約束のネバーランド
漫画やアニメの実写化となるとまずはそのキャスティングが大きなポイントになる。 特に主人公が子供の場合、原作を重視するなら上手い子役を見つけてくるべきなんだろうけど、主役を張れるほどの子役はそうそういるもんじゃないし、無名の子を使うのはリスクもデカイ。 そうなると集客が出来そうななるべく若い俳優を使うしかない。なので主人公の設定が中学生から高校生に改編されたりすることはよくあること。 今作においても主演の浜辺美波を例に挙げれば原作では12歳の役を映画では16歳に引き上げ、それを当時19歳の浜辺が演じるといった具合だ。 その他にも幅広い年齢の子供達が沢山出てくる作品なわけだから、より難しいことになるかと思っていたら、小さい子の世話をする年長組であるメインキャスト達という構図が、逆にその年齢のギャップを感じさせないという効果を発揮していて違和感を感じさせない。どちらかと言うと、原作に近づけようとするビジュアル表現(髪の色とか)の方が違和感だ。 数少ない大人キャストについては、イザベラ役の北川景子は原作の時点で当て書きしてたんじゃないの?って言うくらいその美しさから垣間見える恐ろしさがハマってた。 そして、ある意味今作一番のキャラ改変されていたクローネ役の渡辺直美だが、原作と全然違う!全然違うんだけど…なんなんだこのハマりっぷりは! 独特の変人的要素や濃すぎる動きなどが、渡辺のキャラとハマってるから、ビジュアル面を原作に一切寄せていない唯一のキャラなのに…、本来子供達を凌駕する身体能力のあるキャラなはずなのに…、その動きが渡辺直美にしか観えないはずなのに…、もうクローネ役に渡辺以外の配役はあり得ないと思わせてしまう力技!見事でした!! そんな中、唯一残念というか最後まで違和感を拭いきれなかったのが、レイ役の城 桧吏くん。 コチラは16歳の役を14歳がやってるわけだから、なんなら浜辺美波よりハマっててもよさそうなのに、いかんせん城くん本人が幼すぎた。声変わりしきってないしなにせ舌っ足らずなとこが、一番大人びたクールなレイ役には合わない。 だったら、感情を出して声を荒げるという演出をもっと減らすとかしていたら、もう少しレイに見えたかもしれない。残念でした…。 もし続編を作るなら早く撮影しないと城くん成長しちゃうぞ。 とまぁ、主にキャストについての感想でしたが、全体的に原作にかなり近かったこともあり、十分楽しめました。 ストーリーは間違いなく面白いんだから、アニメや漫画を見ない人にその面白さを観ていただきたい作品でした。
コンスタンティン
このレビューにはネタバレが含まれています
ハリー・ポッターと賢者の石
怪盗グルーのミニオン危機一発
怪盗グルーの月泥棒
ホットギミック ガールミーツボーイ
現在のトップアイドル、乃木坂46の人気メンバー、堀未央奈ちゃんの初主演映画言う事で、楽しみに見てみました。 しかし、これは、ちょっと、うーん、微妙ですね…。 私は知らなかったけれども、少女マンガが原作らしく、イマドキの若い女の子たちは、こう言うのに夢中になるのか、と言った、少しジェネレーションギャップを感じてしまいました。 いつの時代も、普通の少女は悪い事(男)に惹かれるんだなーと言ったところですかね。 堀ちゃんも、アイドルにしては、少しだけ過激な表現もあり、頑張っていると思いましたが、いかんせん演技力があまりにも無さすぎて、見ていて正直言って、キツかったです。 アイドルのファンが求めているのは、こんな作品ではないのでは?と思いましたね。 アイドル映画にしてはファン向けの作りでもないし、映画ファンが見ても、真面目に評価をするような作品でもありません。 映像やちょっと変わったカット割り、静止画を多用するところなどは、個人的にはいいなぁと思いました。 マンガ原作の中心ファンの若い女の子たちには、受けるのかもしれませんね。
富江
