ようこそ映画音響の世界へ
音楽ではなく、音響。 「雨に唄えば」を観たことがある人は、レコーディングシーンを覚えているだろうか? 車がエンジンを掛ける音、走り出す音、スピードを上げる音、急ブレーキの音。 車だけでも、様々な音の種類があることに、気付かされる。 風の音。 嵐の前なのか、そよ風なのか、強風なのか。 レストランで主人公の後ろにいる人たちの食事の音、遠くでウェイターが注文を聞く声、ドアが開き新しい客が入ってくる音や声。 どの音も、音響。 挙げ始めるとキリがない。 一瞬、映画が無音になるシーンに、どれだけ「音」が映画の中で重要な役割を担っているのかを知った。 どこから解説し始めるか、映画の歴史と共に、音のグラフが出てくるので、全くの素人でも分かりやすい。 そして、出てくる作品が有名で、音響でも歴史を作ったのか、と感動すら覚える。 トーキーの時代から、現在まで、技術が発達していく毎に、音響効果にも大きく影響していくのを観るのは、至福。 バーバラ・ストライザンド、日本人(クロサワではない)が、まさか音響の歴史に関わってるとは思わなかった。 映画が好きな人には堪らない時間。 あっという間に終わった。
7番房の奇跡
このレビューにはネタバレが含まれています
私をくいとめて
回路
インターネット黎明期が舞台の作品です。 今でこそ簡単に始められるインターネットですが、当時は設定などがややこしく、私自身も苦労したのを覚えています。 主人公・亮介もそんなひとり。 マニュアル片手に接続を試みるもうまくいきませんでした。 偶然繋がった謎のサイトには「幽霊に会いたいですか」と書かれています。 この辺りの不気味さに当時のネット社会を思い出しました。 繋がっているのに画面の向こうの相手が認識しにくく、独特な閉塞感があったんですよね。 もうひとりの主人公・ミチの周りでは同僚などが消えていきます。 赤いテープに囲まれた扉。 それに関わったの者が消えていくのです。 私はこのテープをパソコンのモニターのように捉えました。 当時のネットにあった画面の向こうの相手が認識しにくいがゆえの、相手の存在の曖昧さ。 それを「消える」という現象で表現しているのではないかと思います。 作品発表から20年。 今は簡単にネットにアクセスでき、多くの人が利用しています。 それを活かして有意義な使われ方も増えてきていますが、一方で画面の向こうの相手を認識していない人も未だ存在します。 回路で繋がっている私達。 相手を不可視の人物ではなく、個性を持った人間であることを心得ておきたいと感じました。 黒沢清監督作品の中でも好きな作品のひとつです。
ツイン・ピークス/ローラ・パーマー最期の7日間
シルミド/SILMIDO
ターミネーター ニュー・フェイト
SFアクション映画の革命作として名高い1984年の「ターミネーター」、1991年の「ターミネーター2」そして、本作はその「ターミネーター2」の正統な続編となる作品です。また「ターミネーター」を作り出したジェームズ・キャメロンが制作に復帰しています。ジェームズ・キャメロンといえば「ターミネーター」だけではなく、「エイリアン2」・「タイタニック」・「アバター」などの監督もしているハリウッド界の巨匠です。 本作では、アーノルド・シュワルツェネッガーに加え、28年ぶりに復帰したリンダ・ハミルトンが出演し、「ターミネーター」シリーズの往年のファンには、堪らない内容となっています。また新キャラクターとして、タイムマシンにより送られてくる女性戦士「グレイス」が、中性的な魅力をもっていて、本作の見どころの一つになっています。 「ターミネーター」シリーズは、何作が出ていますが、本作は「ターミネーター2」に直接繋がっているので、「ターミネーター2」を観ている方なら、ストーリー展開がとても分かり易いと思います。本作では、前作の強敵だったT-1000をさらにバージョンアップさせたREV-9という新しいサイボーグの強敵が出てきますが、このREV-9が凄まじいほどの強さです、しかもわざと目立たなくさせるためか、見た目はひょろっとして地味な感じなのでそのギャップが逆に怖さを感じます。 T-800ことアーノルド・シュワルツェネッガーは、年と共に人間性が増強されマイルドになった印象、正直本作では、あまり印象に残りませんでした、しかしその分、28年ぶりに復帰したリンダ・ハミルトンの、年齢を感じさせない超絶アクションがとにかく凄かったです。もしかしたら、本作の一番の見どころかもしれません。
