スター・ウォーズ 特別篇
このレビューにはネタバレが含まれています
MUD -マッド-
ミシシッピ川をぐわーって昇っていく冒頭のシーンからぐいぐい引き込まれた。 傑作の予感はしていましたが、ドンピシャでしたね。 とにかくメチャクチャ良かったです。 現代版『スタンド・バイ・ミー』のキャッチコピーに偽りなし。ていうか、個人的にはスタンド・バイ・ミーよりも好きです。 アメリカ南部のカラカラに乾いた大地と川辺の湿った感じが、少年たちと殺人犯の交流という物語の舞台としてはピッタリで、ムードも満点でした。 タイ・シェリダン演じる少年エリスもとても良かったのですが、何と言っても本作はマッド役のマシュー・マコノヒー様様でしょう! 彼の最高傑作とも呼ばれているらしいですが、その通りだと思います。 全体的に薄汚れた感じとか、食べ方の汚さとか、歯並びのガチャガチャしてるのとか、言動や佇まいを含めてサイコーでしたね。 クライマックスのまさかのガンファイトを含め、先の読めない展開にすっかりヤラれてしまいました。
スーパーマン リターンズ
名作の続編だけに、ストーリーの部分で賛否両論を呼んだ作品ではありますが、スーパーマンが人命救助に現れるいくつかのシーンは、シリーズの中でも特に痛快で、神々しくさえある美しい撮り方だと思いました。 ストーリーについては正直、モヤつく部分が残ります。予告編で期待させられた、スーパーマンの必要性に対してロイスが疑義を呈しているという話については、あまり具体的な議論の進展はなく、その問いを、分かりやすい恋愛感情のもつれの話として収斂させてしまったようにも見えるのは少々残念です。 「ヒーロー」の存在意義について問うような面は薄く、単体の話としては、メッセージがどこにあるのかやや曖昧な「続編」です。それでもなお、後年のDCEUの映画ではあまり見られない、事件の解決の出口を次々と開いてくれる前向きな存在としてのスーパーマンを見ることができ、素朴な楽しさに溢れています。 お馴染みの「スーパーマンのテーマ」が随所にかかりますが、音楽の入り方はどこも素晴らしいです。近年ゴジラKOMでも話題のドハティ監督の作品だけに、本作でも旧作の音楽の活かし方が効いていました。
ピーターラビット
フック
チャーリーとチョコレート工場
観たこともないような色とりどりの世界、耳に残る音楽、個性豊かな登場人物。それでごまかされているかのようなチープな演出が目につく、なんとも退屈な作品でした。 見事にティム・バートンワールドなのですが、工場に招待された子供それぞれに似たような展開が起こり、それが繰り返され、そんな茶番の前後にちょっと親子愛やらウォンカのほっこりストーリーがくっつけられているかのような印象です。 チャーリーが工場に招待されるまではけっこう見入って楽しめたのですが、肝心の工場内部は本当にしょうもなかった。子供騙しですよ。8歳の息子も面白くないと言いましたが。 結末は悪くないんですけど、もう少し何とかならなかったのでしょうか。ごちゃごちゃ詰め込めばいいってもんじゃない!と声を大にして言いたい。 ジョニデにしかできないような役ですがなんか気持ち悪いし生理的に受け付けないし、子供たちのクセ強感も極端で不快感しかない。チャーリーが天使のようですよ。やり過ぎかな~
スリーピー・ホロウ
終始ダークな雰囲気が漂う映像、首なし騎士というホラーファンとしてはなんともそそられるゴースト、そしてジョニー・デップ×ティム・バートン!面白いに決まってるでしょと言いたくなるほど興味をそそられる作品です。そして期待を裏切らない出来でした。 この頃のジョニデはまだかなりのイケメンで、あまり他の映画では観れないちょっとへたれな刑事を熱演しています。そしてクリスティーナ・リッチの可愛さ!ゴシック風のドレスに身を包んだ姿は物語の雰囲気にもマッチしていてとても良かったです。 ティム・バートン作品といえど、今作はお子様は観れないでしょう。でもホラーの中にちょっとファンタジー要素も感じられ、しっかりティム・バートンワールドを堪能できます。ちゃんとホラーですけどね。 首なし騎士の殺し方は首カットなので、ちょいグロです。苦手な人は厳しいかも。でも徐々に明らかになっていく首なし騎士の謎にのめり込めること間違いなしです。 ただホラーとして怖いだけでなく、サスペンスとしてしっかり結末を描き切っているので、後味よく観れます。黒馬にまたがるクリストファー・ウォーケンが一番のはまり役かも。
