天気の子
このレビューにはネタバレが含まれています
きっと、うまくいく
一人の天才とバカ(天才が言うには)2人や学長、その娘さん、生徒会長?的な男の子の笑いと感動の映画です。 仲間思いの天才が生徒会長的な?男の子や学長などにする仕打ちが酷いし笑えます。 生徒会長は10年後に仕返しするために必死で頑張りますが、最後は?という感じです。(*^^*) 周りにいたら楽しいし頼りにはなると思いますが振り回されて結構疲れるかもしれない男性が主役です。 学長や学長の娘さんとのからみも楽しくて笑えます。 一番の見所は独特のダンスだと思います。 インド特有のダンスなのかもしれませんがかなりバカにしているようなダンスです。(*^^*) 悲しいことがあったときや元気を貰いたい時など絶対見たらいいと思います。 後半にかけては感動する場面が増えていきます。 全体的に面白く全く手抜きされてない感じでとにかく名作と言ってもいいくらいの素晴らしい映画です。 私はフェイスブックで教えてもらい視聴したのですが絶対視るべきです。
ジョジョ・ラビット
戦時中のドイツで甘ったれの主人公”ジョジョ”が成長していく作品。タイカ・ワイティティ監督自ら演じるイマジナリーフレンドでジョジョのヒーロー”アドルフ・ヒトラー”が滑稽で可笑しく、重い空気が流れ始めると、彼がひょっこり出て来てクスッとなってしまう。 スカーレット・ヨハンソン演じるジョジョの母親が、美しくお洒落で強気で、息子を愛し優しく諭し、最高に格好良かった。 困ったら相談に乗ってくれ、悩みを聞いてくれるイマジナリーフレンドと、ライオンのような母親に愛されてジョジョは子どもらしく日々を過ごしていた。そんな中ある出来事がきっかけで、彼の平穏な毎日が変化していく。悪くなっていくドイツの戦況とともに、ジョジョの心境にも変化が現れる。 辛い描写も多々あるが、ナチスを扱った映画といえば『シンドラーのリスト』や『戦場のピアニスト』といった、胸が苦しくなるような重たい作品ばかりだったのが、この映画は全く違った切口で、ポップな気持ちで鑑賞した後、ずっしりと胸に残り続ける、そんな作品です。
帰ってきたヒトラー
ヒトラーの忘れもの
まず最初に言わせてください。 この映画の原題は『Under sandet』です。それがどうして『ヒトラーの忘れもの』になるのか。 「忘れもの」なんて言い方には重みが感じられません。この映画はそんな軽い話じゃない。 ヒトラーの名前を出して注目させる意図があったのかもしれませんが、これほど映画に相応しくない邦題は久しぶりです。 さて、邦題に文句をつけましたが、内容は傑作です。 地雷を素手で除去していく少年たち。ひとつ間違えば死が待っている状況。 これらの場面では無駄のない演出とカメラワークにより、観客に極度の緊張感を強いるのですが、それがこの映画に重みを持たせているのです。 私はこの緊張感を『ディア・ハンター』のロシアンルーレットに見て、大変な衝撃を受けた覚えがあります。 アクション映画では決して感じることのできない、人の死の重さ。それが伝わってくる、観る者に忘れがたい感情を残せるというのは、傑作だと言えるのではないでしょうか。 ちなみにこの映画は、ナチス・ドイツがデンマークに埋めた地雷を、捕虜の少年ドイツ兵たちに処理させた史実がベースとなっています。 史実ではこの作業に従事した2000名以上のうち、約半数が地雷により死亡、または四肢欠損などの重傷を負ったとされています。 最後に。私が観たのはちょうど8月15日終戦記念日でした。ここ数年はこの時期に戦争映画を観ているのですが、強い衝動で始めたわけではありません。ただ戦争を知らない世代として、その悲惨さを認識し、繰り返してはならないと心に刻むための手段として、意味のあることかもしれないと思っています。 ぜひ一度観ることをおすすめします。
探偵はBARにいる
キングダム
この作品は、単純に敵味方が別れていて、スピーディーに展開しているので、非常にわかりやすく見やすいです。 山崎賢人さんのアクロバティックな動きが、とにかくカッコよくてキレッキレなのが見ていても気持ち良いくらいで、アクションシーンの頻度も多いので、見ていても飽きないのと、大胆な態度がスカッとするのが感想としてはあります。 吉沢亮さんの二役も良かったのですが、それよりも 裏切り者役の本郷奏多さんのいかにも悪そうな雰囲気は、流石な感じがします。 もう一人素晴らしいのが、長澤まさみさんで、山の民を統べる王としての出演ですが、その割には綺麗すぎるだろって突っ込みたくなりますが、最後の戦闘シーンでも美を追求しているかの如く、立ち姿やアクションは芸術の域に達していて、超見どころだと思ってます。 いずれにしても展開が早いのですが、単純なストーリーなので、あまりついて行けないとならないところも、人気の要因なのかと思いますが、是非続編にも期待したい映画です。
パーフェクトワールド 君といる奇跡
七つの会議
