スマホを片手にSNSにいそしむ、今の中学生。
始めは、大変だな、としみじみ思いました。
学生の皆さん、本当に毎日お疲れ様です。
でも、話が進むにつれて、学生の自分を思い出したり、パパに感情移入したりで、ティッシュを大量消費しました。
日本では学年的に中学3年生。もうすぐ高校へ入学するケイラ。
コツコツと、学生生活をよりよく生きるコツをYoutubeにアップする彼女。インスタ、ツイッター、スマホが片時も離せない、今の学生。
笑っちゃうやら、思い出して恥ずかしいやら、黒歴史を開いちゃって痛いやら。
本当は嬉しいのに、それほどでもないわ、なんて言っちゃうケイラ。
もう可愛くて仕方ない。一生懸命に毎日を生きているのがヒシヒシと伝わってくる。
例えば、Youtubeで動画を見ながらヘアメイクして、乱れないようソロソロとベッドに戻り、自撮り。それをインスタにアップ。
クールな学生になりたい。
クールな学校生活を送りたい。
でも、ケイラにとって本当のクールとは?
学生時代を経験したことがある人の心に、ズズズっと刺さる。
ケイラや、他の学生、そして高校生。
色んな自分が、この映画の中にいる。
そして、ケイラのパパも、可愛い。
ケイラにとっては、行動や表情が、うざいし「大嫌い!」なんて言われちゃうけど、パパはケイラを見守っている。
学生の人やお子さんがいる人には、あるあるかもしれない。
何より、学生だった自分に蓋をしている人に観て欲しい。荒治療になるかもしれないから、要注意です。
ケイラもパパも、愛おしい。
ラストシーンも大好き。