映画 太陽の子
絶望的状況下で悪魔的希望にすがるしかなかった人間の業と、それすらも乗り越えさせてしまう生命力の底力を「観察する目線」で静かに熱く描いた作品。 三浦春馬のキャスティングは偶然にしてはあまりにもあつらえられたかのように思えてしまうほどキャラクターの運命と重なっていて驚く。作品内での台詞がまるで本人の想いを切々と語っているかのように錯覚してしまう。 「手の付けられない狂犬」的な役柄のイメージが強い柳楽優弥が、まるで正反対な静かな、しかし、内面の芯は熱い「物理学者のタマゴ」を実にそれらしく演じていて、彼の新たな魅力が十二分に味わえます。 脇を固めるベテラン勢も素晴らしく、「老いぼれ爺」を本人の愛嬌が上手く作用している「カントク」山本晋也が勤め、優しさと尊厳の入り混じった「陶芸家」のイッセー尾形の演技は特筆ものですし、田中裕子の、夫と息子達の運命の矛盾に引き裂かれそうになりながらも必死に筋を通し続ける「母」の演技に身が引き締まる。
インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア
トム・クルーズもブラッド・ピットもきっと一番かっこよくて美しかった頃の作品だと思います。特にレスタト演じたトム・クルーズは本当にキレイ。 顔が崩壊しながらピアノを弾いている場面ですら美しく、鳥肌が立つほど惚れ惚れしてしまいました。さらにキルスティン・ダンスともフランス人形のようにかわいくて、全体的にその映像美にうっとりしてしまいます。 恐怖の吸血鬼!という作品ではなく、ヴァンパイアゆえの悩みに苦悩する姿、人間の悲しさ、虚しさに感情を揺さぶられる作品です。ヴァンパイアにインタビューするという斬新すぎる発想が最高に活きています。 インタビュアーが本当はリバー・フェニックスだったとのことで、実現していたら豪華すぎる作品になっていましたね。観てみたかったです。クリスチャン・スレーターもいいんですけどね。 とにかくこれまでのヴァンパイア映画のイメージを覆すストーリー、映像がたまらない、本当に見ごたえのある傑作です。超絶キレイなトム・クルーズを拝むためだけに観ても損はナシ!
台風家族
犯罪を犯して消えた両親の偽装葬儀で再会する兄弟妹が、遺産を巡ってあーだこーだ言い合う物語。テンポが良く最後まで楽しく観ることができました。 あの人が出てるのでお蔵入りも囁かれていましたが、無事観ることができて良かったです。 思えば草彅剛の出てる映画なんて「ホテルビーナス」以来で、今作はちょっと嫌な役でしたけどはまり役でした。「ま、ま、満足~」のフレーズを見つけた時はふふってなっちゃいましたね。 基本はコメディで、ぽんぽん話が進んでいきます。キャストは文句なし。草彅もだし、MEGUMIも中村倫也もすごく良かった。みんな癖のある役を見事に演じ切ってます。新井浩文も良い味出てたので、もったいないなぁとしみじみ。 そして中盤あたりから結末の展開が読めてきましたが、思っていたよりも感動的なラストでした。オチというかあの演出は賛否あるでしょうが、そこは感動的に寄っていったラストに少しまたコメディ要素を足したかのように感じました。 まさに台風のようなしっちゃかめっちゃか感が楽しめると思います。
ビバリウム
恐怖人形
死霊館のシスター
「死霊館」シリーズが好きで、スピンオフ作品の「アナベル」も全部観てきましたが、この作品は本当につまらなかった。マリリン・マンソン顔のヴァラクが一番好きなキャラなので期待していたのですが。 オールルーマニアロケならではの修道院の雰囲気も、シスターの自殺から始まるのも、どれもここからの展開を期待させる最高の要素だったのですが、話が進むにつれて退屈になってきました。これが全ての始まりというわけですが、パンチがないというか、もう少し掘り下げて丁寧に描いてほしかったと感じます。きちんと現代の死霊館へ繋げて伏線を回収しているのはいいんですけどね。 観終えて時間が経った今となってはほとんどストーリーが頭に残ってない。説明しろと言われると難しいかな。 ダークな雰囲気とぬっと現れるヴァラクは怖いんですよ。何回見てもあの顔は怖い。でも全体的には今までのシリーズ作品の中ではかなりぬるめの恐怖度です。せっかく恐怖の元凶をを題材に映画撮るならもっと怖くしてほしかった!
