リズと青い鳥
響けユーフォニアムの登場人物でもあるキャラクターが主人公の物語です。京都アニメーションさんの綺麗な作画が素晴らしくて、思わず綺麗…と声が出てしまいました。 女の子同士の友情、恋愛?ともとれるような心の描写が細かく描かれていて見入ってしまいました。物語の起承転結はあまりなく、一定な感じで進んでいくので途中で少し飽きてしまうシーンもありました。 私自身、響けユーフォニアムのアニメは視聴したことがないのですが、そちらを見ていなくてもちゃんと楽しめる内容になっています。 進路をどうするか、友達と離れるのが辛いなど、学生ならではの悩みが出てくるので、ちょうど今そういった悩みを抱えている学生さんも共感できそうな内容だと思います。 主人公達は友情関係で共依存ともとれるような関係性で、仲のいい同性の友達同士でもこうなりがちだなと思いました。 私も女子校出身なので、女の子達の距離感など共感できる部分が多かったです。 お話の中に出てくる、リズと青い鳥の絵本の絵柄や登場人物もとても可愛くて、実際にあれば絶対に買っているな、商品化して欲しいなと思いました。
トランスフォーマー/ロストエイジ
このレビューにはネタバレが含まれています
ワイルド・スピード/ジェットブレイク
フリー・ガイ
物語る私たち
カナダのアトム・エゴヤンからスペインのイザベル・コイシェまで、サラ・ポーリーと言えば世界中の映画作家から重宝される名優ですね。アリス・マンローの短編小説を映像化した「アウェイ・フロム・ハー」ではアカデミー賞にノミネートされるなど、自らメガホンを取った時にも才能を発揮しています。そんな順風満帆な人生を送っているはずの彼女の、プライベートでの秘密が赤裸々に明かされていきドキドキです。 このドキュメンタリーの中でサラは女優ではなく、監督やプロデューサーとして明確な意志を持って行動している訳でもありません。しいて言うなら家族のプライベートを探る、好奇心旺盛でちょっぴりおせっかいな「探偵」のような立ち位置でしょうか。 スクリーンの中で数多くの波乱万丈なヒロインを演じてきたサラの生い立ちが、映画よりもドラマチックだったというのは皮肉ですね。若くしてこの世を去り今でも多くの人たちの心を惑わし続けている、サラの母親・ダイアンこそが本当の意味での主人公だったのかもしれません。
竜とそばかすの姫
シン・エヴァンゲリオン劇場版
ベスト・キッド
劇場版 ウルトラマンX きたぞ!われらのウルトラマン
特撮ヒーローがクロスオーバーする映画には、ヒーローの人数をたくさん出して華やかに盛り上げるお祭り系と、人数をある程度絞ってその分キャラを立てるドラマ系があると思いますが、本作は両方の良いところを備えたバランス型の映画だと思います。 個人的には、ニュージェネ映画の中で一番好きです。 ドラマでキャラが立つのは、ひたすらに主人公であるXと大地。ドラマのメッセージを反映させる象徴的な存在となるのは、日本に駆けつける2人のウルトラマン。画面に華を添えてくれるのは、世界各地で戦ってくれるウルトラマン達。たくさんのヒーローを登場させながらも、中心と周りの役割がしっかりと分けられており、非常にバランスがとれている映画だと思いました。 初代とティガのBGMの用い方も絶妙です。また、次回作「ウルトラマンオーブ」の軸でもある、「二人のウルトラマンの力を借りる」「Web放送で活動する人間がゲスト」といった要素が先取りされており、橋渡しのようにも見える点も興味深いです。
バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2
