恐怖人形
このレビューにはネタバレが含まれています
死霊館のシスター
「死霊館」シリーズが好きで、スピンオフ作品の「アナベル」も全部観てきましたが、この作品は本当につまらなかった。マリリン・マンソン顔のヴァラクが一番好きなキャラなので期待していたのですが。 オールルーマニアロケならではの修道院の雰囲気も、シスターの自殺から始まるのも、どれもここからの展開を期待させる最高の要素だったのですが、話が進むにつれて退屈になってきました。これが全ての始まりというわけですが、パンチがないというか、もう少し掘り下げて丁寧に描いてほしかったと感じます。きちんと現代の死霊館へ繋げて伏線を回収しているのはいいんですけどね。 観終えて時間が経った今となってはほとんどストーリーが頭に残ってない。説明しろと言われると難しいかな。 ダークな雰囲気とぬっと現れるヴァラクは怖いんですよ。何回見てもあの顔は怖い。でも全体的には今までのシリーズ作品の中ではかなりぬるめの恐怖度です。せっかく恐怖の元凶をを題材に映画撮るならもっと怖くしてほしかった!
ティファニーで朝食を
アナベル 死霊博物館
このシリーズの面白いところは、このアナベル人形含め、登場人物やだいたいのエピソードが実話だというところだと思います。 ホラー好きとしては初めて「死霊館」を観た時はかなり怖くて、ウォーレン夫妻も実在したのでリアリティがあり、これはこれからも観たくなるなと期待したものです。ずっと登場してきたこのアナベル人形ですが、これにスポットライトが当たった今作は、まぁ怖さ的には期待を裏切らない出来に仕上がっているかと。 特にアナベル含むいわくつきの品々を保管している地下でのシーンは、いろんなところに目が行っちゃうし、とにかく背後が怖くてゾクゾク。 でもホラーにつきものなのか?と思うほど、やってはいけないことをやっちゃう子って何なんでしょう。お約束?終始いらいらしました。 でもこの展開がないとこの物語は成り立たないので、もっと違うアプローチから攻めてほしかったとも思うところです。 とはいえシリーズ化されると心配されるマンネリといったものもさほどなく、相変わらず強力な悪霊との戦いも繰り広げられ、キャーキャー言いながら観るには十分なホラーです。
アラジン
シンデレラ
悪人伝
いや~期待しすぎました! もうね、設定の時点の面白過ぎてハードルを上げまくった僕が悪いのでしょう。。。 ヤクザと警察が組んでサイコパス殺人鬼に挑むのですが、視点は思ったより警察寄り。 このDVDパッケージはどう考えてもマ・ドンソク兄貴の単独主演ですが、実際は暴力上等の荒くれ刑事、キム・ムヨルとのダブル主演でした。 流血やバイオレンスはそれなりにあるものの、ドンソク兄貴の肉弾ファイトは控え目だし、サスペンスなのかアクションなのかジャンル分けに迷う印象。 いっそサスペンスアクション!と呼んでしまえばいいのかもしれませんが、ちょっとニュアンスが違うのよな。。。 殺人鬼(芸人の和牛のツッコミに激似!)は残忍なんだけど、背景があまり見えず、戦闘力も高くないので、あんまりハラハラはしませんでした。 つまんなくはないので、観て損はありませんが。 韓国映画はクオリティが高すぎるので、コッチも並の作品じゃ満足出来ない傾向にあるのかも。。。 贅沢病ですかねえ?
IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。
あれから27年経ち、大人になったルーザーズクラブの面々が再びペニーワイズと対峙する物語。 今回は前作と比べると真新しいところがあまりなく、全体的に前と似てるなぁという印象があります。 ペニーワイズもたっぷり出てくるし、化け物感はさらにパワーアップ。でもどれもこれも前作とかぶるというか、フレッシュさに欠けます。大きく違うのがあの子供たちが大人になっているという点ぐらい。あとはそれぞれの前に恐怖の対象としてあのピエロが様々なクリーチャーになって登場。そしてある意味ファンタジーのような仕上がり。これは前作の方が面白いですね。 予告編を観た時はあのおばあさんが怖くてかなり期待してしまったのですが、怖がらせる手数が増えすぎてごちゃごちゃ、そして肝心のストーリーが頭に残らないというのが残念。 でも相変わらずペニーワイズは気持ち悪いですよ。なぜか一瞬素のビル・スカルスガルドが垣間見えるシーンがあってよくわかりませんでしたが、ビルさんが熱演しているのは今作でもよくわかります。
IT/イット “それ”が見えたら、終わり。
27年周期で現れては人々を恐怖に陥れる、ピエロの姿をした悪魔と子供たちとの闘いを描いた物語ですが、実は観るまでピエロの格好をした殺人鬼=人間の話だと思っていました。だから私は良い意味で期待を裏切られ、想像もしていなかった方向へ話が進んで最後まで楽しく観ることができました。 もう出だしからゾクゾクとさせてくれて、雨の排水溝のシーンはすっかり有名ですよね。 そこから効果的に赤い風船で恐怖心をあおってきます。効果音もなかなか気持ち悪い。 でも何が一番怖いってペニー・ワイズの動き!演じるのは超イケメンのビル・スカルスガルドですが、声も動きもかなりの気持ち悪さ。見たことはありませんがドラマ版の「IT」のペニーワイズとは全くの別物に仕上がっているでしょう。さらには左右でそれぞれ外側に動く目玉。これがCGじゃないから驚きですよね。あんなにイケメンなのにこんなピエロになりきれちゃうなんて、そのギャップがまた魅力的です。 この作品はストーリーも演出もわりといいのですが、このペニーワイズの完成度の高さによるところが大きいのではないでしょうか。 人によってはトラウマになりそうですが、怖いけど面白い、見ごたえのある作品です!
映画 としまえん
十二人の死にたい子どもたち
私は原作を読んでいませんがサスペンスとして雰囲気も良さげでとても楽しみに鑑賞しました。いつもサスペンス映画を見る前はワクワクします。ですが、結論から言うと面白くなかったです。 きっと映像化したことが失敗だったのでしょう。原作は良いと聞いたので、もう少し魅力的に作れたと思います。 もともと自殺志願者の集まりなので、1人増えた死体に対してうろたえることもない。みんなかなりのくせ者でテンションも低く、ストーリーも大きく盛り上がる事もない。淡々と各々持論を展開し、あーだこーだ言うだけ。これを見せられても何も面白くない。そして案の定、結末も大したことがなく、若者の自殺という問題に対しても何も感じさせてこない。 うまく作ればもっと観る者の心を揺さぶることができると思うのですが、なんとももったいないという印象です。 キャストはこれから期待の若手が目白押しといった感じですが、良い意味であまり派手さがなく良かったと思います。そんな感じで特に見どころもない暗い作品でした。
るろうに剣心 最終章 The Beginning
クレヨンしんちゃん オラの引越し物語 サボテン大襲撃
息子が生まれるまで「クレヨンしんちゃん」とは無縁の生活を送っていましたが、息子がしんちゃんの大ファンになった今、しんちゃんが子供の心をつかむ人気アニメだというのも大納得しています。 この作品はもう息子と幾度となく観た作品ですが、何度観ても本当に面白い。 ヒロシの転勤で家族でメキシコに引っ越すことになった野原ファミリーが、現地の人たちも交えながら人食いサボテンと戦うという、なかなかのアクション作品に仕上がっています。 大人の私からしたら、マダクエルヨバカという現地の地名や、「いい質問ですね~」を繰り返すあの方そっくりなキャラなど、そういうところが面白くてしょうがないんです。なかなかお下品なシーンも出てきますが、その際どさがいいのかいつも息子は大爆笑。それでもストーリーはしっかりしていて、子供の心を鷲掴みするところがすごすぎます。 ハチャメチャな中に友情や家族愛がつまっていて、おもしろいけど泣けたり。しんちゃんの底抜けの明るさは大人でも元気がもらえますしね。だから大人だけで観てもきっと楽しめます。 春日部を飛び出してメキシコが舞台なのも、映画ならではで楽しいですよ。個人的には現地の不良犬を従えるシロがお気に入り!