伊藤潤二氏の同名コミックの映画化です。 原作を読んでから視聴しました。 この「富江」という少女。 オカルト漫画の分野では「ホラークイーン」とも呼ばれています。 あまりの美しさに男たちは取り込まれ、なぜか破壊衝動すら産んでしまう。 女性は嫉妬、あるいは過度な憧れを持ってしまう。 というのが原作の流れです。 映画のほうでは、多少そういった描写があるものの少し物足りない感じがしました。 富江の写真に「ばけもの」と書いたものがたくさんあるのも、主人公・月子の富江に対する嫉妬なんですよね。 ここは原作にもあるエピソードを少しアレンジした感じで「おっ」と思いました。 それだけにもう少し掘り下げてほしかったかなー。 しかし、本作で富江が物語を動かし始めるのはかなり後。 この辺りがうまいと思いました。 それまでは後ろ姿のみの描写で、満を持して登場した、という感じがいいです。 富江役の菅野美穂さんはきれいですし、いいのですが、髪が若干荒れた感じなのが惜しいです。 富江はパーフェクト美少女で、髪の美しさから起きる物語も原作にあるため、その辺りが気になりました。 原作は「もしかしてギャグなのか」というほどの滑稽さをもった演出もあるので、そこもあったらもっと面白かったかもしれません。
ハーフ・オブ・イット: 面白いのはこれから
複雑な事情をそれぞれに抱える恋模様が、本当に素晴らしい映画です。 主人公がアジア系(中国人です)の冴えない女の子なので、私は自分の若い頃に重ね合わせて、すごく共感して見てしまいました。 メガネをかけているのが、アジア人のステレオタイプのようで、ちょっと気になりましたが、この映画の最優秀主演女優賞は、間違いなく彼女に決まりです。 タイトルのとおり、そう、まさに、この映画のラストの後にこそ、面白い事が起こりそうですね。 でも、個人的には、続編は作らないで、見た人、感動した人の、心の中に、その後は留めて置きたいような気持ちです。 若い頃、愛って何だろう?人を好きになる気持ちについて、悩んだ事は、誰にでもあるはずです。 自分の置かれている状況や、コンプレックス。男と女、女と女、恋愛と友情。 そう言った色んな、青春時代ならではの思いが交差します。素敵に見える人や、共感し合ったり、友情がいつしか…。 そんな、高校生たちの青春映画をとてもテンポ良く描いていて、感動しながらも、笑えて楽しい映画でした。
ザ・リチュアル いけにえの儀式
タイトルの「儀式」。 キリスト教圏の映画でのそれの場合、多くは「悪魔」がテーマになってきますが、本作では北欧神話なのが興味深いです。 物語としては王道の流れ。 亡くなった仲間を偲んで旅行に出かけたら大変なことになった……というもの。 冒頭の友人を見殺しにせざるを得なかったルークもまた「いけにえ」を捧げたのかもしれません。 そもそも、彼らが舞台となるスウェーデンに行ったのも、友人5人でハイキングにいく計画を立てたのがきっかけ。 その話し合いの帰りに立ち寄ったコンビニで強盗に巻き込まれて亡くなったのが仲間の中のロブ。 彼が行きたがっていたのがスウェーデンだったのです。 そういった意味では「引き寄せられた」といってもいいのかもしれません。 物語全体的に面白くはあったのですが、少し気になったのが邦題。 原題の"The Ritual"は「儀式」という意味なので、副題で言葉が二重になってしまってます。 副題を外すか、副題をメインタイトルにするかした方がスマートかと思います。 洋画の邦題の付け方はなにかと失敗しがちなので、ちょっとだけ気になりました。
グロリア
スティーブン・スピルバーグが絶賛しなかったら 文字通りお蔵入りとなっていたらしいこの映画は、 監督のジョン・カサヴェテスの中では一番エンタメ寄りの映画だが、 文句なく面白い。 マフィアのボスの元情婦であったグロリアが自分の意図とは反することに 巻き込まれていく話であり、その時点で面白いのだが、 マフィアという男社会に対して女のグロリア、組織対個人、大人のグロリアと子供、 女のグロリアと男の子供、白人のグロリアとマノリティの子供等、 この映画の構成要素は全て対照的なもので描かれており、 それが物語の面白みを深める事に大きく貢献している。 この論法はリュック・ベッソンが「レオン」でも使っているが、個人的には やはりこの「グロリア」の方が数段うまくいっているように思える。 この映画といえばやはりグロリアが銃を構える画が有名だが、 子供をかばうようにして自分を盾にしている構図がグッとくる。 オバサンなのにカッコイイ。カッコイイといえば、グロリアの登場シーンもそうだ。 ドアを開けた時に立っているバスト・ショット。それだけなのに、カッコイイ。 もちろん、ラストでタクシーから降り、少年を抱き上げるところもカッコイイ。 日本でこれだけカッコイイ中年女優、もしくは中年女優をカッコよく撮れる監督は いるのだろうか。
ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー
