を横断するレースの最中、古臭い演出、寒いギャグ、野暮ったいセクシー女優が活躍する映画です。 たまにこういう作品は「一周回って面白い」といのもあったりしますが、何周回ってもひどい映画だと思います。少なくとも私はそうでした。唯一、当時のセックスシンボル的な女優、ファラ・フォーセットが見れる資料としてなら、まあまあの価値があるでしょう。
屍人荘の殺人
バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生
見る前にも評判がかなり低いのは見てたから全然期待はしてなかったけど、それでもがっかりするくらいこの映画はとにかくくだらない。 昔のバットマンシリーズの良さがこの映画には欠片もなかった。 まず、ストーリーが穴だらけ。見ながら気になってしまうところが多すぎる。 ベンアフレック普段演技悪くないから監督のせいだと思うんだけど、演技も全体的にすごくしょぼい感じがする。 一緒に映画館で見た友達も映画としては好きじゃなかったみたいだけど、アクションシーンの演出がすごくよかった〜とは言ってたから、そういう楽しみ方ができる人ならある程度楽しめる映画かも。 わたしにとっては、時間の無駄使いでしかなかった。 はぁ。見たのは数年前なのに、こうやって感想を書いているといらいらが再び湧いてくるw もう一回ダークナイト見て忘れよう、、
ムカデ人間
ゾンビの中心で、愛をさけぶ
ワザアリ!な設定の新感覚ゾンビ映画、のハズなのですが。。。 出ないわ出ないわ、ゾンビがぜーんぜん出ません! ま、まあそーゆータイプの映画もあるんでしょうけど。あくまでゾンビ・パンデミックが起きましたよ!っていう設定だけ頂いてるだけでしたわ。。。 いやいや、にしたってもうちょい、ゾンビパニックと絡めてくれないとタイトル詐欺もイイトコ!っと思ったら、原題は『Zoo』ですと。全然ゾンビと違うやん。 家から外に出られない二人と、動物園のオリの中の動物とを揶揄したタイトルなのかな、と勝手に思ったり。 ま、どっちにしたってツマンナイですが。 緊張感がないし、二人の人間性が悪くてイマイチ共感も難しかったです。 ラストは流石にゾンビ映画になりますが、コメディ色のある作品にしては救いのないオチです。でも、感動するまでには至りません。 ワンシチューションの映画って、制作費は抑えられるだろうけど、面白いか否かの博打感がスゴイので、要注意ですね。
名探偵コナン から紅の恋歌
以前にやった迷宮のクロスロードで平次と一葉ストーリーが人気を博し、いつしか平次の映画だからきっと面白いという前評判がネットで散々煽られ前評判が凄く高かったコナンです。 今回も東の新一、西の服部の推理合戦が見れるのかと思った人も多かったのではないでしょうか。それだけ迷宮がきれいにまとまっていたと言えるからですかね。 でも今回はちょっと酷かったと言わざるを得ません。あまりにもカルタの特訓(?)みたいなのが引っ張り過ぎですし、なんでもかんでもカルタにかこつけ過ぎの感が見て取れて間延びしてしまっていると感じます。 テレビ局でのテロも、何だかお決まり感が強くなってきて最初に何かが大爆発するのよね。ってなんの刺激もありゃしません。今回の映画を見てつくづくコナンっていつから推理をあきらめたの?って思ってしまいます。これも監督が代わって興行収入を伸ばさんがための脚本になってしまってアクションというわかりやすい絵を見せることで惹きつけてきたのかもしれないが、ストーリーは子供達にとって一層わからなくなっていっていてすでにコアなファン層のどこをターゲットにマーケットを練っているのか?と理解ができません。 年々酷くなっていくコナンですが、ちゃんと推理で魅せる映画にそろそろ戻して欲しいと願います。
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