キャリー
クリミナル 2人の記憶を持つ男
重大な秘密を知りながら、任務中に死亡したCIAエージェントの脳の組織を凶悪な犯罪者のジェリコ(ケヴィン・コスナー)に移植して、記憶を得ようとする、けっこう雑な設定の映画ですが、児童虐待による脳外傷や、そこからくる理性の発達不全、ハッキングによるテロなど、現代的な要素がいろいろと詰まった映画になっています。 これまでケビン・コスナーさんが悪っぽい役を演じても、いまいちなものが多かったのですが、本作では、少しずつ理性を獲得していく悪人役を上手く演じていました。 理性を得ていっても、悪辣なテロリストには非情に対応したり、人質の母子を助けるために単身乗り込んでいくところなどは、理性的なところと単純なところを上手く混ぜて演じていました。理性の発達と行動について考えさせられる映画でもあります。 脇を演技派俳優達が固めていることもあり、突っ込みどころは何かとありますが、十分な見応えのある映画になっていました。スパイアクションものが好きな人にはお勧めの映画です。
エイリアン2
アンドロイドとの和解。女性のたくましさ。猫から少女へ。前作から綺麗な流れで新しい物語になっていて、そしてエイリアンの生態も前作より具体的に描かれていて面白かったです。 どこから現れるかわからない密室での恐怖シーンはたまらなくゾクゾクします。そしてシガニー・ウィーバーのタンクトップに銃!海外女性アクションあるあるですが、無防備すぎる!でもこの姿を見たいですよね。 アクション映画だけど、リプリーとレベッカの絆が合間合間に見れるので、感情移入もしやすいです。それにしても、レベッカの生命力はすごい。とっくに失神して死んでいてもおかしくない状況でしょう。 そして今回はビショップの貢献がかなり大きいです。アンドロイドこそできる能力を十二分に発揮してます。 これでもかというぐらいの危機の中、色んな犠牲もありますが、最後はスカッと終われて、観終わった後はジェットコースターから降りてほっとした気分になります。
新感染 ファイナル・エクスプレス
オーガストウォーズ
JSA
10年以上前に見た事があり、久しぶりに見たくなって見返しましたがやはり良作品だと思いました。 北と南を分断している38度線上の共同警備区域で起きた射殺事件の真相を映画では見せてくれます。 イ・ビョンホン、ソン・ガンホ、イ・ヨンエなどの実力派の俳優さんが出ているのも、この映画の魅力を高めていると思います。 映画を見るまでは両国の関係がとても悪い物なので、映画を見終わった後は良い意味で裏切られたというか意外な結末でした。北と南を分断している境界線でのそれぞれの国の兵士の交流が描かれていて、友情であったり複雑な国同士の関係もあって仲良くしたいのにできないというもどかしさのような物を感じました。 中でも北朝鮮の兵士の役を演じたソン・ガンホの演技が素晴らしかったです。緊張感もあり穏やかな面もあり、演技の広さと言うか個性的な俳優さんだと思いました。 韓国映画のレベルの高さはこの頃からあったんだなと実感させられる作品です。
ザ・アウトロー
本作は宣伝写真につられて鑑賞しました。銀行強盗を扱った映画ですが、アクションシーンは出し惜しみなく最初から出してきます。犯人たちは自動小銃で武装して、チームで行動しますので、普通のパトカーの警官では太刀打ちできません。「ヒート」を意識して作られているようですが、こちらはひねった展開になっていて、普通の銀行強盗ではないストーリーになっていくのが面白かったです。厳重に警備された政府の施設でも、そこで働く普通の人たちが出てくるところが良かったです。銃の弾倉を交換するときに、お互いに声を掛け合うというのは最近の映画で時々見かけますが、軍隊などでしている事なのでしょう。最近は戦う男役が多いジェラルド・バトラーさんですが、本作でも好演しています。悪い強盗団のマッチョなリーダーたちと、悪めの警官の意地の張り合いがいい所ですが、物語は意外な方向に向かって行きます。銃撃戦のシーンでの出演者たちの動きがリアルに作られています。渋滞した高速道路での銃撃戦のシーンは迫力満点でした。
少林サッカー