『スター・ウォーズ』シリーズの中でも屈指の人気キャラ、ハン・ソロ! その前日譚なんだからそりゃ面白いでしょ!と思ってたんだけど・・・、いや面白く無くはない、それなりに楽しめるんだけど・・・う〜ん・・・ 『ハン・ソロ』ってタイトルだし、当たり前なんだけど大人気キャラクターであるハン・ソロありきの映画。 だから、前のシリーズを見てない人、ハン・ソロをよく知らない、そこまで思い入れがない人にとっては、面白くないでしょうね。 あくまでファンに向けた一見さんお断り映画。 だって、そもそもハン・ソロは『スター・ウォーズ エピソード4』から登場するキャラ。その若かりし頃を描いた今作は、当然『スター・ウォーズ』の本筋とは全く違う話。だから『スター・ウォーズ』を観たい人にとっては、「えっ?これなんの話?」ってなっちゃうよね。 だから、この映画は『スター・ウォーズ』なんだけど『スター・ウォーズ』じゃない。ということになります。 それに比べて『エピソード4』に直結する『ローグ・ワン』は、お馴染みのキャラクターが誰一人出てこないのに、完全に『スター・ウォーズ』だったというのとは対照的。 そもそもハン・ソロが似てない。 仕草やしゃべり方が時折「おっ似てるかも」っていう瞬間はあるものの、そうじて同一人物とは思いにくいかな?もう少し外見を似せられなかったのかな? 例のブラスターを手に入れたり、ランド・カルリシアンとの絡みとか、ミレニアムファルコンの初期装備とか、あのキャラもうココで出てたんだ、っていうような小ネタは満載です。 予習しときたい人は当然『エピソード4/新たなる希望』『エピソード5/帝国の逆襲』『エピソード6/ジェダイの帰還』はマスト。余裕があれば『エピソード1/ファントム・メナス』もどうぞ。 そして今作のラストにで驚いてください! ただ、この『ハン・ソロ』が思いのほかコケちゃったから続編は難しいかな〜。 それどころか、他のスピンオフ企画の制作にも暗雲立ちこめちゃったかもな〜。
流れ星が消えないうちに
ジョーカー
クリストファー・ノーラン監督の「ダークナイト・トリロジー」の世界観を継承した、スピンオフ的な位置づけでトッド・フィリップス監督が作成した作品で、急逝したヒース・レジャーが全身全霊で、伝説的ジョーカー役を見事に演じきった素晴らしい怪作です。 ストーリー全体を漂うのは社会派の悲劇的人間像で、どこまでも突き進む救いようのない自由資本主義が招く格差と貧困と心の荒廃に歯止めがきかない米国NYの近未来を象徴するかのようなゴッサム・シティの空虚感が半端ないです。そして、そのことが、ゴッサム・シティで生きるジョーカーの狂気に満ちた不気味をより一層際立たせている感じがしました。 認知症の母親を介護しながら極貧生活を強いられている最下層市民の大道芸人アーサーは、ショウビジネスへの憧れや人生の目標を完全に見失って、自らの存在さえも否定するようになるが、低所得階級の人達を食い物にしている階層社会に幻滅し、いわゆる資本家などの社会的エリート達、政治家達への不信感や、それにともなう怒りがついに頂点に達し、彼は銃を手にすることで暴力や破壊による魅力に取り付かれ、やがて暴走していきます、その過程がとても刹那的であり、また滑稽にされ感じられました。 きっとそれは、ヒース・レジャーの徹底した怪演によるものが大きいと思います。こんなにも人間の心の闇を表情はもとより、全身で表現できる役者はいないのではないかと思いました、本当に稀有な俳優なのに、急逝されたことが悔やまれます。 この作品を見て感じたことは、ジョーカーの常軌を逸した邪悪に満ちた悪が、本人が単純に自分の意思として勝手に一人で作り上げたものではなく、環境が彼をそうさせた、いや、ゴッサム・シティんお様な人の血の気を失い荒廃した社会こそ、ジョーカーのような人間を生み出してしまうのである、そんなメーセージが秘められているのではないかと、とてもかん考えさせられました。 とらえ方は人によって違うとは思いますが、決してエンターテインメント的な位置づけ終わらせてはいけない作品だと思います。
ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い
