DIGGER/ディガー
イニャリトゥ監督、トム・クルーズ主演のブラック・コメディということで、興味津々で鑑賞。 う〜ん…なんか高尚すぎるなぁ… トム・クルーズやジョン・グッドマン、俳優陣の演技は良かったし、演出や映像に面白味もあったけど… なんか説教臭いというか… 皮肉が効いてて鋭い社会風刺ではあるけど、そこに「痛快さ」みたいなものをあまり感じられなくて「うわ、おもしれー!」とはならなかった。 まぁもちろん、自分の知識不足、理解不足もあるのだろうが… 同じタイプの風刺コメディだったら「ドント・ルック・アップ」の方が痛快で断然見やすい。 「ディガー」はなんか高尚でインテリな笑いって感じで、鼻につくというか… あとセリフも多いし、字幕を追いながら映像も見て、なおかつ考えを巡らせて意味を理解するのが、日本人には少し難しいと感じた。 入れ子構造の物語も「おっ!」とはなるけど、これが効果的なのかどうか、頭の悪い自分にはよく分からなかった。 まぁ賢い方々が観たら面白いのだろう… イニャリトゥ監督、「バードマン」はめっちゃ好きなんだけどな…。
バックルームズ
空間的な面白さや不気味さは新鮮でワクワクしたし、映像体験としては楽しかった。 でも面白いっちゃ面白いんだけど、個人的にあともう一つ何か驚くようなものが欲しかった。 「結局、あの空間は何なの?」って部分は人それぞれ考察できるし、あれで良いとも思うけど、それとは別にあと何か一つ「おおっ!」って思わせてくれるアイデアが見れたらなぁ… ドラマパートも悪くなかったし、出てくるバケモノ的なキャラの造形も良かったんだけど… 結果として「不気味な空間が面白い」って印象で終わってしまった…。
オデュッセイア
ノーランの超大作だし、ヒットもしてるので、IMAXで鑑賞。 それなりに予習して観たので、それなりには楽しめた。 ただ、そもそも原作が紀元前のものだし… 神々とか巨人とか怪物が出てくる荒唐無稽な話なので、乗れない人は乗れない… で、個人的にはファンタジー的な物語はあまり乗れない派… それでも、物語の知識やテーマを事前に多少予習していたこともあり、まずまず興味深く鑑賞はできた。 そしてやはり、IMAXの映像や音の迫力はアトラクション的な映画として十分楽しめる。 クライマックスのアクション・シークエンスもなんだかんだ気分上がったし。 オデュッセウス強すぎ…笑 ま…でも、もう一回172分あるこれを観たいかと言われれば…もういいかな… やっぱり好きなタイプの物語ではない…。
お金かかっているなぁ 長いなぁ、早く終わらないかなぁがIMAXで見た自分の感想でした。。 こういったファンタジーもので一切共感するポイントがない映画は自分には合わないみたいです。 話題作で評判もよさそうだったのですが。。 DUNEとかも全く刺さらなかったタイプなので、DUNEが刺さらない人はオデュッセイアも刺さらないのでは?と思いました。 少しずつ矛盾するストーリーも散見されて、そういったところ自分的には集中力を削ぐ原因に。 もう少しコンパクトにまとまっていたら大絶賛できたかもしれません。 後半のシーンのために壮大な前フリがあるんですが、前フリが長すぎ、そして後半のシーンになってもなんだかダラダラで、うわぁまだ続くんだ早く終わらないかなとひたすら思ってしまった。 キャストにも映像にもお金がかかっているのはわかりますが、ある程度のジャンルやストーリーを把握してから見ないとだめだなと痛感しました。
オブセッション 災愛
このレビューにはネタバレが含まれています
映画ちいかわ 人魚の島のひみつ
ロングウォーク
シラート
サンキュー、チャック
スマッシング・マシーン
プロジェクト・ヘイル・メアリー
ブゴニア
