インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説
このレビューにはネタバレが含まれています
ドント・ハングアップ
天誅もの、といった感じでしょうか。 かなり悪質なイタズラ電話をかけ、相手の反応をネットで公開して遊んでいる青年たちに悪夢が押し寄せます。 出だしがかなりいいです。 警察から電話がかかり、慌てる女性。 しかし、それは青年たちの仕業……となってからのポップな展開をみせ、登場人物がSNSの画像と共に紹介されます。 このあたりがうまいだけに、のちの展開がちょっと残念かな。 実際のところ「あれ」をやるのがどこまで本当に可能なのかがよくわからないんですよね。 ちょっと展開的におかしなシーンもちらほら。 本作はおそらく、その「ツッコミどころ」はあえてやっているのではないかと思います。 本当に描きたかったテーマは「無邪気な悪意」と「純粋な悪意」との戦いなのではないでしょうか。 そこを描くには多少の無理も仕方なし、なのかもしれません。 無邪気な悪意がもたらした不幸な結果。 彼らは自身のしたことの「その後」までは想像していなかったことでしょう。 物語的にはかなり無理はありますが、少々スッキリしてしまう作品でした。
ドリーム ホーム 99%を操る男たち
キャストは良かったです。 マイケル・シャノンは相変わらずの存在感だったし、アンドリュー・ガーフィールドの悪に染まりきれない感じも良かった。 でもなあ・・・何というか、終始ピンと来なかったです。 リアリティがしっかりあるのは分かるのです。実際、実話ベースらしいですし。 差し押さえのシーンとか、臨場感があって思わず惹き込まれましたもん。 でもね・・・まずリーマンショックがどうにもピンと来ない。そんなのあったような・・・というレベルですからw そんでもって彼らの商売のシステムとか、その違法性とかも、最後まで観てもピンと来ず、何となくでしか理解できませんでした。。。 ここまでの強制退去自体、日本人には馴染みのないモノだからかもしれません。 まあ単に僕の頭が悪いだけかもしれませんが(汗) 従って物語への没入感も微妙でした。 DVDのパケ裏に『まるでアメリカ版「闇金ウシジマくん」だ!』って書いてた映画評論家の方がいらっしゃいましたが、それはどうかと。。。 正直「どこが?」という感じ。 あと、社会派サスペンスらしいですが、サスペンスの部分はかなり弱いです。パンチが全然利いてない。やっと盛り上がってきた!と思ったらエンディングなので、物足りないです。 音楽は緊張感があって良かったです。
スーサイド・スクワッド
絶対面白いです。マーベル映画に負けていません! ウィル・スミス演じる「デッドショット」も魅力的ですが、やはりここはイカレすぎて可愛い「ハーレイクイン」を見るべきでしょう!とにかく、ジョーカーに一途すぎて痛みも暴力も何でもOKになってしまった彼女は、どの凶悪犯よりもチャーミングで恐れ知らず。彼女がどうしてここまで人気なのかが良くわかる一本です。 ストーリーとしては、スーパーマン不在の地球を守るための「タスクフォースX」のために、悪党の凶悪な力を役立てようとしたら、うっかり最恐の魔女に裏切られて、そのもみ消しのために「スーサイドスクワッド」部隊が突入される、というトンデモストーリー。 ここでその「トンデモ」に文句をつけては絶対にダメです。これはこの「トンデモ」具合をどうエンターテイメント的にオチをつけるかが、とても大事! ラストには悪人たちの仲間意識や償いきれない過去、本当に心から望むものは実はノーマルな生活……などメロウな部分があるのも、最高に心にぐっときます。 絶対元気になるし、見ていて心が喜ぶ映画です。おすすめです。
屋根裏の殺人鬼フリッツ・ホンカ
300 <スリーハンドレッド>
[リミット]
起きたらいきなり狭い場所に閉じ込められている。何がなんだか分からずパニックに陥る。そしてだんだん落ち着いてきておかれている状況を理解するが、命の危険にさらされているのはわかるのですぐに癇癪を起こして普通の精神状態でいられない。パニック映画は天災や事故のように大規模なものが多いが、ただ閉じ込められているだけでもこれだけの緊迫感が出せるのはすごいと思いました。暗くてジトッとした暑さというのは恐怖感を増大させますね。犯人とのやり取りや外部の人間と連絡を取るための携帯電話の電池残量が、また微妙な感じでいいですよね。連絡を取れるということはそんなに深く埋められているわけではないのでそれが生きることにつながるのではと思える分、彼の焦りはものすごく伝わってきます。外部の人間もすごく親身になって助けてあげる風なんですが、本気になって助ける気がないのがわかります。埋められている恐怖もありますが、助けてもらえないと感じる恐怖がさらに彼を追い詰めている所がこの映画のキモです。棺の中でも小さなトラブルがちょこちょこ起きて、この人の精神を少しずつ追い詰めて行きますよね。最後はすごい終わり方ですね。
真夏の方程式