サッカーと少林寺拳法のアクションを融合させた、シンプルだけど笑えるコメディー映画です。 チャウ・シンチー監督の作品をこれまでにも見ていた人なら、この作品も絶対に楽しめると思います。 町で不良とケンカをしていたシン(チャウ・シンチー)の脚力を見た元サッカー界のスーパースターのファンが、彼にサッカーを教えていくのが物語の始まりです。 シンは少林寺拳法で鍛えた脚力で凄いシュートが打てるようになり、かつての少林寺拳法仲間であるメンバーを集めてサッカーチームを作ります。 しばらく体を鍛えていなかったからかブヨブヨになってしまったメンバーも。最初はサッカーの素人なのでルールも良く分かっておらず、めちゃくちゃな試合になるのがおかしくて笑えます。 メンバーの中にはブルース・リーに見た目がそっくりなキーパーもいたり、所々に笑いを入れてくるので最後まで楽しく見れました。アクションもあってコメディー要素もあるので、単純に娯楽映画を見たいと思っている時などにはピッタリの作品です。
カンフーハッスル
チャウ・シンチーが監督主演をしているカンフー映画で、笑えるのにアクションはしっかり見せてくれていてカッコいいです。 チンピラをしていて悪事を働いているシンが、豚小屋砦というアパートに目をつけて、そこの住人から金を巻き上げようとして逆にやられてしまいます。 実はそこの住人はカンフーの使い手で強者揃い、斧頭会というギャング集団に入りたいと思っていたシンは斧頭会を呼び戦わせますが逆に返り討ちにしてしまうシーンが個人的には好きです。 普段は普通に仕事をしているおじさん達が、実はカンフーの使い手というギャップが見ていて面白いしアクションも最高です。 ここの住人である3人の職人と大家の夫婦が戦うシーンは特にオススメです。返り討ちにあった斧頭会が、琴で戦う武術の使い手の殺し屋を刺客として送ってきても見事に返り討ちにしてしまうシーンは胸がスカッとします。 斧頭会に入りたいと思って悪事を働いていたシンが、最後には子供の頃に憧れていた武術の達人の力を得て最強の敵と戦うシーンは必見です!!
レジェンド 狂気の美学
もうね、タイトル通りなのですが、良くも悪くもトム・ハーディの映画でした。 そりゃあ一人二役やしね。 知的な兄と凶暴な弟という、双子と言えど相反するクレイ兄弟を、ケレン味たっぷりに見事に演じ分けており、トム・ハーディのファンならずとも、彼の役者としての底知れなさにある意味ゾッとすることでしょう。 しかし、ギャング映画としては少々物足りないというのが正直なところ。 要所要所で暴力シーンは入るけれど、短いし、ぐっと引き込まれるようなバイオレンスもドンパチも無かったです。 全体的にオシャレで小綺麗にまとまった印象で、個人的にはもっと泥臭くて薄汚れたのが好みなのでした。 しかし小気味よく軽快に展開し、ドラムを中心とした音楽の使い方も上手かったですね。 破滅へ向かうシビアなストーリーだけど、ユーモアを交えることで見易くなっているのかな、と感じました。 ライトタッチのギャング映画と割り切れば、充分に楽しめます。
ザ・サークル
TAP THE LAST SHOW
魔女の宅急便
子供の頃から何度も見ていて好きな作品なのですが、大人になってから見ても自分も頑張ろうと背中を押してもらえるような作品です。 魔女として生きていく少女が、ある年齢になると親元から離れて一人前の魔女として生活できるように一人で生活をするようになります。 まずは魔女らしくホウキに跨って飛べるようにならなければいけないのに、主人公のキキは最初は上手く飛べません。 その時点でもう頑張れ!!って応援したくなります。無事にホウキで飛び立っていくシーンでもうちょっと感動です。 自分が一人前の魔女として生活する為の町を探し、そこで色々な人と巡り合い辛い事や楽しい事をたくさん経験しながら成長していくキキの姿に感動させられます。 魔女として空を飛べる特技を生かして、居候させてもらっているパン屋さんで宅急便の仕事を頑張ったり、仲良くなったトンボという男の子とちょっと恋愛感情のような物もでてきたりするのも微笑ましくて面白いです。 映画の世界観とユーミンの曲もピッタリなので本当に良い作品でした。
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