旧態依然とした日本的企業文化の闇が生んだ事件を、様々な伏線を回収しながら真相を暴いていく、勧善懲悪ドラマになっています。 この手のストーリーは得てして想像しやすいというか、結末が予想できてしまうものですが、この作品についてはそんなことはありません。 登場人物それぞれが己の思惑で動いており、それが一本の線に纏まるまでは最後の展開までは読めないようにできているのです。なので、最後まで飽きずに観ることができました。 また、この映画を良作たらしめているのは、及川光博や香川照之を始めとした豪華キャストたちの演技でしょう。彼らがテンポよく演じていく様は見事で、配役もハマっているなと感じました。 その中でも私が特に気に入ったのは主役の一人である野村萬斎です。 野村萬斎を最初に観たのは『陰陽師』でした。平安時代の陰陽師という特殊な役柄を演じた彼の、独特な笑みの浮かべ方にはゾクリとするものがあることに気付き、配役次第で非常に印象深いキャラクターを生み出せる役者さんなのだなと思っていました。 この映画においても、他の登場人物とは一線を画したキャラクターを割り当てられており、その異彩ぶりを発揮しています。 よく練られたストーリーと豪華キャストということで、観る価値のある映画だと思います。 おすすめします。
ヒメアノ〜ル
レイニーデイ・イン・ニューヨーク
雨のニューヨーク、美術館、ピアノとジャズ、どこを切り取っても絵になるシチュエーションはさすがウディ・アレンだな~と思いました。 ティモシー・シャラメの怠惰的なお坊ちゃま役も、エル・ファニングの世間知らずなお嬢様役も、セレーナ・ゴメスのちょっとませた年下の女の子役も、どれもかなりハマっていて配役が最高! とはいえ現実味は一切感じられず、主人公たちの振る舞いも「いつの時代?」と終始突っ込みたくなるところばかりで、時々登場するスマートフォンとのアンバランスさに脳みそがついていけない瞬間がありました。 なんだかラブロマンスというよりファンタジー映画を見せられているような気分に。 オチもなんだその盛大なコメディは!と思わず苦笑いしてしまったけど、ただのラブロマンスで終わらせないところがウディ・アレン映画たるところですね。とはいえ最終的にラストシーンの爽やかさにすべてを持っていかれてしまいました。 いい意味でも悪い意味でも“何も考えずにみられる映画”といった感じでした。
WAVES/ウェイブス
本当にプレイリストムービーだった! アニマルコレクティヴとかも良かったけど若い子のプレイリストって感じだった。 少し音楽が詰め込まれすぎてて耳が疲れるかも。 良い曲ばかりなので逆に勿体ないと感じた。 寧ろ内容が知らずに見たけど良かった。 妹可愛いなぁ。お父さんの釣りのシーン良かった!彼氏はマンチェスターバイザシーの子でした
透明人間
圧倒的に前半の姿が見えるまでの方が怖かった…ラストでなるほどなって思った! 音楽の効果も凄いなっておもって、作曲みたらベンジャミン・ウォルフィッシュで納得。面白かった!
三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実
ダンケルク
スウィート17モンスター
あれこれ想像しては架空の世界に遊ぶのが妄想というものです。この子はやりたい盛りの暴走少女って感じ。 アメリカではこういう家族は普通なんだろうか…特にお母さん、この人はかなり自己中心的というか、良く言えば自分の人生を最大限に楽しんでる(苦しみも含め)人なんだなと思いました。それぞれが自分の気持ちを第一に考えて動くから、失敗をしてもすぐに立ち直って前向きになれるのかもしれません。だとしたらうらやましい。 主人公のネイディーンと親友のクリスタは、現代版赤毛のアンとダイアナと言えなくもない…かもしれない。 面白かったのが、ネイディーンは何かにつけて学校のブルーナー先生(くたびれた雰囲気だけどちょっとかっこいい男性)のところに話しかけに行って…というか一方的に絡んでいって、たいていはすげなくスルーされて、それでプンプンしながら出ていくパターンが何度かあったこと。 大人と喋るのは苦じゃないのに同年代の子たちとの会話は苦手という、クラスに一人か二人はいるタイプで、友達はクリスタだけ、兄妹二人で兄はスクールカーストトップのイケメンだけど仲は険悪。 好きな子はいるけど話したことは無い。別に学校でいじめられてるわけでもない。家にはプールもあって、実のところ、そこそこ恵まれた環境に居る子で、そう考えてみるとかなり苛立たしい主人公ですが、ヘイリー・スタインフェルドがなにせ可愛い。 オチもハッピーエンドで、傷つきたくない日にDVDを借りて観るなら、充分満足できる映画だと思いました。 あとニック(アレクサンダー・カルヴァート)がかっこよかった。割と小柄に見えたし、ヒスパニックかと思ったらカナダの人なんですね。彼の出演作も追いかけてみたいです。
3月のライオン 後編
シャイニング
