ゼイリブ
自分の知っている人間やテレビが、実はすでにエイリアンによって乗っ取られていたなら?そんな映画が「ゼイリブ」です。ひょんなことからサングラスをかけた主人公、彼の目に映ったものは、なんと気味の悪い爬虫類のようなエイリアンでした!エイリアンは電波を支配し、人間を支配しようとしていたのです。真実に気が付いたのは、自分だけ。さあどうするか? ホラーやSFに定評のあるカーペンター作品なので、大変怖い映画です。エイリアンは人間を支配するため自分達の姿を隠すだけではなく、テレビには常に「働け」などのスローガンが映り刷り込みが行われています。いわゆるサブリミナル効果です。それに気づかず人間は日々を過ごしています。問題はそれに主人公が「気づいてしまった」ことです。 気づいたからには、何もしないわけにはいきません。しかし一体、どう行動すればエイリアンの野望を打ち砕けるのか?そこがこの映画の見どころにもなっています。 80年代の時代は笑いごとやホラーですんでいたのですが、現在はかなりこれに近いことをCMが行ったりして問題になります。実はこの映画、かなり未来を当てていたのです。単なるホラーではありません。あなたの行動は、本当にあなたの意思で行われているのかどうか? そんな実在性を問う映画でもあります。
アウトレイジ
このレビューにはネタバレが含まれています
サラの鍵
パーフェクト ワールド
青空が素敵に描かれている映画で、大変記憶に残る映画です。脱獄囚のブッチは父親からたった一度だけもらった絵はがきを頼りに脱走、途中に子どもを人質に取って行動します。ところがブッチと子どもの間には、親子とも友情ともいえぬ絆が生まれ始めるのです。一方、そんなふたりを刑事はついに追い詰めます。刑事にはブッチが極悪人のようには見えませんが、周囲の人間は殺気立ちブッチを殺そうと銃を構えるのです。やがてブッチは逃亡をあきらめ、子どもを解放するのですがそこで悲劇が起こります……。 イーストウッド映画にはずれはありませんが、これは今までの彼の作品の中でも上位ランクに食い込む素晴らしい男の友情映画だと言えます。ブッチがケビン・コスナーで刑事がイーストウッドですから、役柄は反対なんじゃないかと思ったりしましたが、とんでもありません。スレた脱獄囚が子どもとのふれあいの中で、次第に自分の罪をあらためるようになるというストーリーは、泣かせるものがあります。 でも!泣くのはここではありません。もう本当に最後に、なんでそうなるの!という大事件が待ち構えています。男同士の友情は守られ、「完璧な世界」は作られるのです。このエンディングを置いたことで、これまでの道筋が全て「完璧なもの」になるのですから、イーストウッド監督は素晴らしい!と思えます。まさに男の映画です。
クラッシュ
奇跡の海
容疑者Xの献身
2008年公開の福山雅治さん主演の大学教授湯川学が物理学の天才的な頭脳を用いて謎を解明していくというストーリーです。 東野圭吾さん原作小説は読んだことがありませんでしたが、楽しめました。 ドラマ「ガリレオ」は見たことがあり、映画の世界でも柴咲コウさん演じる内海薫との掛け合いと、恋愛に発展しそうでしな感じがとても良かったです。 ドラマ「ガリレオ」と違って、堤真一さん演じる石神哲哉と松雪泰子さん演じる花岡靖子が主人公と言ってもいいくらいに、出演時間が長いです。 花岡靖子はすごく真面目で頑張り屋さんなのにどうして長塚圭史さん演じる富樫慎二のような男に引っかかったのでしょうか。初めはわからない本性があったんでしょうね。妻に暴力を振るってお金をむしり取る最低な人間から一生逃れられないような息苦しさが伝わって、殺人は絶対にダメですが、情状酌量と正当防衛は認められるんじゃないかと思いました。 命の重さはたとえ、悪人でもホームレスでも自殺するつもりの人でも同じで死んで当然の人間はいないし、嘘や偽装は罪悪感で押しつぶされ、精神崩壊するので良くないということを主張している映画だと思いました。 石神が湯川を登山の誘った時、絶対湯川を殺す気だろうなと思いましたし、ストーカー文章が出てきた時も絶対石神がストーカーになったんだと思いましたが、どんでん返しがあるとは思いませんでした。 石神が逮捕送検される時、花岡と会えて少し話ができました。その時、石神が「どうして」と言って泣きますが、本当「どうして」です。黙っていれば、花岡は刑務所に入ることはなかったろうに。石神は自分が愛されることや罪悪感を持たれることを想定していなかったんですね。自分の命を軽く見積もったんですね。数学者の計算ミスということですかね。
