いつも利用する通勤電車内でいつもと違う事が主人公に降りかかってきて、その訳の分からない中でどんどん追い詰められていく所が面白かったです。
彼の周りには知らない内に様々な罠が張り巡らされていて、その中で敵が全く分からず、更にはその目的さえも分からないまま指示を受け、走る車内にいるであろうある人物を探し出すミッションを進めていくので、自分も一緒に謎解きをしていく雰囲気に誘われ、どんどんストーリーに引き込まれていきました。
また、車内の人物が全て容疑者の様でもあり、イラつきながら探すマイケルを、リーアム・ニーソンが好演していました。また、主人公のマイケルが元警官である所にも、ストーリーの中で重要な部分でもあり、後半目的の人物が判明してからの彼の動きがまた面白く、物語は次のステージへといざなってくれます。
そこでは、もう謎の依頼人に従うのではなく、自身の考えで一緒に乗り合わせた乗客たちと、事件を解決して行こうとする所も見ごたえがあり、前半と後半2つのストーリーをダブルで楽しめる感じがして良い映画でした。