チワワちゃん
さんかく窓の外側は夜
映画ではなく連続ドラマにすればよかったのにと思います。 日本のホラー・サスペンス映画特有の暗く思い空気、閉塞感、そういう雰囲気だけはしっかり描かれていて、肝心のストーリーや設定は原作とは比べ物にならないほどチープ。 主要登場人物それぞれが特殊な能力というか特殊な状況に置かれているのに、それでも全く引き込まれません。特にキャストの関係性がほとんど描かれず、見るものを置き去りにするような展開が怒涛に続きます。原作を知らない人だったらかなり理解に苦しむのでは。 幼少期から幽霊が見え苦悩してきたという三角だけど、最後に「あなたのおかげでこんな僕でも誰かの役に…」と言ったところで何も響かず、もちろん感情移入もできません。とにかく何も響かない。演じた志尊淳さんはいい演技をしているのでなんだかもったいないなぁと感じてしまいます。 岡田将生さんはミスキャストかな。とにかくこの2人の距離感が近くて、これはBL?とも思ったり。余計なところばかり目につきました。謎解きにしてもホラーにしても中途半端で、無駄に豪華なキャストを揃えていますが残念です。原作は素晴らしいので、せめて原作を知らない人でも楽しめるように考えて作って欲しかったですね。じゃないと映画化した意味がないのでは。
カーライル ニューヨークが恋したホテル
ニューヨークの超高級ホテル・カーライルを描いたドキュメンタリー。 スタッフや常連客などのインタビューで構成されています。 音楽も大変良く、ホテルの内装や飾られている絵画などについての逸話も大変興味深いものでした。 特にスタッフの仕事に対する自負が伝わってきました。 私の家の近くにも、皇室御用達で世界中からの賓客もお迎えするホテルがあります。 カーライルほど価格帯は高くはありませんが、格式の高いホテルです。 何度かラウンジに行ったり、ちょっとした食事会をしたことがあります。 その度に感じたことは「おもてなし」の心遣いの良さ。 アメリカと日本では、おもてなしの内容に違いがあるかと思いますが、それを思い出しながら本作を視聴しました。 カーライルの魅力が伝わってくる作品ですが、残念なのは先にも挙げたようにほぼインタビューで構成されている点。 「カーライルは素晴らしい」という意見は伝わってくるのですが、制作陣からみた客観的な視点や考察もあったほうがより良かったかと思います。 後半にいくにつれて少しダレていくのがちょっと惜しい作品でした。
闇の子供たち
新感染半島 ファイナル・ステージ
タロウのバカ
作品の出来不出来にメチャクチャムラッ気のある大森立嗣監督ですが、本作は完全にダメな方! 個人的には『ぼっちゃん』よりはマシでしたが、とにかく見切るのがしんどかった! 一応ストーリーらしきものはあるにはあるのですが、シーンとシーンの繋がりがほとんど見られず、ブツ切れの動画をツギハギしたようなパッチワークみたいな作品でした。 内容も胸が悪くなるような犯罪シーンばかりで、主要キャストの狂ったみたいな馬鹿笑いだけが耳にこびりつきます。 役者はイイの使ってるんだけどなあ。俳優デビュー戦だというYOSHIもインパクトあったし、菅田将暉も仲野大賀もそれぞれに見せ場はあった。でも何よりギャーギャー喚いてるシーンばかりが悪目立ちして印象に残ってしまっているのが惜しい。 メッセージ性はあるようで、ナイ。終いにはアングラ演劇みたいな抽象的な前衛芸術シーンまで飛び出して、ああ、もうダメだ。。。 折れそうになりながら踏ん張って完走したけどマジで辛かった。 あと國村隼の無駄遣いは勿体なさ過ぎ!
スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼
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