静かなる叫び
こんな恐怖 一生味わいたくない こんな声を出せない苦しみ味わいたくない 伏線回収で有名なドゥニさんが故郷カナダで1989年、日本で言う専門学校的な機関で、フェミニズムによって自分の人生が損なわれたと勘違いしたイカれた男が起こした、モントリオール理工科大学虐殺事件を基に作られた映画です。 被害者は女性のみ。怪我をした男性もいたようですが殺されてしまったのは女性。 ただそこで学んでいた若い女性が、ただただ無慈悲に殺されました。携帯もない時代 すぐに警察や救急車を呼ぶこともできず気付かれてはおしまいなので、声を出して叫ぶこともできない恐怖の中 彼女達は亡くなっていったのです。一緒に過ごした仲間が一瞬にして亡くなってしまったり、目の前で静かに亡くなっていく姿、血まみれの姿は一生 忘れることがないでしょう。その出来事でPTSDになり、まあ当たり前ですよね。普通に生活に戻るなんてそっちの方がおかしい。自殺を試みた人もいたみたいです。 主人公は女の人かな、友達の女の子と横たわるところ辛すぎた。 もう1人の男の人の車でのシーンも辛過ぎる。 いくつかこのような作品は見てきましたがどれもこれも見ると辛くて、悲しい。 でもこのような作品はそうであってほしい。 この悲しみ、辛さが現実なのだから。 これを見てより一層 銃規制について考えさせられたし、犯人に対しては厳しく罰して行かなければいけないし、二度とこんな事は繰り返して欲しくない。 しかし毎年のように起こってしまっているのが現実。銃規制だけではこのような惨事は防ぐことが出来ないし、お金や教育、家庭環境など全てにおいて改善して行かなければいけないけど、こうゆう作品を見て、こんな事あっちゃダメだって多くの人が強く思うことがまず大事ですね。
ワンダーウーマン
日本人には、あまり馴染みのないアメコミヒーロー「ワンダーウーマン」です。実は私自身も、原作ほとんど知らず、最初スーパーマンの女性版「スーパーガール」と勘違いしたくらいでしたが、予備知識なくても十分楽しめる内容でした。 個人的に、主演のガル・ガドットにも注目していたので、映画観てこの役に彼女のイメージにピッタリでハマり役だなって思いました。あの着る人を選らぶ様なコスチュームもバッチリ似合っていましたし、アクションの方も、美しさの中に力強さを感じ、迫力もあったので、観ていて爽快感に包まれました。 映像の撮り方に関しても、アクションシーンでスローモーションを上手く使う手法で、女性でも強く見せる映像技術はさすがといった感じでした。 映画のストーリーも、あくまでシンプルで分かりやすかったので、子供が観ても楽しめると思います。難を言えば、分かりやすいゆえに正直言うと、あまり印象には残らなかったです。 しかしながら、ガル・ガドットの美しさには、ほんと恐れ入りますといった感じで、美しさと可愛さそして、力強さが両立できる女優さんってなかなかいないと思いました。 ラストも女性が主人公であることに意味を感じるような、愛を感じさせる終わり方で観て本当に良かったです。
ファーストラヴ
私の好きな木村佳乃さん目当てで映画館に行きました。木村佳乃さんは流石というしか言葉が出てきませんが芳根京子さんにただ圧倒された二時間でした。主演の北川景子さんを食う勢いで、完全に目が死んでいる表情で人格が変わり暴れたと思えば、子供のように泣くシーン、どのシーンを切り取っても息を呑む迫力でした。あと、一瞬だけでも強烈な印象だった高岡早紀さんが忘れられません。 名前を出した女優さんは共通して目で演技が出来る方だなと思いました。 兄弟役の中村倫也さんと窪塚洋介さんの声が似ててナイスキャスティング。 Uruさんの音楽も、重い映画の雰囲気にぴったり。 環菜、由紀のファーストラヴ、初恋が描かれてたけど本当に重すぎるトラウマの記憶だった。けれど確実に環菜、由紀にとっては本気の恋で。本気で人を愛したことがない環菜よりも3歳歳下の自分から見てはちょっと羨ましくもあった。もう一度観にいきたい、世界観に浸りたいって思えるくらい素晴らしい映画だった。