このおバカな映画をどこまで楽しめるのかは本当に人によります。 頭を使う必要0なおバカ映画なので、ダラダラした休日になんとなく見るくらいが丁度いいです。 救いようのない二日酔いになった経験、大人ならあるかと思いますが彼らの酔い&二日酔いは救いようが本当になさすぎる! 人間酔っ払ったからってあそこまで暴れちゃう?!というくらいの暴挙の数々を素面になったあとに辿るのってかなりの罰ゲームかと思われます。 実際あちらこちらで酔っ払った自分たちの尻拭いをしなければならないポイントがあり、その度に後悔している彼らは面白い。 家族の前で見たら気まずくなるようなシーンもちらほら、特にエンディングは絶対に家族と見るべきではない写真たちが。 でもちょっと羨ましくもなる男性たちの友情。 日本にはあまり馴染みのない独身最後のパーティですが、来世は米国の男性になって体験してみたいなと思いました。 あと赤ちゃんが可愛すぎてこの映画の中で唯一の癒しでした。
これは見たことを後悔した映画の一つです。 つまらないから、ということではなく、あまりにも観客の心を揺さぶるから。 少し落ち込んでいるときにみたのですが、途中から涙がボロボロ溢れて止まりませんでした。 そのくらいジョーカー(アーサー)の人生は悲しすぎます。 自分が彼の立場に立たされていたらどうしていただろうか、彼の殺人を咎めることはできないのではないだろうか、など、悪を悪と思えない方向へ感情が持っていかれます。 そこまで派手なアクションシーンはなく、基本的にはアーサーの生活になぞらえ、静かに、しかし確実にジョーカーが産まれていく描かれ方をしています。 またこれを演じるホアキンの演技力も絶妙で、表情が読めないのです。 今の日本でも、ジョーカーほどではないものの、ネット上などで崇められてしまう犯人がたまに生まれています。 これって私たちの心の中にもジョーカーが潜んでいるからなのではないでしょうか、そしてそれを目覚めさせないために、私たちがどう生きるのか考えさせられる作品です。
ミニオンズ
新感染半島 ファイナル・ステージ
DESTINY 鎌倉ものがたり
ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY
一応シリーズものとなっておりますが、前作、スーサイドスクワットを見なくても十分楽しめます。 簡単に言うとぶっとんだ強い女性たちがとにかく暴れまくる映画で、脳みそを空っぽにしてみても最後にはスッキリできる映画です。 セクシャルなシーンや難しい話もないため、老若男女問わずおすすめできますが、特に女性に見て欲しいと感じました。 マーゴット演じるハーレイの抜群のスタイルや、男性がいなくても強く生きる女性の生き様は美容や人生へのモチベーションをあげてくれます。 アクションシーンも全くグロテスクさはなく、カラフルでポップなセットのおかげか一種のショーをみているかのようでした。 女性特有のしなやかな体術を繰り出したかと思えば、ぶっといバズーカを放つハーレイから目が離せません。 基本的にハーレイはヴィランで同情できないのですが、なぜか応援したくなるキュートさは彼女の最強の武器でしょう。 ハーレイの元恋人、ジョーカーの映画は全く違うテイストだったので面食らいましたが、それぞれ良さがあるためほかのシリーズもみてみたいなと思いました。
ヘレディタリー/継承
本作は人間の恐怖と、オカルト的な恐怖の2つの角度から攻めてくるホラー作品です。 監督のアリ・アスターはミッドサマーで知ったというかたも多いのではないでしょうか。 まず主人公は誰で、誰(何)が原因で、誰が狙われているのか?ということがなかなかわからない。 主人公だと思った人が次々と退場してしまいますし、そもそも信頼できる語り部があまりにも少ないです。 そしてなかなかにグロテスク。 ミッドサマーほどではないものの、途中なかなかにグロテスクなものが飛び出してくるため苦手な方は注意です。 でもこれすらもきちんと伏線をはってあって、ただのびっくりで終わらせないのがこの監督の手腕ですね! 最終的には人間の想い、信仰というのはどこまでも深く恐ろしく純粋なものだと感じました。 ラストのシーンは禍々しいのに、どこか天国のようで、澄んでいる印象を受け、ミッドサマーのときも感じた監督アリ・アスター特有の空気感に満足しました。 タイトルのヘレディタリー/継承というのも、全てを見終わった後だとこれほどまでにこの映画を端的に言い表した言葉はないのではないかというくらいぴったりなタイトルです。
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