タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜
1980年5月という、そんなに昔話ではない時代に韓国で起きた、光州事件。 軍人が民衆を殴る蹴る銃殺する・・多数の死傷者を出した光州事件を世界に伝えるべく現場に潜入したドイツ人記者と、彼を事件の現場まで送り届けたタクシー運転手の実話です。 とても重い話なのですが、さすが監督、さすがソン・ガンホ。 前半はテンポ良く、コメディのように楽しく鑑賞出来るのでのめり込み安く、物語に集中しきった後に考えさせられる残虐なシーンに入り、映画としてとても見やすくなっています。 今からちょうど40年前に、こんなに残虐な事がこんなに近い国で起きているとは。 世界史や歴史の授業で学ぶよりずっと短い時間でずっと現実的に感じる事が出来ました。 韓国映画は、重い事実や政治的な歴史をエンタメに落とし込んで見せるのがうまいですよね。 日本でも政治的な問題をうったえかける映画が増えてほしいですが、一般的に受け入れられる作品に仕上げられる監督が是枝監督くらいしかいないように見えますし、私達一般も政治に興味がない人が多いので難しいのでしょうね。
マーズ・アタック!
ジャック・ニコルソン、マイケル・J・フォックス、ダニー・デヴィートなど豪華なキャスティング、さらに監督はティム・バートン。こんなに素晴らしい布陣はなかなかお目にかかることが出来ません。 しかもやることは、「緑の脳がむき出しになった宇宙人が地球を支配するのを阻止する」という映画です。しかも圧倒的に地球側は技術力で弱く、豪華俳優でも女優でも次々に退場させられます! 中でも大統領役を演じたニコルソンは、宇宙人と和解すべく感動的な演説を行ったあとであっさり宇宙人に裏切られる…というコメディカルでなおかつ哀愁漂うシーンが最高に面白く、この映画の魅力を表していると言ってよいと思います。 宇宙人は無慈悲で、こちらの常識もなく突然殺しを始めます。よく考えてみたら未知の生き物に道徳とか平等とか、こちらで言うところの「倫理」を求めるのはおかしな話かもしれません。常識が彼らとは違うのですから。 ところがこのまま地球人もやられてばかりはいられませんので、何とか反撃に出ようとします。その反撃方法がなんとも言えない、アホらしいオチとなっており、まさに人を喰ったようなストーリーになるのです。 こうした「世界を嗤う」タイプの映画は滅多にお目にかかれませんので、大変貴重です。個人で意見がわかれると言いますが、イチオシの映画としておすすめします。
ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q
冒頭部分では、前作で消息不明だったアスカの状況がわかって、ちょっと嬉しい気持ちになったのですが、次の瞬間に、またとんでもない不安な状況に突き落とされる、という厳しい展開でした。 テレビアニメシリーズではほとんど全く描かれていなかった内容で、テレビよりもずっとむごいというか、シンジ君にとっては想像を絶する辛さが待ち構えていました。使徒との闘いも厳しいのですが、その中で、前作ではアスカやレイ、ミサトさん、中学の友人たちとのホッとする場面も多かっただけに、この展開はあまりにもむごいし重たいと感じます。 ずっと後ろを向いたままのミサトさんや、レイの言動に衝撃を受ける人も多いかもしれません。ただ、渚カヲル君のシーンが多くて、彼のファンの人は楽しめる部分が多いと思います。 でも、まだまだ謎は残されているし、というより謎が増えていくばかりで、この後さらに話は続くようなので、ファンとしては観ておかざるを得ない映画といえるでしょう。
クレイジー・リッチ!
先日シンガポールに旅行したので、シンガポール訛りの英語「シングリッシュ」が聞きたくて観ました。実際はそこまででもなかったけど、大富豪の本当の富豪っぷりが楽しめる映画でした。ストーリー自体はこの手の映画にありそうなストーリーですが、ハリウッド映画や邦画を見慣れてると、舞台がシンガポールというだけで新鮮でした。
ヘアスプレー
主人公は必ずしもスレンダー美人じゃなくてもいいと思える映画。 彼女がとにかく明るいので、観ている側も気分が上がります。人種差別もまだ酷かった時代のアメリカのストーリーで、当時のレトロな雰囲気とファッションが観ていて楽しめます。
キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン
レオナルドディカプリオの作品ということで観ました。現代のテクノロジーではあり得ない詐欺の数々ですが、ここまで堂々としているとすがすがしいものがあります。全体に70年代のレトロな雰囲気も良かったです。
ゴーン・ガール
このレビューにはネタバレが含まれています
コロニア
ビューティフル・マインド
エクスペンダブルズ3 ワールドミッション
シリーズ3作目ですが、本作が一番好きかも。シリーズ物として安定した気がします。ストーリーとか気にせず、ガンガン見れて、スカッとしたい時には最高。 スタローンの人徳なのでしょうか、キャストもさらにどんどん豪華になっていくような気がします。全員が主役をやる人たちだから、見ていて大興奮。今回は、ブルース・ウィリスが出ていなかったのが少し残念。でも、メル・ギブソンとかハリソン・フォードといった大物登場でびっくり。歳とってもかっこいい!新メンバーでは、ウェズリー・スナイプスとアントニオ・バンデラスがムードメーカー的にいい味を出していました。かなり登場人物が多くなってるので、今回は少し控えめな気がしましたが、次回はもっと活躍してほしい!アントニオ・バンデラスってああいう人だったのね~と、笑いました。 若手チーム結成という展開は、ベテランの対比で面白いと思いました。おじさんたちが、潔くおじさんと認めてるところが好印象。それでもめちゃくちゃ強いんだから、おじさんたち凄すぎます。
