裏窓
ヒッチコック監督は新作の撮影が始まる前に、完成したその映画がすべて頭の中に出来上がっているのだという。撮影が始まったら、その脳内映画をそのまま作るだけなのだと。 映画の神様というか怪物というか、とにかく尋常ではない脳みその持ち主なのだ。 今作のオープニングの長回し。何故かひとりでに開くカーテン、窓へと進むカメラの移動、階段を駆け上がる猫の動き、向かいアパートの住民たちを一人ずつナメていくパン撮影、カメラの急速後退からジェームズ・スチュワートのアップへのピン送り、彼の額にジャストタイミングで流れる汗。すべての情報が過不足なくスクリーンに提示される冒頭数分間、こんなオープニングシークエンスが撮影前から監督には完璧に見えているのだ。まさに映画の怪物。 コマ落としのスローモーションで登場するグレース・ケリーの美しさももちろん神がかり的。 最高の脚本、最高の演出、最高の俳優。ハラハラドキドキのサスペンス、うっとりするようなラブロマンス、洒落た音楽、クスリと笑わせるブラックユーモア。 何度でも見返したい、映画のマスターピースとはこれだ!
西遊記 はじまりのはじまり
「西遊記」のはじまりのはじまりを描いた、見たこともない世界が広がるファンタジーアドベンチャー作品です。もう冒頭の魚の妖怪から引き付けられて、最後まで一気に観てしまいました。 一番の見どころはCGを駆使したユニークな妖怪たちだと思います。少し粗さはありますが妖怪たちのクオリティはなかなかで、個人的には豚が良かった!中国の風景もとても綺麗でした。 ストーリーも「西遊記」を知らなくても大丈夫。「西遊記」に詳しい旦那いわく、なんか違う…のだそうですが、妖怪ハンターたちの珍道中くらいに軽い気持ちで見ても十分楽しめます。 ロマンスが絡んでくるのもお決まりっぽいのですが、よくあるテイストとは少し違ってキュンキュンきちゃいました。 そしてあのエンディング曲!チャウ・シンチ―監督は親日家なんですかね。 おなじみのチャウ・シンチ―組のキャストもチラホラと目に入って、監督本人の姿も久しぶりに観たかったのですが、もう監督に専念するとのことで残念です。続編も気になります!
バッドボーイズ フォー・ライフ
ウィルスミス出演の映画ってほんと失敗作ないね。 ハイスピードでアクションが満載、エンディングもなかなかまとまりがよくてレベル高めに感じた。 マイクとマーカスのコンビが本当にすき!
ワイルド・スピード ICE BREAK
このレビューにはネタバレが含まれています
いま、会いにゆきます
ハリー・ポッターとアズカバンの囚人
ハリー・ポッター3作目ですね。とてもかわいいハリー役のダニエル・ラドクリフさんが突然お兄さんになったような気がします。2作目のハリー・ポッターと秘密の部屋から2年が経過してるんですね。1989年生まれのラドクリフさんは2004年公開時、1作目12歳、2作目13歳、3作目は15歳ですね。中1と中3の差は大きいです。それだけ撮影に力が入っていたんですね。 リーマス・ルーピンが初登場ですね。デビッド・シューリスさんが演じています。最初の登場の仕方からして先生らしからぬ感じで、電車で寝こけてる当たりがすごく好感を持てます。 そしてシリウス・ブラック役のゲイリー・オールドマンさんかっこいいです。46歳で油ノリノリです。 暴れ柳や叫びの屋敷の秘密が分かります。ホグズミードであってもこんなにも奥の深い作りになっていることに驚かされます。J.K ローリングさんは本当に天才ですね。 原作を読んでいた時は、犬から人間になるシーンや狼男、暴れ柳の穴を通るシーン、人間からネズミになるシーンなどどうやって撮影するのかと思っていましたが、本当に良くできていると思います。
ターミネーター2
パディントン
まず、とにかく終始パディントンの可愛さにキュンキュンさせられます(笑) ペルーのジャングルからやってきた紳士で礼儀正しいクマのパディントンがブラウン一家と家族になるために奮闘するのですが、パディントンは慣れない都会での生活に多くのトラブルを起こしてしまいます。 しかしそのトラブルがどれも可愛らしく見ていて本当に楽しくなってしまいます。 そしてある理由からパディントンを捕まえようとする悪役ミリセント・クライドも、仕掛ける罠や作戦が全部可愛いのです。 このように悪役でさえも映画の雰囲気に合った「愛される悪役」として描かれており、この映画全体をホッコリとさせています。 また日本語版の主題歌にAIの「ハピネス」が採用されているということも相まって、是非これからの寒くなる時期やクリスマスが近づく季節に見ていただけると、より楽しむことが出来ると思います。 赤い帽子と青いダッフルコートがトレードマークのまさに「ザ・イギリス紳士」のパディントン。 そんな可愛いキャラが大好きな方に是非見ていただきたい映画です。
赤い家
劇場版「鬼滅の刃」無限列車編
流行っている&子供が見たいというので、映画を見る直前1週間で、Amazonプライムで善逸、伊之助に出会うあたりまでをザッと流し見して鑑賞してきました。 チラホラ知らないキャラクターも登場しますが、映画鬼滅の刃無限列車編では主に炭治郎、禰豆子、善逸、伊之助が主要となり物語が進むため、それらのキャラの区別とざっくりとした特徴だけ掴んでおけば何も問題なく物語に没頭できました。 煉獄さんは映画で初めて見ましたが、見た目も性格も個性が強いのでこちらもすっと馴染みました。 アニプレックスとUfotableという有名所が制作に携わっていることもあり、まずアニメーションがものすごくキレイです。最近のアニメーション映画はプリキュアくらいしか見に行っていないのですが、プリキュアとのアニメーション技術の差は歴然でした。 物語や物語の進むスピードなどがほどよく、子供向けのギャグもバランス良く盛り込まれていて、大人も子供も楽しめるベストなバランスを取っていると感じました。後半30分はあちらこちらからすすり泣く声が聞こえて、隣の席の人も号泣していて、マスクを外してしまっていて、そこは気になってしまいました。。今はマスク着用が鑑賞のルールです。。 3歳の子供でも泣かずに大人しく映画を楽しんでいました。 どこが一番楽しかった?と聞くと、「煉獄さんの目がつぶれて見えなくなってる所」と答えていました笑
LIFE!