ピンポン
このレビューにはネタバレが含まれています
凶悪
デッドプール
また新しいヒーロー像が作られた、この作品を観てそう思いました。 デットプールとは、仮面ライダーにようにお決まりのヒーロー的な勧善懲悪ではなく、ガンダムのように敵味方ともに、お互いのイデオロギーのために戦うわけでもない、ただ単に改造され見た目は良くないけど、超人になったから、ムカつく奴は許さん!と言わんばかりに、自分にとって本能的に敵と感じた相手をガンガン倒していくという感じで、今までになかった新しいヒーローだ、と言ってよいかも分からないようなキャラクターであります。 でもそんな型にハマらないぶっとんだヒーローだからこその魅力もまた感じました。 観る前の勝手なイメージでは、かなりコミカル路線なのかのと思っていましたが、実際に観てみるとそいった感じでもなく、ギャグがあったとしても、主人公と恋人の不幸自慢など本当に笑ってよいものかと若干首を傾げてしまったところもあります。 そんな感じで、ギャグの方向性が今一つかみきれない感じもしました。 でもシリアスとギャグの割合に特にそれほど違和感を感じなければ、なかなか楽しめる作品だと思います。 ラスボスとの肉弾戦が評価が分かれそうですが、個人的には武器とは違う迫力があって、それはそれで良かったです。
処刑山 -デッド・スノウ-
冒頭のシーンは、医学生のサークル仲間が雪山キャンプに行くというありがちな内容です。 その雪山は、かつてのナチスドイツが関係しているという不気味な雪山。 夜、ロッジで盛り上がっていると床下に宝箱があるのを見つけ、みんなでお宝を持ち帰ろうとします。 すると、ナチスの兵隊がゾンビとなって雪山から湧き出てきて、そのお宝を奪い取る為に襲ってきます。 ゾンビのわりに動きが早いです。 かなり血のシーンが登場します。ある男子は医学生なのに血が苦手の為、彼女の軽い切り傷にもめまいがする程です。 ゾンビに襲われ内臓まで引きずり出されるシーンは、少しB級っぽいですが何とか雪山から逃げ出そうと みんなで力を合わせてゾンビと闘います。 戦うシーンも迫力満載というよりは、クスッとしてしまうようなB級っぽい感じです。 ナチスドイツ兵の白黒メイクも衣装と相まってかなり不気味な表情になっています。 最終的に何人生き残ったのか、お宝はどうなったのかは観てのお楽しみです。
ゾンビーバー
キャビン
いろいろなホラー映画のオマージュを詰め込んだ映画です。 ホラー映画は苦手ですが、ストーリーが面白そうで前々から気になっていて視聴してみました。 休日に山小屋にやってきたアメリカ人の大学生男女5人グループが、ホラー映画の展開を人為的に行う組織に恐怖体験させられてしまうというお話です。 実際に観てみるとコメディタッチな雰囲気でそんなに怖くなかったです。 ただ、終盤は怒涛の流血展開で、耐性があまりないのでちょっと気分が悪くなりました。 途中までは「こういうのどこかで見たことあるな」という王道展開ですが、そこからのどんでん返しがおもしろいです。 そして、終わり方が雑過ぎて笑いました。 ホラー映画の知識がないといまいち本当のおもしろさがわからない映画なのかな、という印象でしたが、そうでなくても楽しめました。 元ネタが分かればもっとおもしろいんだろうなと思うと少し悔しい気もします。 何度も見返して元ネタと比較するのも楽しそうですね。 もう少しホラー映画の知識をつけたらまた観てみたいなと思います。
万引き家族
密室の女 奪われた情事/ヒドゥン・フェイス
ビルと動物園