ゴッドファーザー
アメリ
羊たちの沈黙
ジョーカー
1981年の映画バットマンでのジャック・ニコルソン扮するジョーカーがあまりにも有名ですが、ジョーカー自体は1940年当初から既にバットマンシリーズに何度も登場している大人気の悪役キャラクターです。 この映画はそのバットマンの宿敵ジョーカー(The Joker)が、コメディアンを目指す下積みの道化師の仕事をしている冴えない男が、ゴッサム・シティの悪の支配者になるまでのストーリーを映画化したものです。ですので、劇中ではバットマンは出てきません。 しかし、そこは名映画監督のトッド・フィリップス、映画ではバットマンは出てきませんが、映画バットマンに続くようなカットがちゃんと入っていたりして、バットマン好きにはたまらない隠し要素があって楽しめる映画です。ちなみにこの監督は、「ハングオーバー」の監督でもあり、ユーモアたっぷりに映画のストーリーを組み立てることでも有名なので、本作のジョーカーでもその才能が遺憾なく発揮されています。
千と千尋の神隠し
これまでジブリ映画の主人公になってきた女の子は、ナウシカのように勇敢だったり、「天空の城ラピュタ」のシータのように、特殊能力をもつ王女だったり、魔法使いだったり、かなり特別な女の子が多かったように思います。 しかも、その子たちが、世界や国の命運を担ったり、主人公の男性を救っていく、という立ち位置でした。 それはそれでかっこいいのだけど、要するに「巫女」みたいなもので、普通の女の子じゃないんだな、と思っていたのです。 だから、この映画で普通の女の子、しかもちょっと不貞腐れた感じの子が主人公だったのはとても意外でした。でも、働くことでちゃんと成長してちゃんと物語を終わらせる、というのが「千と千尋の神隠し」の一番のすばらしさだったな、と思います。 もちろん、ジブリ映画ならではのファンタジー風味は絶品で、映像も美しく、エンタテインメントとして上質な作品だと思います。舞台となる温泉旅館の造形や、どこまでも広がっていく遠浅の海の中を電車が走っていくシーンなど、何度見ても飽きない美しさが印象に残ります。
ボヘミアン・ラプソディ
フレディ・マーキュリーやクイーンのファンにとって、フレディとの別れは本当につらい出来事でした。当時はエイズやゲイについての偏見も強く、彼の死をどう考えていいのかわかりませんでした。しかし、この映画で、彼が亡くなるまでの経過を知ることができて、深々と癒されたような思いがありました。 フレディを演じていたラミ・マレックが、本人にどれだけ似ていたのか、ということについては、個人によってとらえ方が異なるかもしれませんが、私は、もう一度フレディに会えた、と感じました。 他のメンバーの姿や、ライブの様子、演奏なども、かなり丁寧にトレースされていたのではないかと思います。 特にライブのシーンは、本当に会場で演奏を聴いているかのような臨場感があり、盛り上がりました。 また、表題の「ボヘミアン・ラプソディー」という曲を制作しているときのエピソードは、知らないことも多かったし、なるほどこんな仕掛けがあったのね、と興味深かったです。
シックス・センス
名探偵ピカチュウ
ゲーム画面やアニメでみるピカチュウは平面的だけれど、頭の中ではふかふかで触ると温かい…というイメージがあります。そのイメージをしっかり体現したビジュアルで、動きもリアリティがありました。 その一方で、しゃべらせると中身はコーヒー中毒のオヤジ、というギャップも楽しかったです。 コダックやミューツーなど、他のポケモンも、現実の中にいるとこんな感じなんだ、ということを実感させる良い出来栄えだったと言えるでしょう。その点では感動的で、ポケモンファンなら、一度は見ておいて損はないと思います。 物語の舞台であるライムシティも日本とアメリカが混在している感じが面白く、にやりとする仕掛けがいくつかあります。物語としても、主人公ティムが父の死の謎を解く、という筋立てや、その背景にある陰謀など、普通に面白いと思います。 ただ、最後にしゃべるピカチュウの謎がはっきりすると、え、そうだったの?これをかわいいと思っていたなんて…とちょっとがっくりくるかもしれません。
オデッセイ
ソウ
様々な映画を見ていますが、初めて見た時に感じたインパクトがNO.1の映画が「ソウ」だと感じます。 1作目は残虐な描写も少なめなのでグロテスクなものが苦手なかたでも見やすいのではないでしょうか。(※全然グロテスクではないという意味ではありませんので注意) こちらもソリッドシチュエーションホラー(スリラー?)の映画です。 ほとんどが、男たちが監禁された部屋での出来事です。 あれだけ何もないような場所で、あんなに面白い話を作るなんて!という衝撃が忘れられません。 分かりやすく、インパクトがあり、斬新な映画だと今でも思います。 シリーズ後半になってくると残酷な描写のインパクトのほうが強くなります。 しかし1作目は純粋にストーリーの出来がグロさに勝っているように感じられます。 ラストも衝撃的ですし、良い意味で私にとっては想定外の映画でした。 シリーズ全部見ましたが、やはり一番好きなのが、この1作目です。 グロ要素があっても大丈夫な怖いもの好きのかたにおすすめです。
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