トレーラーが怖そうで、長らく見ていなかった映画です。 ざっくり言えば、過去惨殺事件のあったホテルで冬季管理人を引き受けた主人公が、恐怖に心を蝕まれて狂ってしまう物語です。 主人公の職業が小説家(志望)であるとのこと、なんだかスティーブン・キング(原作者)の感情がにじみ出ているように感じました。 見終わっての感想で、言うほど怖くはなかったなと。今から半世紀近く前の映画なので、しょうがないのかもしれません。恐怖のシチュエーションは年々バージョンアップされていくものですし。(高校生くらいまでの年齢なら怖いと感じるかも) 意外だったのが映像の美しさです。映画が始まってすぐ、一台の車が山脈の一本道を辿ってホテルに向かっていくんですが、連なる山々が延々と続いて、同じ方向に向かう車は無い。対向車もトラックが数台。 辿り着いたホテルは天井が高く、歴史を感じさせる内装のフロア、庭園も整備されていて、いかにもお金持ちの避暑地といった雰囲気です。いいな、わたしもこのホテルに泊まりたい。泊まって原稿とか宿題とかテレワークとかしたい…。 豪雪で閉ざされて、数か月はホテルの外に出ていけない環境でありながら、ホテルの中は快適そうだし食料だって一年分はある。通信手段もある(映画の公開年が1980年だから、ネット環境は無いのが残念)。 エレベーターからざんぶと流れる血の洪水や、謎の双子の姉妹(どちらもトレーラーに有りましたね)のことを気にしなければ、ホテル内は広いしお風呂もあるし、最高の環境です。 住みたい住みたいと思いながら視聴していたせいか、心霊的な怖さはあまり感じなかったんですが、主人公が感じる家族へのいら立ちや、思い通りに小説が書けないことへの怒りと生活を支えることの不安などは、一部の層に刺さる怖い描写だと思いました。 あと主人公の息子が可愛かったです。
舟を編む
馬締光也。まじめ みつや。 調べたらこんな漢字だったなんて。 二部屋借りるほどの古書好きで、辞書を片手に読書する、馬締。名前のまま、真面目。出版社で本を書店に売り込む営業をしています。ちょっと、いやかなり、向いていません。そんな彼が、辞書編集部に配属になります。 「右」の意味が、言えたから。 「大渡海(だいとかい)」という新しい時代に向けた、大きな辞書を制作中。その辞書編集部の人たちには、自分が馬締になったように、笑わされ、励まされ、癒やされました。5人しかいないのに、みんなの面白さを書いていたら、思っていた以上に長くなったので、書きません。 知らないことばかりの世の中で、映画を通して何かを知ると、「偉いぞ!知らなかった自分!」と褒めるときがあります。辞書が辞書になるまでの工程は、驚きを遥かに通り越していました。とても感動しました。 馬締が先輩の西岡に心開こうと頑張っても、親友タケさん(大家さん)のお孫さん香具矢(かぐや)に恋わずらいしても、大先輩の荒木が戻ってきても「大渡海」は出来上がりません。時代も移り変わります。言葉はどんどん増えていく…いつまで経っても、終わらないじゃない! これが、天職、という仕事なんだ、と思うと、馬締が羨ましくて嫉妬してしまいます。馬締、素晴らしいところに来たね。始めは、もやしっ子みたいで、どうなるかとハラハラさせられました。 辞書部のホワイトボードに貼られた「大渡海」の紙が、辞書「大渡海」の月日を物語っていました。
レザボア・ドッグス デジタルリマスター版
一言でいえば、強盗グループの仲間割れの話ですかね。 レザボアドッグスといえば有名な挿入歌が「リトル・グリーン・バッグ」です。2020年の現在ではビールのCMに使われているあの歌です。その前にもちょくちょくCMに(それもアルコール飲料や自動車のCMに)使われている、日本ではとても人気のある曲です。 小さな緑のカバン?小さな緑茶?――と疑問符を浮かべながらwikiを見たら、正しくは"バック"だそうで、米ドル札が緑色であるところから札束を指すらしいです。歌詞も、お金が欲しい、気が狂いそうだ、孤独は嫌だ……などと、薬物中毒みたいにうわごとのように繰り返していて、なぜこれをCMソングに?皮肉?個人的にはとても好きなメロディですが…。 物語はコミカルな会話で進んでいって、でもタランティーノ監督の映画なので痛そうな喧嘩シーンがあります。 レザボアってグーグル翻訳で調べたら貯水池、吹き溜まりとあり、そもそも映画タイトルのレザボアドッグスは造語らしいんですが、強盗犯たちの喧嘩を見ていると、ああ野良犬だなと思ってしまいます。逃げ場のない部屋に躾けのなってない犬を何匹か押し込めたような印象さえ受けます。こういう場合、なまじっか人間の知能があるときついかもですね。 ちょっぴり(?)痛いシーンはありますが、いろんなタイプのおじさんがスーツを着こなして、極限まで追い詰められる物語です。ざらざらとした映像がスタイリッシュで中毒性があります。エモみ。
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