小林且弥さん演じるビル清掃のアルバイトをしている槙は清掃中に窓越しに坂井真紀さん演じる香子に目が合ったことがきっかけで一目惚れをしました。 坂井真紀さんのおとなしく見えるけど心の中になにかを抱えているような雰囲気がはっきり言葉にされなくても表情や話し方で坂井さんの演技から伝わりました。 槙の図々しくなくて控えめで優しく時にまっすぐに香子に想いをよせるひとつひとつの表情や仕草は本当に魅力的です。小林さんのお芝居では詐欺師や不良などの悪役が印象的だと思われる方も多くいらっしゃると思いますがこの作品ではやわらかくて繊細な優しい表情を観られました。 大人と青年の優しくて切ない恋の物語です。 動物園でのデートのシーンはほのぼのしていて優しい幸せな気分になります。 先輩に槙がキリンみたいで優しいと表現されるシーンにはクスッと笑えます。 大きな出来事が起こるわけでもなく人々の日常をありのままにあたたかく、少し切なく描いている作品だと思います。つまづいた時、癒されたい時、純粋な恋の気分に包まれたい時、感動したい時におすすめです。
インターステラー
この作品は、単なるSF映画のカテゴリーに収まりきらないほどの、近年の他のSF映画を寄せ付けないほど異次元レベルのSF映画だと思います。 正直言うと、私は2回観てようやく物語の意味が分かりました。 そのくらい見る人にもある程度、物理の法則の知識を求めるような映画に感じました。 ですので、「スターウォーズ」みたいな分かりやすいエンターテインメント映画ではないです、どちらかと言うと「スタートレック」の方が近いかもしれません。 主人公と娘との関係が、次元を超えた繋がりで描かれていて、二人の間に置かれた複雑な状況を理解できれば、ラストはとても感動します。 正直こういった感動の形態は、初めてでした。親子愛の表現方法がアルマゲドンなどとも全く違います。まさに時空を超えた親子愛とでも言えるのではないでしょうか。人間の意識の繋がりとはとてつもなく凄いことなんだって改めて感じさせられました。 めちゃくちゃ完成度の高い映画ですが、1つ気になったのは、AIロボットのデザインが少しレトロすぎるのではないかとちょっと思いました。 しかしながら、本格的なSF超大作として、非常に完成度の高い素晴らしい作品であることは間違いありません。ラストの不思議な何とも言えない感動が、見終わった後も余韻としてなかなか頭から消えることはなかったです。
アバウト・タイム 愛おしい時間について
Amazonプライムで見られる映画を探していて、友達に号泣するよとオススメされた為鑑賞。 あらすじに”自分に自信がなく恋人のいないティムは21歳の誕生日に、父親から一家の男たちにはタイムトラベル能力があることを告げられる。”とある事から、 「ふむふむモテない青年がイケてない行動をタイムトラベルで回避して進むちょっとズルいラブストーリね」 と展開が想像できるラブストーリーかと思って鑑賞し始めました。 しかしそんな簡単なストーリーではなく、終盤本当に号泣しっぱなしの素敵なストーリーでした。 泣け過ぎるので、1人で鑑賞してよかったなと思いました。家族の大切さにしんみりする映画です。 もっと話題になっても良いくらい名作なのに、もったいないなと思うくらいです。
累 かさね
原作の漫画を読んでから観ることをおすすめします。 原作を読まずに映画を観ると、いきなりはじまってサクサクと話が展開していくのに理解が追い付かないのではという印象です。 (でも、漫画の単行本2冊分くらいの話をあそこまでコンパクトにまとめたのはすごいと思います) また、あらかじめ原作を読んでおくことで、累の葛藤や丹沢ニナの絶望感といった心理描写まで楽しむことができると思うので、漫画を2巻まで読んでから映画を観るのがおすすめです。 主役の土屋太鳳さんと芳根京子さんの演技力が素晴らしく、顔が入れ替わってもどちらが累でどちらが丹沢ニナなのかしっかり演じ分けられていました。 とくに土屋太鳳さんがサロメの舞台で踊るシーンが大好きで何十回も繰り返し観てしまいました。 クルクルと表情を変える太鳳さんが美しすぎて・・・! 可憐な女の子を演じる太鳳さんもとてもかわいいですが、性格の悪い女性の役で妖艶な笑みを浮かべる表情もグッときます。 そして、サロメの演舞からのラストは芳根京子さんの鬼気迫る演技と怒涛の展開で引き込まれます。 土屋太鳳さんと芳根京子さんの演技を見るために何度でも観たくなる映画です。