ヨルゴス・ランティモス監督×エマ・ストーンがタッグを組んだ5作品目の昨日、「ブゴニア」。 女王陛下のお気に入り (2018年) Bleat (2022年) ※短編映画 哀れなるものたち (2023年) 憐れみの3章 (2024年) ブゴニア (2025年/2026年公開) 『ブゴニア』は、韓国映画『地球を守れ!』をリメイクしたSFコメディスリラーで、日本では2026年2月13日に公開。エマ・ストーンが役作りのために丸刈り(坊主頭)になったことが印象的。 今までのヨルゴス・ランティモス監督×エマ・ストーン作品が好きだった方は、本作ブゴニアも楽しめると思います。 *「ブゴニア(Bugonia)」の意味 タイトルの「ブゴニア」は、古代ギリシャの儀式に由来します。 意味: 牛(Bous)の死骸からミツバチが誕生(Gonia)するという、「死から新たな命が再生する」という自然発生説的な信仰を指すそうです。 劇中では、既存の秩序や人間性を破壊し、自分たちが信じる「新世界」を再生させようとする登場人物たちの歪んだ狂信性を象徴するキーワードとして機能しています。 印象だったキャストはジェシー・プレモンス。 エマ・ストーンをエイリアンだと疑う男役です。 この方、シビルウォーで赤いサングラスの兵士を怪演された方です。このシーン派手な演出はないのにめっちゃくちゃ怖くて印象的で、「赤いサングラス」と聞いてすぐに思い出せるシーンです。 今作も素晴らしい演技でした。
オリエント急行殺人事件
アガサ・クリスティの小説の映画化作品。 列車内での殺人事件を描いていますが、ハイソ・上品、上流階級的な映画。 監督は、ネットワークのシドニー・ルメット。 演出は、キリスト教宗教の静謐の演出で、一級です。 次に、イングリッド・バーグマンの演技が、印象に残りました。 他に、批判があったようですが、リチャード・ロドニー・ベネットの映画音楽、も、キリスト教宗教を表現出来ていて、素晴らしい。 キリスト教嫌いの人たち、は、観ておくべき1本、と言えます。
アマデウス
冒頭の、サリエリが病院に搬送されるシーンに、交響曲25番第1楽章の音楽は、ミステイクでは。 次に、歌劇:ドン・ジョヴァンニ のシーンは、本当に素晴らしい。 さらに、サロンで、モーツァルトが、13管楽器のためのセレナーデ、の終曲、を指揮するシーンの演出は、すぐれています。 しかし、レクイエム、を、ラストシーンに置く構成は、いかにも定型的で、ガッカリ。 結論としては、 当時にタイムスリップしたような、全体的の仕上がりに感心する、ゴージャスな映画作品には、違いありませんが、程々です。
HELP/復讐島
サム・ライミ監督の作風を理解してる人なら絶対に満足する作品だと思う。 過去作で言うと「スペル」に近い塩梅かと。 設定はほぼほぼ「逆転のトライアングル」と同じ。 でもこっちの方が良い意味で低俗で悪ノリで、完全にコメディに振り切っている。 まぁどっちもゲロ映画ではあるが…笑 しかも、ただのクソ上司に対するリベンジ系映画にはせず、観客の心情を右往左往させてくる展開はさすが! それでいて、ちゃんと終始笑わせてくれる。 (実際、映画館でもあちこちで笑いが起きていた。) 終わり方も本当にスマート! このくらいがちょうど良い。 あと、主演の2人が素晴らしい! この2人の演技合戦でもある。 (早めにいなくなる脇役社員たちも良かった。) とにかく、多少のグロ描写は平気で、ブラック・コメディ(不謹慎ギャグ)に理解ある人なら十分楽しめる。 サム・ライミにはこういう類いの映画を量産してほしい。
ランニング・マン
