ダ・ヴィンチ・コード
このレビューにはネタバレが含まれています
恋は雨上がりのように
ミスト
自分はモンスター映画と、密室パニック系(自分で勝手に呼んでるジャンル、SAWのような)の映画が大好きです。 この映画はこの二つを足したような感じで、メチャクチャ面白かったです。 見入っちゃいましたし、感情移入しまくりでした。 ただトラウマにもなりました… ちゃんと覚悟してから見るようにしてください。 見所としては とにかくモンスターの気持ち悪さです。 最初タコの足のようなものが出てきて、そのきめ細やかなグロさに鳥肌が立ちました。 それと薬局に行くシーンは、腹を決めてください。 恐らく一週間は頭にこびりつくでしょう。 自分が密室パニック系の何が好きなのかというと、追い詰められた人間の醜い本性を見るのが好きなのです。 この映画は、それの最高峰のような映画です。 あまりに腹が立って、あるシーンでは映画を見て初めてガッツポーズしました。 映画の予告にもありますが、ラストは衝撃的です。 まさかあんな結末とは… 愕然としました。 見所を聞くと見る気が失せたかもしれませんが、ホントに面白い作品です。 自分の映画ランキングでもTOP3に入る名作なので、ぜひおススメしたいです。
ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン
特捜部Q カルテ番号64
重いデンマークの空、重いテーマ、重い出演者の表情、派手さがなく、練りに練った謎解きもない刑事もののこの映画。 見ていて暗い気持ちになるし、後味もあまり良くないこの映画。 本作でシリーズ4作目であることを鑑賞後に知り、残り3作もたて続けに見ました。どの作品も重いし暗い。でも見入ってしまう。本作を見るまでは「北欧ミステリー」なるジャンルがあることを知りませんでしたが、なるほどこれは面白い。 今作の事件の鍵となる老女の壮絶な過去には目を背けたくなる描写(性的、暴力的)がたくさんあり、苦手な人にはおすすめはできませんが、緊張感が続く物語は見ていて退屈しません。またシリーズの主人公カールは気性が荒い一匹狼気質、相棒のアサドはそんなカールを気遣いながら陰で支える穏やかな性格、その二人に負けない行動力を持つ特捜部の紅一点ローセ、それぞれの登場人物が個性的に描かれており、このシリーズの見どころとなっています。 今作で扱ったテーマのような出来事はかつて我が国でも同様のことが行われていたことがあり、現代でも同じようなことをしている国があるとの噂も聞きます。非常に怖恐ろしいことを人間は考えます。医学でも科学でも人が平和で幸せに暮らすためだけに発展してほしいものです。
ワンダとダイヤと優しい奴ら
トゥルーライズ
ラン・オールナイト
リーアム・ニーソン演じる殺し屋ジミーは過去の罪の意識から逃れるためかアルコールに溺れて仲間からも老いぼれ扱い、古くからの親友でマフィアのボスであるショーンだけが良き理解者だった。そんなショーンを息子を庇うために裏切ってしまったことからマフィアを敵に回し、更には汚職警官殺しの罪で警察からも追われることとなった。大まかにこんなストーリーです。 てっきりショーンはジミーの味方のまま物語は進むと思っていましたが、敵同士になってしまいます。ジミーは家族から良く思われてなく息子とは度々ぶつかります。またマフィアのボスといえども信念を持ったショーンに対してショーンの息子はロクデナシ。ろくでもない父であるジミーとろくでもない息子を持ったショーンが互いに敵対することが決まった物語中盤にレストランで語り合うシーンが印象的です。ジミーは息子を守るため、ショーンは息子の仇を討つため、しかしかつては地獄をくぐり抜けた親友同士が最後に言葉を交わす。やはり親子は親子。 ショーン役のエド・ハリスは映画「スターリングラード」の冷酷なドイツ人スナイパーの印象が強く、この映画では冷たさと親友想い(物語当初)と息子想い(中盤以降)の人の持つ温かさを渋く演じてくれています。 ジミーの息子マイクを演じるヨエル・キナマンはなかなかの男前だと思って調べたらロボコップのリメイク版や「ドラゴン・タトゥーの女」にも出演されてたようです。
ノウイング
ドリームキャッチャー
グリーンマイル
メン・イン・ブラック
もともとアメコミなどでネタになる、米国の都市伝説をもとに作られた映画です。普段の日常の景色の中で、コミカルだったりグロイ宇宙人やハイテクのグッズが出てくるところが何かと笑えます。トミー・リー・ジョーンズは終始仏頂面で演じていて、ウィル・スミスは何かと大げさに驚く対比が面白いです。物語のベースはよくあるバディ物なので、見ていて単純に楽しめる映画です。何かとアメリカのサブカルチャーで取り上げられる宇宙人やそれを隠そうとする政府の秘密組織ですが、本作ではそのようなネタを大掛かりなセットやCGを使って映画化しています。政府組織が秘密に色々な事をする設定は、アメリカ人の連邦政府への不信が昔からあるからなのでしょう。最近はたくさんのアメコミがCGを使って映画化されていますが、当時の技術でここまで作れたのはすごいと思います。
ギャングース