海外へ行きたい、世界中を見てみたい! とにかく昨年3月頃から今年にかけて、現在進行形で、旅したいのに行けない状況。 映画で主人公と同じ気持ちで、空想旅を映像にしてくれる映画。 そして、今、何に対しても、新しい一歩が踏み出せない気持ちになっている方が多く、現状維持もままならない状況だからこそ、観て欲しい映画。 「世界を見よう、危険でも立ち向かおう。それが人生だから」というモットーの雑誌のネガフィルム管理をしているウォルターが、あることが切っ掛けで、世界中を旅することに。 実際に彼の背中を押したのは、事件ではなく、片思いの同僚シェリルとある人。 彼女演じる、クリスティン・ウィグが歌うある有名な曲。 このシーンは、胸に響きました。 一歩踏み出したら、雑誌の専属写真家ショーンを追うウォルター。 そこからの映像は必見! 目に入ってくる風景は、目が見開かれるほど、美しい。 この美しさを言葉では表現出来る語彙力は、持ち合わせてません。 仕事しても評価されない、と思っている人が多い日本。 仕事の対価としての給料は、特に今は大事なもの。淡々と仕事をこなすのは、しんどいけど、辞められないのが現実。 「職場に私がいなくても…」と思っている方に、観て欲しい映画。 ただ、もうお先真っ暗でどん底気分の時には、おススメしません。
私はあなたのニグロではない
セブン
イコライザー
デンゼルワシントン(マッコール)とクロエグレースモレッツ(テリー)が出演している作品だったので観ました。 彼の出ている作品は本当によい作品が多い。シナリオもあるとは思いますが、彼が出ている事が大きいのだと自分は思います。 この作品は、元CIAエージェント(マッコール)と娼婦(テリー)との出会いから始まります。 トラブルに巻き込まれたテリーを助けるマッコール。 そのマッコールを探すロシアマフィア。 マッコールとマフィアとの闘いも見ごたえあり! 冷静に確実に相手をしとめるところはかっこいいと思います。 元CIAのマッコールとホームセンターで働く優しいマッコール。 このギャップもこの作品の魅力の1つかと思います。 それとは別で、テリーとの関係もまたいい。 親子でもないし、恋人でもない、でも二人は信頼しあっている。そんな関係がとてもこの作品に厚みを持たしていると思います。 この作品は、多分、誰が観ても好きになるんじゃないかと思います。
マッドマックス 怒りのデス・ロード
チア☆ダン 女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話
ラ・ラ・ランド
この映画は、エマ・ストーンらが演じている、比較的新しめのミュージカル映画です。 いきなり大きい道路で、出演者が音楽に合わせて車の上で華麗に踊りまくる場面に、一気に度肝を抜かれます。 そのあともストーリーに沿って楽しい音楽も、せつない音楽も、クールな音楽もあり、それらの音楽に沿って出演者が笑ったり、感傷的になったり、ロマンチックになったりします。 また、ミュージカル映画と言えども、ストーリー自体も面白いです。女優になりたいミアと、ピアニストになりたいセブが、どちらも仕事でうまくいったりいなかったりしている中、恋に落ちます。お互いに恋愛と仕事の両立・対立に苦しみながら、衝突もし、夢はかなうのか、恋愛は成功するのか、最終的結末とは・・・ 音楽だけでも聴き返したくなる、とても良い音楽ばかりです。 最後までドキドキで、とても美しい音楽ばかりつまった、元気がないときに見ても楽しく踊っている姿を見て明るくなれる、おすすめの作品です。
ハリー・ポッターと炎のゴブレット
ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ
竜とそばかすの姫
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