ファイナル・デスティネーション
ファイナルディティネーションシリーズの第1作目のホラー映画です。 キャストとしてバイオハザードシリーズや、海外ドラマHEROESで有名なアリ・ラーターがヒロインとして起用されています。 死の予知夢を見ることで未来の確実なる死を回避するも、死の運命から逃れることはできず事故死に導かれてしまうという異色な設定のホラー映画です。 シリーズでかなりの作品がありますが、初期は死が訪れるまでの経過がしっかり描かれていて恐怖感がよく演出されています。 ピタゴラスイッチのように、当人は気づかないまま着々と死に向かう行程は当時としては新しい趣向で楽しめたのではないかと感じます。 シリーズが続くとグロ要素が強くなりますが一作目はグロ要素よりもピタゴラ恐怖感の演出に力を入れている感じで、これこそファイナルディティネーションという作品でしたね。 そして、最後のシーンは更なる恐怖感に煽りが入るので最後の最後まで涼しくなれる映画だと思います! 怖い系グロ系苦手な方はあまりオススメしませんが、どことなく偶然的なピタゴラスイッチ要素を楽しみたい方は次回作を含めてオススメしたいと思います。
ローグ アサシン
トランスポーターシリーズで有名なジェイソン・ステイサムと、アクション俳優・ジェット・リーのクライムアクション映画です。 ちょい役で、ワイスピにも出演していたデボン青木さんも共演していたのは個人的に嬉しかったです。 内容としては非常に面白くよくできていたと思いました。 ローグの正体などがわかるまでは特に楽しめたのでネタバレなしでこの作品は見るべき映画だと思います。 エクスペンダブルズシリーズの前の2人の共演でしたが、これ以降に再びエクスペンダブルズで共演と考えると胸熱くなる本作だったと思います。 お互いのアクションシーンも含めたり、また日本要素が所々組み込まれていて親しみと感じる映画でした。ちょっと先入観的な演出もありましたが… ジェイソン・ステイサムが日本語を使っていたのもよかったですね!もともと英国訛りだから、日本語で喋っていても字幕がないと聞き取れない拙さでしたが日本愛を感じれました。笑 ちょっとしたドッキリもあるアクション映画ですので是非オススメします!
デス・レース
異人たちとの夏
悪魔のいけにえ
怖いのに笑えるって初めての体験でした。 ニューヨーク近代美術館(MoMA)にフィルムが収蔵されていることで有名な作品です。 ホラー系は苦手なのですが、おもしろいと評判なのが気になって視聴してみました。 レザーフェイスが登場するシーンは多少痛々しい表現がありますが、苦手な人でも比較的見やすいのでは。 スプラッタシーンはボカされていて、俳優の表情や悲鳴、不気味な雰囲気で恐怖感をあおってきます。 BGMなしで女性の悲鳴がずーっと続くのがつらいという人もいるかもしれません。 84分の短めな作品で、サクサクと話が進みます。 出血や残酷な描写、ストーリー性があまりないからか、あっという間に終わってしまったなという印象です。 前半は緊張感のあるシーンが連続しますが、後半は追いかけられるシーンが長く続き、レザーフェイスのドタバタした動きが妙に愛嬌があってだんだん笑いがこみ上げてきました。 ほかの登場人物たちも個性的でかなりクセ強いです。いい意味で。 個人的に、壁紙が赤い部屋やソーヤー家に散らばっている悪趣味な小物のセンスが好き。 名作なのでしょうけど、好みというわけではなかったので星は3つです。
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