ホットロード
原作は1980年代後半に大ヒットしたコミックです。 当時思春期真っ只中だった私は愛読しており、この世界観に憧れたのを覚えています。 原作のもつ、透明感のある繊細さがよく表現されています。 ただ、長いお話なので映画化するにあたって外されたエピソードも多く、主人公たちの心の痛みが伝わりにくいかなぁと思いました。 主人公の和希は、母親との確執に苦しみ、やがて友人に誘われて暴走族に惹かれていきます。 そしてそこで出会った春山との恋。 このあたりの心模様が原作よりあっさりしているのでもったいないです。 私は原作を読んでいたので、ある程度脳内補完しながら見たのですが、事前知識がないと雰囲気を楽しむ映画になってしまうかもしれません。 10代の少年たちのもつ痛みなどはしっかりと描かれていますので、同世代の方なら楽しめるかと思います。 原作を愛読していたころから数十年。 和希の母親の年齢を超えてしまった私ですが、改めて見ると和希の母の母としての幼さに強く興味を惹かれました。 原作を読んでいたころは、全く気に留めなかった部分です。 年を経ると、同じモチーフでも視点が変わるものだなぁと思いました。 原作を読んだ人にはとてもおすすめです。
海難1890
このレビューにはネタバレが含まれています
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兎に角、怪獣同士の戦いが見たいなら間違いのない作品です。ある程度の人間ドラマも入ってますが、次から次へと現れる怪獣たちがメインとなっているので、無駄にストーリー部分を読み解く必要もなく、無心で見れるという意味では良いです。また、映像も流石にお金が掛かっているだけあって、かなりの迫力とリアル感があり、これだけ見ていても興奮すること間違いなしです。中でも、キングギドラについては、三つの頭がそれぞれ個性があるのは、この作品で初めて知りました。表情も細かく表現されていて、ちょっとスケールの違いを見せつけられた感じがします。また、ラドンの追いかけてくるシーンは、スピード感が半端なくて、作中でも見せ場の一つではないかと思います。モスラも、幼虫シーンから登場してましたが、成虫になったあとの美しい羽ばたきは、感動すら覚えました。強いて言うなれば、怪獣同士の戦いが暗い場所が多かったので、見えにくい部分があり少し残念でしたが、全体的には非常に楽しめる作品になってました。
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