このシリーズは、タイムマシンを題材にしながらも3作ともにそれぞれ異なったタイプの「危機」が設定されており、カラーの異なった時代風景とシチュエーションに彩られた、三者三様の面白さを達成できている傑作です。その中でもこの「PART2」は特に、悪役とのスリリングな戦いが中心になっており、壮大な危機を乗り越えていく物語が痛快です。 1作目ではタイムスリップで行った「過去」から自分のホームとしての「現在」=「未来」に帰還できるかがポイントでしたが、2作目は、「現在」から見た「未来」も含めた、3つの時代をめぐる冒険です。歴史改変によってホームとしての「現在」が脅かされる物語になっており、危機のスケールがぐっと上がっています。 また、1作目で起きてしまった出来事に決着を付けるという意味でも、納得できる作品です。悪役ビフの堂に入った悪党ぶりはむしろ清々しいくらいで、相変わらず最低な言動で笑わせてくれます。キャラが立っていました。 1作目の繰り返しにならないように、乗り越えるべき問題を差異化&スケールアップしつつも、1作目のある種のツッコミどころであるような問題にも、きちんと応答しているという、続編のお手本のような作品になっています。
劇場編集版 かくしごと ―ひめごとはなんですか―
沈黙ーサイレンスー
ホモ・サピエンスの涙
ロイ・アンダーソン監督の映画の「間(ま)」がたまらなく好きで、この「間(ま)」の中毒になってしまう人も多いのではないかと思います。 絶妙な「間(ま)」と、絵画を切り取ったような映像。どのシーンをストップさせても、美しいんです。 悲劇的な事でも喜劇に変えてしまいます。 人はなんて愚かしく、滑稽で醜く、切なく情けなく、それでいてなんて愛おしく、美しく可笑しな存在なのだろう。と思わせてくれ、観ていると人が可愛く思えてきます。 起承転結もなく、ストーリー性があるわけでもない。そこら辺で生活をしている、ごくごく普通な人たちの日常です。けれど、そこがいいんです。 大袈裟なストーリーなんてなくたって、人は生きてるってだけで可笑しなものなんだから・・・。 ハイヒールのかかとが折れたり、考え事をしていたせいで、ワインをこぼしてしまうソムリエ・・・。観ている側からすれば、特に事件というわけではないけれど、当人にとってはちょっとした事件なのです。 観ていて愛おしいちょっと可笑しなハプニングたち。 見終わったら、ちょっとだけ人を好きになる映画です。
ほえる犬は噛まない
一流大学の出身なのにいつまで経っても教授になれない就職浪人青年、コ・ユンジュのボンヤリとした横顔から物語は幕を開けていきます。商業高校を卒業して団地の管理事務所で雑用に明け暮れる女性、パク・ヒョンナムにも似たものを感じますね。団地内でいなくなった犬を捜索するために協力するふたりの様子は、ロマンチックなムードとは程遠く不吉な予感しか伝わってきません。 禁止されているのに犬を飼うユンジュの妻、仕事をサボって地下室で怪しげな鍋料理を食べる警備員、屋上の共有スペースで勝手に切り干し大根を作るおばあちゃん。住民のモラルの低下は著しく、「韓国は戦後ずっと規則を守らない国」というセリフが何とも自虐的でした。 後半はかなりショッキングな映像の連続で、特に愛犬家や動物好きの皆さんは嫌悪感を抱いてしまうかもしれません。その一方では同級生にバカにされ続けてきたユンジュに訪れる思わぬ転機や、職場で上司に嫌味を言われていたヒョンナムの逆襲は痛快ですよ。
マイ・インターン
青葉家のテーブル
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薄氷の殺人
男性の遺体がバラバラに切断された後で、中国北部のあちこちの石炭工場にばら蒔かれるという猟奇的なオープニングです。容疑者をあと一歩のところまで追い詰めながらも、銃撃戦の末に死なせてしまう主人公のジャンは名刑事とは言えませんね。 あっさりと警察を辞めて再就職した先は民間の警備会社、プライベートも妻との離婚問題でゴタゴタ。お酒に溺れてすさんでいくジャンが、美しくミステリアスなひとりの未亡人に魅了されてしまうのも無理はありません。 遊園地の観覧車から見下ろすナイトクラブや社交ダンスクラブなど、華北地方の若者たちのデート事情が伺えますよ。街灯に照らされた夜のスケートリンクの上を、マフラーとコートを羽織って静かに滑るヒロイン・ウーが幻想的です。 適度な距離感を保ちながら後ろから付いていくジャンには、一歩間違えば氷の下の冷たい水へと落ちてしまうような危うさがありました。事件の真相と愛する人との葛藤に悩み抜いた果てに、ジャンが下したひとつの決断を見届けてください。
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