真夏の海辺の街を舞台にしたガリレオシリーズの映画ですが、いつもの感じと違うのは決まり文句がないからか少し異質かもしれません。湯川は資源開発と海の保存という二択に揺れる街の会議にアドバイザーとして呼ばれているのですが、男の子もある旅館に夏休みのあいだに過ごすために訪れました。殺人が起きるのですが、これが昔の事件が引き金になっていてスムーズに実行するために子供を利用したという部分が非常に心が重くなってしまいます。悪い人間ではない人が殺しをしてしまって、関係ない子供も関わってしまうという部分は大きくなった時にどう感じるのかとにかく辛かったです。容疑者Xの献身にも何か似ているような感じがするのは、大事なものを守るために殺したからでしょう。 子供の夢を叶えるために湯川が協力する場面は、夏の宿題にも向いていてこの作品の中で一番心温まる場面でしたね。それ以外はいきなり訪ねてきた人間を殺してしまったり、話が飛躍している感じがしました。男の子の未来がどうなるのか、それが気になる作品です。
オール・イズ・ロスト 最後の手紙
スカイスクレイパー
ドウェイン・ジョンソン演じる主人公が、とにかくタフすぎることが印象に残る映画でした。家族を守るというたった1つの動機のために、何度でも命懸けの行動をとるヒロイックなお父さんが素敵です。 良くも悪くも超王道のアクション映画で、相手のテクノロジーを利用して逆に報復しようとする悪玉と、敵か味方か分からない資本家と、愛を動機に行動する一人の男性といった、分かりやすいキャラ立て。何よりも中心にあるのは、燃えている高層ビルを、知恵と筋力によって通過していく、主人公のアクションです。この点がブレないのが良いです。皆で観てワイワイ楽しめる映画だと思います。 序盤は、既に前線を退いて、静かで平和な暮らしを望んでいる落ち着いた男性として登場する主人公。襲い来る危機を前にしても、スーパーマンのようには戦えず、被害を被る普通の市民……といった印象なのですが、燃える超高層ビルに家族が取り残されたと知るやいなや、火事場の馬鹿力とばかり、どんどん超人的なアクションを披露していきます。このメリハリが良かったです。 また、義足であることを活かしたアクションがところどころあるのも、アクセントになっていて決まってました。本作の危機は、対人間戦もありますが、全体的に落ちたら終りの「高所の恐怖」で、ヒヤヒヤさせるアングルの連続です。高いところが苦手な自分は、観ていて結構汗びしょびしょになりました。
犬鳴村
有名な都市伝説、犬鳴村を題材にしたホラー映画です。 ただまあ、あんまり面白くはないかな……というのがざっくりした感想ですね。 ただ全体的には手堅い作りだと思います。物語全体に漂う嫌な雰囲気、犬鳴村に関わったことで狂気に陥っていく人々、村に隠された過去と因縁、などなど。 でもあんまり新しくないんですよね。10年前の映画だと言われても納得してしまう感じがあります。 ストーリーには特に意外な展開もなく、あっとこちらを驚かせる恐怖演出があるわけでもなく、社会風刺などのメッセージ性が示されているわけでもない。ホラー映画の進化というか、時代の潮流に取り残されてしまっている気がします。 呪怨の清水監督が撮っていることが前面に押し出されている作品ですが、呪怨の頃からあまりにも変化がなさすぎるなという印象を受けました。 でも、中高生が観て友達や恋人と話して楽しむティーンホラーとしては需要あるんでしょうね……。清水監督にはもう一度ちゃんと怖い作品撮っていただきたいです。
おおかみこどもの雨と雪
来る
フリー・ガイ
猟奇的な彼女
孤狼の血 LEVEL2
ザ・ボディガード
ラスト サムライ
トムクルーズ演じる主人公は南北戦争での出来事に心を痛めていて、半分廃人のような生活をしていたところに日本での軍人育成の仕事が舞い込んでくる。来日の理由はお金だったけれども自分の運命が敵との戦いで負けた事でどんどん変わってくる。この心の変化がこの映画の一番見てもらいたい部分です。映画の撮影場所が海外だった事で田舎の風景は少し違和感があるのだけれどもこれは海外の人にはわかりにくい事なので、あまり気にしなくていいかもしれません。武士道とは現代に生きている私には理解しにくい事ですが、自分たちが築き上げてきた伝統や文化を蔑ろにする事ではないということはわかりました。新しい事を取り入れていく事は悪い事ではないが、それに反するものは悪という極端さは恐ろしさを感じます。最後に政府軍と戦う場面では勝つということよりも、生き様を見せるのだということをひしひしと感じさせます。サムライから人はどう生きるべきなのか教えられる映画ですね。
アンティーク 〜西洋骨董洋菓子店〜
原作は、よしながふみによる日本の漫画。 韓国を舞台に実写化された。 ケーキが苦手なのにケーキ店を開いた ジニョク。そこで働く天才パティシエの ソヌは魔性のゲイ。ソヌのケーキに魅了 され、働き始めた元ボクサーのギボム。 ジョニクを「若」と慕い側で見守ろうとする スヨン。4人の男達が町の小さなケーキ店で 繰り広げるコメディ映画。 日本でもこの映画の数年前に 月9でドラマ化されたが、こちらの 映画の方が原作に近いように感じた。 イケメン達が当たり前だがカッコよくもあり コミカルでもあり、色んな表情を見せてくれる のが、実に愉快であっという間に引き込まれるように見入ってしまった。 ストーリーはコミカルだけではなく ジニョクの秘密に触れるシーンは 繊細でサスペンスを匂わせるところも。 そして、ケーキ店が舞台なだけあって 色とりどりのスイーツが登場するが こちらも、見ていて綺麗で楽しくて お腹がすいてしまう。 4人の男たちが可愛く織りなすストーリーは ほっこりしたいときにおすすめだ。
貞子
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