「ベイビー・ドライバー」「ラストナイト・イン・ソーホー」のエドガー・ライト監督の新作ということで鑑賞。 「ショーン・オブ・ザ・デッド」などの初期作品もまぁ普通に好き。 結果、スティーヴン・キングの原作(未読)ということもあってか、観ててあまりエドガー・ライト作品っぽさを感じなかったな。 そこを期待してたので、少しガッカリ… が、エンタメ作品としては良作で、ぜんぜん普通に楽しかった。 登場するキャラクターも、リアリティショー「ランニング・マン」も終始バカっぽくて、そこを笑える人であれば楽しめる作品だと思う。 ただ、ラストのくだりは(自分の理解不足か)ちょっとわかりづらかったし、尺も長めでグダグダ感も少し感じた。 この手のジャンルなら、もうちょいスカッとさせてほしかったな。 映画から帰宅後、未見だった同原作のシュワちゃんの「バトルランナー」(1987年)も視聴して比較。 単純に言うと、こっちはバカ度がマシマシで、これはこれで楽しかった。(当時の評価は低いようだが…) トホホ映画感もあるけど、出てくる敵キャラたちは「バトルランナー」の方がぶっ飛んでて魅力的だし(ただ皆あっさり負ける…)、終わり方もこっちの方がスカッとした。 ゲームの視聴者が主人公(シュワちゃん)を応援するようになるキッカケもわかりやすかったな。 比べると、どちらにも一長一短がある。 もちろん「バトルランナー」は30年以上も前の映画だから、今回の「ランニング・マン」の方がブラッシュアップされて描写やルックは格段に良いし、作品としての完成度は高い。 ゲームのルールも、全米をフィールドにした全視聴者参加型の方が面白いしね。(「バトルランナー」は狭いフィールドで、視聴者は参加しない。) 結論、原作にわりと忠実らしい本作「ランニング・マン」と、ハチャメチャパワープレーのシュワ版「バトルランナー」を見比べて楽しむのが正解。
プリティ・ベビー
撮影監督のスヴェン・ニクヴェストの撮影技術が、素晴らしい、フランス映画(制作:アメリカ)。 舞台は、アメリカですが、描かれているのは、昔のフランス。 死刑台のエレベーター、鬼火、等々 の頃 と比較すると、ルイ・マルの演出は、尖鋭的が足りませんが、しかし、カットの割り方は、100%フランス的、ラストシーンまで、箍が緩まず、持続します。 これは、映画芸術 作品 として、必見の映画では。
ヒッチコックの映画術
この映画は、推理が含まれたドキュメンタリー的映画。 しかし、疑惑の影、引き裂かれたカーテン、北北西に進路を取れ、に関しての解説は、大変、興味深いものがあります。 ヒッチコック映画のファンは、必見かも。 画質がいいので楽に観れます。 ちなみに、本作は、日本で1981年に出版された、トリュフォーがヒッチコックにインタビューしたときの録音を活字にした有名な本、とは、無関係の映画作品です。
コート・スティーリング
「レスラー」「ブラック・スワン」のダーレン・アロノフスキー監督の破天荒アクション・クライムムービーということで、一体どんな作品に仕上がってるんだ!?と期待して観に行った。 結果、めっちゃ楽しかった! というか、前作「ザ・ホエール」と作風が違いすぎてビックリ! ダーレン・アロノフスキーって、こんな巻き込まれ型の娯楽作品も撮れんのね!? 起きてる事はすごいシリアスなのに、なんか笑っちゃう…絶妙で不思議なバランス! 登場人物たちの魅力、主人公の挫折、98年のニューヨークという時代背景、猫と…それらがうまい具合に絡み合って最後までずっと楽しい。 いやでも、起きてる事はあくまでシリアスで可哀想なんだけど… オースティン・バトラーは男前だなぁ。 モヒカンのラスとユダヤ人兄弟も良い! あと、ローラ・ダーンの使い方… そして、本作はネコ映画でもある!最高!!
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