ティファニーで朝食を
アナベル 死霊博物館
このシリーズの面白いところは、このアナベル人形含め、登場人物やだいたいのエピソードが実話だというところだと思います。 ホラー好きとしては初めて「死霊館」を観た時はかなり怖くて、ウォーレン夫妻も実在したのでリアリティがあり、これはこれからも観たくなるなと期待したものです。ずっと登場してきたこのアナベル人形ですが、これにスポットライトが当たった今作は、まぁ怖さ的には期待を裏切らない出来に仕上がっているかと。 特にアナベル含むいわくつきの品々を保管している地下でのシーンは、いろんなところに目が行っちゃうし、とにかく背後が怖くてゾクゾク。 でもホラーにつきものなのか?と思うほど、やってはいけないことをやっちゃう子って何なんでしょう。お約束?終始いらいらしました。 でもこの展開がないとこの物語は成り立たないので、もっと違うアプローチから攻めてほしかったとも思うところです。 とはいえシリーズ化されると心配されるマンネリといったものもさほどなく、相変わらず強力な悪霊との戦いも繰り広げられ、キャーキャー言いながら観るには十分なホラーです。
アラジン
シンデレラ
悪人伝
いや~期待しすぎました! もうね、設定の時点の面白過ぎてハードルを上げまくった僕が悪いのでしょう。。。 ヤクザと警察が組んでサイコパス殺人鬼に挑むのですが、視点は思ったより警察寄り。 このDVDパッケージはどう考えてもマ・ドンソク兄貴の単独主演ですが、実際は暴力上等の荒くれ刑事、キム・ムヨルとのダブル主演でした。 流血やバイオレンスはそれなりにあるものの、ドンソク兄貴の肉弾ファイトは控え目だし、サスペンスなのかアクションなのかジャンル分けに迷う印象。 いっそサスペンスアクション!と呼んでしまえばいいのかもしれませんが、ちょっとニュアンスが違うのよな。。。 殺人鬼(芸人の和牛のツッコミに激似!)は残忍なんだけど、背景があまり見えず、戦闘力も高くないので、あんまりハラハラはしませんでした。 つまんなくはないので、観て損はありませんが。 韓国映画はクオリティが高すぎるので、コッチも並の作品じゃ満足出来ない傾向にあるのかも。。。 贅沢病ですかねえ?
IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。
あれから27年経ち、大人になったルーザーズクラブの面々が再びペニーワイズと対峙する物語。 今回は前作と比べると真新しいところがあまりなく、全体的に前と似てるなぁという印象があります。 ペニーワイズもたっぷり出てくるし、化け物感はさらにパワーアップ。でもどれもこれも前作とかぶるというか、フレッシュさに欠けます。大きく違うのがあの子供たちが大人になっているという点ぐらい。あとはそれぞれの前に恐怖の対象としてあのピエロが様々なクリーチャーになって登場。そしてある意味ファンタジーのような仕上がり。これは前作の方が面白いですね。 予告編を観た時はあのおばあさんが怖くてかなり期待してしまったのですが、怖がらせる手数が増えすぎてごちゃごちゃ、そして肝心のストーリーが頭に残らないというのが残念。 でも相変わらずペニーワイズは気持ち悪いですよ。なぜか一瞬素のビル・スカルスガルドが垣間見えるシーンがあってよくわかりませんでしたが、ビルさんが熱演しているのは今作でもよくわかります。
IT/イット “それ”が見えたら、終わり。
27年周期で現れては人々を恐怖に陥れる、ピエロの姿をした悪魔と子供たちとの闘いを描いた物語ですが、実は観るまでピエロの格好をした殺人鬼=人間の話だと思っていました。だから私は良い意味で期待を裏切られ、想像もしていなかった方向へ話が進んで最後まで楽しく観ることができました。 もう出だしからゾクゾクとさせてくれて、雨の排水溝のシーンはすっかり有名ですよね。 そこから効果的に赤い風船で恐怖心をあおってきます。効果音もなかなか気持ち悪い。 でも何が一番怖いってペニー・ワイズの動き!演じるのは超イケメンのビル・スカルスガルドですが、声も動きもかなりの気持ち悪さ。見たことはありませんがドラマ版の「IT」のペニーワイズとは全くの別物に仕上がっているでしょう。さらには左右でそれぞれ外側に動く目玉。これがCGじゃないから驚きですよね。あんなにイケメンなのにこんなピエロになりきれちゃうなんて、そのギャップがまた魅力的です。 この作品はストーリーも演出もわりといいのですが、このペニーワイズの完成度の高さによるところが大きいのではないでしょうか。 人によってはトラウマになりそうですが、怖いけど面白い、見ごたえのある作品です!
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