サイケ(高杉真宙)、カズキ(加藤諒)、タケオ(渡辺大知)の三人は、少年院を出たのち、3人で詐欺の事務所の金庫の強奪を始めます。少年院出身で、資格も住居もないので、普通に働くこともできないため、オレオレ詐欺グループのお金を奪い、自分たちで何かを始めることを夢見て強奪を続けているのでした。しかし、少年院が同じだった半グレのグループに目を付けられ、すべて奪い取られたため、詐欺グループの上にいる金主の資金を奪うことを計画します。 いかに格差と貧困が子供に大きな影響を与えるかがよく解る映画です。現代日本の格差の最底辺にいる少年たちのサバイバル青春犯罪映画となっています。詐欺グループの描写に関しても、リアルな描写になっていました。一つの映画の中に、様々なテーマが詰め込まれています。ダークな素材を軽快に描いた力作です。福祉、療育関係者にはお勧めです。
1917 命をかけた伝令
存在の耐えられない軽さ
劇場版「鬼滅の刃」無限列車編
殺人の追憶
1980年代に発生した「華城連続殺人事件」を題材にした映画だと知って見ました。 事件は10人が殺害されたという衝撃的なもので時効成立後に犯人が判明しています。 そういった事件を、どのように描くのかに興味を感じました。 ソン・ガンホが演じる主人公のパク刑事が印象に強く残っています。 ラスト近くで明かされる事実にも衝撃を受けました。 実際の事件を扱った映画は、やはりリアルな雰囲気があります。 重いものの見ごたえがある映画の1つです。 おすすめシーンは「グァンホの自供」です。 注意深く見てみると発見があるはずです。 個人的には今まで見た韓国映画の中で1番面白いと感じています。 高い評価を受けたというのも納得です。 この作品を見る前は、普段あまり韓国映画を見ないほうでした。 しかしこれを機に、いろいろ見るようになりました。 そんなきっかけとなった作品でもあります。 サスペンスや、実話を題材にした映画が好きなかたには楽しめる1本です!
戦慄怪奇ファイル コワすぎ! FILE-01 口裂け女捕獲作戦
大好きなコワすぎシリーズの1作目。 この作品でモキュメンタリー形式の作品の面白さに気づきました。 なんといってもディレクターの工藤がいい味を出しています。 乱暴者で口も悪い。 口裂け女をテーマにした作品で「口裂け女を捕獲します」というセリフから始まる作品なんて観たことないです。 捕まえてどうしようというのか。 監督は白石晃士氏で、カメラマンの田代という人物として作品内に登場します。 白石監督の作品はかなり独特で、基本的にクトゥルフ神話がベースになっています。 クトゥルフについては全く知らなくても、この物語、そしてのちに続く作品で大体把握していけるかと思います。 この後、シリーズが出ていますが、全て物語は繋がっています。 劇場版もでており、それもDVDシリーズからの展開なので、まずはこの1作目から観て押さえておきたいところ。 この作品に出てくるモチーフがかなり重要なキーになっています。 コワすぎシリーズは某動画配信サービスで毎年夏に恒例で無料配信されていますが、ファンが大変多いです。 カルト的人気を誇る作品です。
長ぐつをはいたネコ
「シュレック」のスピンオフ作品です。 私は「シュレック」は観ていないのですが、それでも楽しめたので観ていなくても大丈夫です。 「シュレック2」の脇役だった「長ぐつをはいた猫」ことプスの冒険譚。 プスがとにかくかっこいいです。 しかし、酒場に入るとき入口に背が届いていなかったり、頼むものがミルクだったりするという、いわゆるギャップ萌えがいい感じ。 プスはあくまでハードボイルドなキャラクターなのですが、いざという時は「猫のかわいさ」を使って相手を篭絡させるところなどが面白いです。 物語は「ジャックと豆の木」を下地にして進んでいきます。 2つの童話が融合した形になっており、そこを不自然にしていない点もよいです。 プスは二本足で立ってはいますが、物語全体的にきちんと「猫の動き」を再現している点は非常にうまいと感じました。 ハラハラドキドキ、そして笑える。 3Dの映像も美しく、物語のテンポもいいので退屈せずに見ることができるかと思います。
藁の楯
「藁の楯」、大沢たかおや松嶋菜々子の演技も良いです。 しかし見どころは何といっても命を狙われる設定の藤原竜也です。 清丸国秀役が藤原竜也以上に似合う俳優など存在しないのではと思うほどです。 これ以上にない配役です。 映画だと分かって見ているはずなのに腹立たしくなります。 最初から最後まで、良い意味で清丸には共感できないままです。 そんな有り得ない極悪非道な気味の悪い人物を藤原竜也が好演しています。 こういう役をやらせたら右に出る役者はいないとすら感じます。 とんでもない設定なので、当然全体的にはつっこみどころもあります。 そもそも出だしが「犯人を殺害したら懸賞金10億」なのです。 有り得ないシチュエーションも含めて楽しむのが面白いと感じます。 「誰を信用したらいいか分からない」という緊迫感は強めです。 結末も個人的には嫌いではありません。 最後の最後まで清丸のクズっぷりが楽しめて清々しいほどです。 とても楽しめました。
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