ジェイソン・ボーン
2012
スーサイド・スクワッド
オデッセイ
魔法にかけられて
コーヒーが冷めないうちに
シャドウハンター
ジョーカー
バットマンに登場するジョーカーを主人公とした映画です。 まずジョーカーといえば闇を牛耳る悪のカリスマ。 知的でメンタルも強く、超人のバットマンに人として対等に争う 腕力ではない不気味さを持ったキャラクターとして描かれてきましたが。 今回のジョーカーは”どこにでもいる普通の人”です。 身近な家族、友人、恋人。自分さえもジョーカーになる可能性があるんだと 考えさせられる作品になっております。 なので「悪のカリスマの誕生」というよりは、 「人は誰しもジョーカーになる要素を持っている」というほうが正しい気がします。 アメリカ作品で特徴的な自分たちを正義と肯定するような作品とは真逆になっているので 社会的に及ぼす影響を考えると、銃乱射事件のような模倣者を生んでしまうような 危険を伴った映画であります。 故に人には薦め辛い映画のように私は感じました。 さらにこの主人公、とにかく運がないんです。 監督の”普通の人で誰しも成りうるジョーカー”という要素に不運は不可欠なのです。 つまり見ていて辛い、ただ辛い、心が痛いのです。 この映画を薦めることは苦しむことを薦めることになってしまうのです。 ただ私はこの闇に落ちていく、活き活きと闇へ向かっていく物語に 変な爽快感を覚えました。それが社会的影響を危惧する感情です。 現代のアメリカ社会、かなり混乱しています。 バットマンではなくジョーカーを求めてしまうような時代になっていくのでしょうか? 苦しさの先にある1つの結末を見たいかたにはオススメしようと思います。 ~うるうるまるの個人的な見どころ~ 映画の一番初めのシーンです。上記の理由から脚本でアカデミー賞は難しいです。 しかし主演男優賞をこの役者はとりました。 一番初めのシーンにそれは凝縮されています。
見えない目撃者
コンフィデンスマンJP プリンセス編
シン・ゴジラ
アニメで社会現象となった「エヴァンゲリオン」の庵野秀明監督の実写映画です。 東宝から大きな予算を組んで製作された映画であります。 出演者や映像など豪華なものとなっています。 もともと庵野監督は若いころから特撮マニアでも知られ、アマチュア映像制作を多々 行ってきました。そんな庵野監督がエヴァンゲリオンなどで大成功を収め、どのような 特撮ゴジラ映画を作るのかエヴァファンからも大きな期待を受けた作品です。 さて映画の内容ですが 東京湾で未確認生物が発見されるところから物語がスタートされます。 主人公は内閣官房副長官という設定で、内閣に視点を持った怪獣映画となっています。 物語はとにかくリアリティーを追求しており、 ”本当に日本に怪獣が現れたら!?” 日本のトップや自衛隊はどのように対応していくのかを とにかく細かく細かく描いています。 内閣室や待合室なども細かく再現されるわけですが 実際内閣のかたが映画を観て、あまりに忠実に再現された部屋に驚いたようです。 「こんなに簡単に機密部屋が分かっていいのか!?」と(笑) そんなリアリティー求めた怪獣映画。実際に生物が現れてから内閣からマスコミや 自衛隊へと情報伝達がリアルに展開されるわけですが、マスコミに対する情報提示 のタイミングが悪かったり、武器1つ使用するのに様々な機関に許可を取らないと 使用できないところがとにかく日本らしさを受けます。 ただし自衛隊はとても優秀です。頼れる存在として描かれています。 身なりや軍規や喋り方など、戦闘兵器がとにかくかっこいいです。 (庵野監督の兵器愛が見られます、ヘリや戦車が最新のものでかっこいい!) 日本政府がぐだぐだやっているところで自衛隊だけは冷静に勇ましく戦います。 そんな優秀な自衛隊に対してゴジラが最強の生物という設定となってます。 自衛隊はあらゆる兵器をゴジラに対して使用していくわけですが。 ゴジラには全く効きません(笑) そんな最強のゴジラに日本政府は世界各国からもダメ出しを受けながら決断を随時 迫られていきます。 庵野監督作品が好きなかたは庵野スパイスがしっかりと入っております。 普段特撮映画を観ないかたでも楽しめる作品ではないでしょうか。 ~うるうるまるの個人的な見どころ~ 監督は撮影前に演技者に対して「早口で喋ってもらう、そうでない喋りやアドリブは 全てカットする」と公言しており、テンポよく展開していくところが〇。
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