あの頃。
”ハロプロ”に魅せられた仲間たちの笑いと涙の日々を描いた青春エンターテイメント との事ですが、実際ハロプロが色濃く扱われているストーリーではありませんでした。 同じ推しを持った同志のストーリー、”何か”を推した事がある人向けの作品だと、映画前のコメントでも松坂桃李さんが仰っていたように、ハロプロという切り口はさほど重要ではなく、ハロプロを期待してこの作品を鑑賞すると肩透かしに会うかもしれません。 映画館は満席でしたが、カップルで映画鑑賞に来た人、ガチハロプロオタクのような、ヒトリゴトを言いながら鑑賞する迷惑な人、単純に映画が好きな人、松坂桃李さんファンの人・・など、いろいろなカテゴリーの方が見に来ていたように感じました。 映画が始まる前に、特別映像として役者達の挨拶の映像が流れます。 ルミカを顔の前に振りかざしキャピキャピはしゃぐ俳優たち。この時点で正直私は引いてしまい、嫌な気持ちで鑑賞が始まりました。。 これから映画の登場人物に出会っていく気持ちになっていたのに、 身内ノリ満開のハイテンションな自己紹介を見せられ、鑑賞側と、身内ノリを繰り広げる役者側との温度差を感じてしまいました。鑑賞前にこういう映像は流さないでほしかった。。 劇中でもその内輪ノリ、身内ノリが「これ面白いでしょ〜〜?」と言わんばかりに繰り広げられ、それが合うタイプの人であれば面白いのかもしれませんが、映画の前の映像の時点で嫌悪感を感じてしまった自分には正直ピクリとも笑えずとても残念でした。 キャストの配役はピッタリだったように思います。松坂桃李さんはどんな役を演っても本当にうまい。 若葉竜也さんは「葛城事件」「愛がなんだ」等で拝見した事のある俳優さんですが、いつも焼くに入り込み完璧に演じられるので、見た事のある役者さんだと気付きませんでした。 仲野太賀さんが演じられたコズミン、こちらもとってもうまかったです。ただ、仲野さんの演技がうますぎるせいか、救いのない脚本のせいかわからないのですが、コズミンというキャラが嫌いすぎて嫌いすぎて、映画館で見ていなかったらテレビを消したいくらい苦手でした。 人間性の悪いコズミンがこの映画のキーとなるキャラだと思うのですが、あまりにも良い所がないせいで、後半でいくらコズミンの感動的なシーンがあろうとも、ざまぁみろというような感情にしかなりませんでした。 もうちょっとコズミンの良さが出るストーリーは入れられなかったのだろうか。。石川梨華さんの卒コンのあたりで、間違いなく不要なストーリーがあるので、それと交換できなかったのだろうか。。 独特な身内ノリに嫌悪感を感じてしまう自分にはちょっと期待はずれの映画でした。
荒野にて
冒頭で、父親が連れ込んだ女性に「水を飲んでもいい?」とチャーリーが聞き「あなたの家でしょ」と返されるシーンがあるのですが、チャーリーが自分の家ですら居場所の不確かさを覚えていたことが覗えます。 そんなチャーリーにとって、勝てなくなれば売られてしまう競走馬ピートは、いつか追い出されるかも知れない不安を抱く自分と重なったのかも知れませんね。 子供にこんな思いをさせるなんてヒドイ父親だ、と言いたいところですが、女にだらしないとは言え父がチャーリーのことを愛していたことは分かるので、何というか、大人には大人の事情があるというところでしょうか。 このチャーリー役の美少年、なかなかいい演技だったなぁと思っていたら、この映画でベネチア国際映画祭の新人賞を獲っていたんですね。 そんなわけで、私だけが知っている掘り出し物感はなくなってしまいましたが、今後の彼の作品を楽しみにしたいと思います。 それはそうと、調教師の役のおじちゃん、コーエン兄弟作品常連のスティーブ・ブシェーミさんではありませんか。 かなり印象の強い顔立ちなのに、途中まで全く気が付きませんでした。 年取って渋くなりましたが、俳優としてはなんだか個性がなくなっちゃってちょっと寂しいです。 とにかく個性的な顔でしたから(←しつこい)笑。
最高に素晴らしいこと
綺麗な色と景色と、人たちを見せてくれました。そして音楽がこの映画をより引き立ててくれていたなと思う。 人って見た目ではどんな問題を抱えているかなんて分かんないよな〜 って思った映画でした。 誰しも大なり小なり悩みや問題を抱えていて、それをいかに上手く消化するか、浄化するか、コントロールするか毎日 戦っていると思う。 いま大人になって自分の悩みや問題なんかよりも日々の生活や家族の事、今後のことで同じような毎日を過ごしているけれど、 若い時なんかは本当に毎日が山であり、そして谷であった。 そんな時に寄り添ってくれる友達や恋人、家族が居たら どれだけ助かることか。 でも、その人たちにも悩みや抱えている事がある事を忘れちゃいけないな〜。 日常の中で素晴らしいことって気付こうとすればあちらこちらに存在するんですよね。 いつも、気にとめていないだけで。 美しい場所を見出せるかは自分次第だし、きれいな所へ行くのも自分次第。 適当に日々を過ごす毎日だけどふと立ち止まって何気ない美しいものを感じてみたいな と思える映画だったし、誰かの支えになれればな と思える映画だった。 でも美化しちゃいけないものもあるんだよ。 終わらせたら、それまでだからね。
アバウト・タイム 愛おしい時間について
このレビューにはネタバレが含まれています
ミュージアム
スイス・アーミー・マン
別れのシーンすら笑いに変えてくれる。オナラの力は偉大です。 どこまでが現実でどこからが妄想なのか。その垣根はわからないがそれでいい。 孤独な青年が社会に戻り生きていく。笑えて泣ける素敵な映画です。
