嘘を愛する女
何となく題名からするとドロドロ系の恋愛が絡むのかと思いきや、話自体は、やたらとシンプルな感じでした。 同棲をするに至るまでも、相手の事を知らなすぎて、現実離れしてるといった状況ですね。 さらに過去を探るべく、探偵まで雇って試行錯誤しているのも、普通に警察を巻き込んで調べればよいんじゃないかなと思ってしまいました。 確かに、長澤まさみさんや吉田鋼太郎さんの演技は、良かったかなとは思いますが、ストーリーが単純すぎて、そこに至る動機が見られなかったていうのが正直なところです。 また、川栄李奈さんは、意味深な感じでの登場だったにも関わらず、あまり影響を与えないような感じでした。 過去を探ると言っても、淡々と話が進んでいき、何かの伏線があるわけでもないし、サスペンス的な要素があれば良いですが、特になく、ダラダラとしていたと思います。 見せ場なのか、過去に重大な何かがあれば良かったと思います。 せっかくの豪華な出演者だったので、ひねりが欲しかったです。
この世界の片隅に
戦争や原爆について描かれた映画というと、つらい、悲しい、というイメージがありますが、この映画はちょっと違います。ただ、悲しいだけの映画ではなく、ちょっとしたユーモアやしみじみとした情感があふれていて、最後には少しホッとする内容になっていたところがすごくよかったです。 広島で生活をしていた一人の若い女性の、結婚生活や日常の様子が細かく描かれているのですが、ちょっと抜けたところもある主人公のすずさんと、夫や家族とのやりとりが、ユーモアも交えて展開されます。キャラクターの絵もふんわりとしていて、リラックスしてみることができました。 また、当時の生活がただ貧しく辛いだけでなく、そこには戦争前の豊かな生活が反映されていたり、さまざまな工夫があることがわかって、興味深く思いました。当時の人々に親近感がわきました。 それだけに、戦争で登場人物が傷つくシーンはかなりつらかったです。明るく平和な見晴らしのいい畑に突然爆撃機が襲ってくるシーンや、原爆のシーンは、臨場感があって迫力を感じました。
ジーザス・クライスト・スーパースター
ブロードウェイで流行したミュージカルを映画にしたフィルムで、日本人ではあまり親しみのない「キリスト最後の7日間」を描いています。 キリストを題材にした映画は多くありますが、こちらは当時ミュージカルという形でリリースしたことや、ポップスター的にイエスを扱うといった点でもめた経緯があります。とはいえ物語としての威力はすさまじく、特にイエスを裏切ったイスカリオテのユダの心は大変よく描かれているという良さが感じられました。 イエスは最後、あらゆる弟子たちに見捨てられ、鞭打ちの刑を受けたあと十字架を背負い、ゴルゴダの丘を登ります。この時が映画の最大の盛り上がりです。ユダはイエスの哀しい姿を見て、自責の念と奇跡が起こらないということに絶望します。この心の訴えをソウルフルに歌い上げるユダが派手過ぎていて、悲しすぎる印象を受けます。 イエスのことを最も愛し、信じていたのはユダではないかという視点がここでも生かされています。本当に自分たちを救ってくれるのはイエスなのか、それともローマ帝国なのか。ユダにはそれがわからなかったのです。 イエスの最後はみじめなものであったため、ユダはその姿により神への不信と叫びをつのらせます。ある程度新約聖書を読んでいると、このあたりは十分迫力が伝わってくる部分です。音楽も素晴らしく、終盤になるにつれて激しくなっていくあたりが、より悲劇性を増しています。
クンドゥン
現在も問題となっている、中国によるチベット支配の問題をチベット側、特に法王ダライ・ラマ14世の視点で描いている作品です。ダライ・ラマ14世自身も自伝を出版していますが、この自伝とは異なったアプローチでチベット問題を描いています。 とにかくチベット人の生活する素朴な風景や、法王が住む宮殿、そして多くのチベット僧侶などの映像が美しいです。カメラが発達しているのではなく、切り取る風景や心の中で思い描いた映像が、そのままフィルムに映ったような印象を受けます。前半の法王選定の場面ではチベット人のただの子どもとして、そして青年になり法王として立ったときには、自分以外の僧侶全てが死んでしまうのではないか、という不安。これらが心に与える優しさや不安を、フィルムでよく表現しているところが素晴らしいところです。 この映画だけではチベット問題を全て語ることは出来ないのですが、チベット仏教という特殊な法王制度を持つ国に興味を持ってもらうには大変良い映画と言えます。チベットを脱出しなければならない時の苦しみや、このまま民を残していいのかという葛藤も描かれており、見ているこちらも考えさせられる映画です。 チベット独自の文化である鳥葬や、テントでの生活、さらに高山での雪の大変さなども描かれており、ちょっとした文化ガイドにもなっています。
ドライビング Miss デイジー
このレビューにはネタバレが含まれています
ジョーカー
カセットテープ・ダイアリーズ
ゴーストバスターズ
トワイライト 金曜ロードショー特別版
日本で一番悪い奴ら
アラジン
昔からなじみのあるディズニーアニメの実写化ということもあって期待が高まっていたのですが、想像の上を行く完成度で安心しました。 アニメの実写化は賛否が分かれますが、この作品は多くの方が満足してくれるでしょう。 まずキャストについてですがウィルスミスさんの演じるジーニーが僕の思っていた通りの実写であの軽いノリとシリアスな場面の切り替えができるのは彼の実力があってこそだと思います。 内容についてですが、ディズニー映画特有の要所要所で流れるミュージカルのシーンが他のディズニー映画よりわざとらしくなく映画の中にうまく溶け込んでいて、ミュージカルが苦手な人でも楽しく見れる作品だとおもいました。 主人公のアラジンについてですが僕が幼いころに見てあこがれていたアラジンよりもっと魅力的に見えました!彼の見せる演技や歌や踊り、また優しさや男らしさをこれ以上ないくらいに再現してくれた俳優さんには拍手を送りたいです。 ミュージカルが苦手な人や実写映画が苦手な人でも思う存分楽しめる作品となっているのでぜひ多くの人に見てもらいたいです。
ボブという名の猫 幸せのハイタッチ
ハンコック
アイ・アム・レジェンド
セブン
機動戦士ガンダム II 哀・戦士編
タイタニック
この物語は昔沈没した豪華客船「タイタニック」をトレジャーハンターたちが捜索するところから始まり、船の謎に迫るためにタイタニック沈没事故の生き残りである女性がタイタニックでの出来事を話すところから物語が展開していきます。 彼女は貴族の生まれで、貴族の男性との婚約が決まっていました。彼女はその婚約者の男性と両親とでタイタニックで旅に出たところでした。ですが彼女は決められた退屈な生活に嫌気がさし、船から身を投げようとしていました。そんな彼女を体を張って呼び止めてくれたのがレオナルドディカプリオ演じる貧しい青年でした。(話はそれますがこの時代のレオ様世界一イケメンですよね個人的な意見ですけど突然ごめんなさい)その出会いがきっかけで二人は暇があると会うようになり貴族出身の彼女そんな彼が与えてくれる刺激的な日々を送ることで生きることが楽しくなりそれに伴い彼に思いを寄せるようになります。ですが二人の間には身分の違いがあります。しかも彼女には婚約者がいます。そんな二人の危険な関係が続く中、タイタニックは氷山にぶつかってしまい沈没し始めてしまいます。その中で見せる二人の愛に涙が止まりませんでした。
桐島、部活やめるってよ
桐島はどこだー!桐島を出せー!と叫びたくなる映画でした。 桐島はバレー部で学年の人気者でみんなが気にかけている彼が、バレー部のエースというアイデンティティを誰にも相談せずにさらっと脱ぎ捨ててしまいます。自分とは何か、どういう人間かを必死で繕う周りの人たちは困惑します。 高校2年の秋になって、将来を決めなくてはならないのに自分が何になりたいのか、どうしたいのか、自分でも分からない、分かっていてもできるかどう分からない、、、みんなの心が少しずつ動いています。 好きな人を遠くからでも見たい気持ちや、放課後校舎に響く吹奏楽部の練習する音、野球部の声などなど、自分の高校時代にシンクロしてすごく生々しく、自己実現できない息苦しい気持ちや優秀な人に嫉妬する気持ち、誰かに執着する気持ち、孤立したくない気持ちなど思い出しました。観ている人によって感じ方が変わる映画だと思います。現役高校生に観て欲しいです。自分というものは周りに左右されるものではなくて、自分の選択によって形作られていくものなはず。大人になっても高校時代の気持ちを褪せるこのなく持ち続けていた原作者の朝井リョウさん恐るべし。
バタリアン
コンフィデンスマンJP プリンセス編
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