なんちゃって家族
ジェーン・ドウの解剖
カポネ
フロリダの陽光とジャングル一歩手前な森と沼に限りなく近い河とワニとハエとFBIに閉ざされた大邸宅で、夢うつつな瞳で遠くを見つめるカポネ。 彼の目に映るそれが何であるのかは、もう彼にも分からなくなっている。こともあろうに失禁も始まっているのだが、彼はまだ40代なのだ。 心配した妻が呼んだ医者は誠実なところもあるようだが、だいぶ胡散臭く、腕のほうもどうなのやら?。結局オムツの運び屋とお絵かきの先生しかできないらしい。 カポネは医者に「バックスバニー」にされてしまうのだが、全く意に介さず……。 観ている観客にも妄想なのか現実なのかハッキリしない演出で、気がつくといつの間にかカポネとシンクロさせられてしまっていて、ほんのりしたホラー風味でもある。 ド派手な全盛期と比して、あまりにもゆったりとし過ぎなその晩年のカポネの姿に様々な思いをはせるシットリした作品。
ザ・ロック
アメリカでは伝説的英雄と謳われるエド・ハリス演じる軍人フランシスコ・ハメル准将が海兵隊基地に視察と称して、賛同した部下10数名と共にVX神経ガス弾頭数発を強奪。 その後、完全武装の海兵隊員と共に脱獄不可と言われた監獄「ザ・ロック」ことアルカトラズ刑務所へ向かい観光客82名を人質に立てこもる。 FBIや軍上層部も自分たちの手口を知りつくすハメルに対して二の足を踏んでしまい八方ふさがりに。 そんな時、FBI長官ウォーマックは特殊部隊を送り込むためにアルカトラズを脱獄した過去があるショーン・コネリー演じる囚人メイスンを利用しようと考える。 しかし、彼とは浅からぬ因縁があるウォーマックは部下の科学捜査官グッドスピードを交渉役にして接触を図ろうとする。 大まかな始まりがこんな感じです。ニコラス・ケイジ演じるグッドスピードの爆弾解体や銃撃戦・時折見せるコミカルな演技はとても好きです。 また、もう一人の主人公でもあるメイスンはかつてイギリス空挺部隊(20世紀少年作者、浦沢直樹の作品「マスターキートン」の主人公もこの部隊に所属)とイギリス情報部(MI6)に所属していた過去がある。 そう、コネリーの出世作「007」ジェームズ・ボンドの所属する組織。それを後から知って、いい意味でニヤリと出来る作品。 スターリングラードでも高潔な軍人を演じるエド・ハリスが、まあかっこいいんですよ。軍上層部によって自分が配置された作戦で部下を見殺しにされて、もみ消されたことで武装蜂起を起こすのはとても熱くなれる設定だしベストキャストでした。 金曜や午後ロードショーでも1年に1回は必ず出てくる作品だから是非見て下さい。 おススメです。
チェリーボーイズ
好きだった君へ:P.S.まだ大好きです
Mank/マンク
映画 えんとつ町のプペル
前々から気になっていたので観てきました。 ストーリーは至極単純で、物語を彩るキャラクター達のセリフもシンプル。起承転結が非常に分かりやすく王道まっしぐらな作品といったイメージを抱きました。子供にも分かりやすく楽しめるように構成されていて、序盤の疾走感や映像の美しさも相まって記憶に残りやすい作品だと思います。 声優陣の働きには非常に驚かされました。特にスコップの息継ぎを感じさせないセリフ回しは素晴らしかったです。 この映画の不思議なところは、とてもシンプルなのに深く思考させられてしまい、見終わった後の余韻を長く楽しめるというところでしょうか。 観終わった後、なぜ自分はあの場面で涙が流れ感情を動かされたのかと、思わず帰り道で考えてしまいました。 映画館を出て、真っ先に空を見上げた人は少なくないと思います。自分の心の中にある煙と向き合った人も。 リピーターが多いのも頷けます。 海と面してるという町の設定が分かりずらかったのと、一つ一つの挿入歌は雰囲気に合っていて良かったのですが個人的にはエンディング曲が好きだったので一曲減らしてその曲をアレンジした方が良かったのではないかなと思いました。曲の種類が多すぎました。 細かくつけるなら☆4.3つけたい作品で、これまで見てきた映画の中でもかなり上位です。 親としての感想は、子供の感情が豊かなうちに観せたい作品。 次回作に期待しています。
カイジ ファイナルゲーム
6アンダーグラウンド
冒頭からのスピード感に圧巻です。派手なカーアクションリズム感のあるセリフ一瞬で心を奪われました。最近人気のパルクールを取り入れた目線カメラは緊張感があり最高でした。それぞれ特殊な経歴からなるチーム、名前をあえて明かさないと理由にもなんだか納得しました。 映画館で放映されてもいいくらいの完成度でした。ただ過去と現在を行ったり来たりするので一回で見ると少し混乱する気がします。なので2回みた方が内容は分かるのでは?と思いました。ただ2回みても飽きることのないド派手なアクションシーンが盛り込まれているのでアクションシーンのみ楽しむのではなく内容を理解したい方は2回見るのがおすすめです。 はやり1番の見どころはアップテンポの音楽に乗せてど迫力なカーアクション、爆破などの演出です。何か精神的に捲り立てられるような見ているだけでテンションが上がってしまうような演出にマイケルベイさんの技術力を見せつけられたような気がします。ただかなりグロテスクな演出が織り込まれているため苦手な方は注意が必要かと、一人でみてもよし、大勢でみても盛り上がること間違いない映画です。
ギャングース
アリス・イン・ワンダーランド
ニーゼと光のアトリエ
あゝ、荒野 前篇
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