二重生活
このレビューにはネタバレが含まれています
容疑者Xの献身
大ファン、とまではいかないが、大きなハズレはあまり無く、とりあえず読んでおこうと思わせる東野圭吾作品。 映像化されることの多い東野作品の中で、テレビドラマ化もされたガリレオシリーズは、福山雅治演じる湯川のイメージがあまりにも定着し過ぎて、映画化されるとついつい観ずにはいられないシリーズのひとつでした。 そんなガリレオシリーズの、というより東野作品の最高傑作と言えるのがこの『容疑者Xの献身』。 まず、ストーリー展開が素晴らしい。 よくよく考えてみると、それほど奇想天外なわけでも、凡人じゃ絶対に考えつかないウルトラC並みのトリックが使われているわけでもないのに、何だこの激しい揺さぶられ方は。最後に号泣せずにはいられないではないか。 でもそれ以上に凄まじいのは、既に皆が賞賛の拍手を惜しみなく送っている堤真一の名演。あれはもう、主演の福山を食い過ぎて、『容疑者Xの献身』が、福山主演のガリレオシリーズだったということを全く思い出せないレベル。 そして地味に大活躍しているのが、儚げな美人を演じさせたら右に出る者のいない松雪泰子。この二人の組み合わせはもう反則です。 というわけで、天才的な素晴らしいストーリー展開さえも食ってしまう、超実力派俳優二人の演技がいちばんの見所、号泣所のこの映画。限りなく星4.5に近い傑作です。
火花
しゃぼん玉
地下鉄(メトロ)に乗って
東京難民
翔んで埼玉
ホワイトアウト
劇場版「鬼滅の刃」無限列車編
プレデター
南米のジャングルで宇宙人に襲われる特殊部隊を描いた映画だが、 この宇宙人が何だかよく分からない。何だかよく分からないが、 とにかく面白いのだ。 こういうところがアメリカ映画のすごいところで、例えば「ブロブ」とか 「ザ・グリード」とか「トレマーズ」とか、設定に何の論理もリアリティもない 怪物がでてくるのだが、それ以外の物語が非常にしっかりしているので、 全体が面白く観れてしまう。この映画も、ただ怪物宇宙人に襲われる、 というだけではなく、シュワちゃんが騙されて救出作戦に駆り出されてしまう、 という風に設定がしっかりしており、対ゲリラとの戦闘シーンもよくできている。 チームのメンバーを率いる姿なんかなかなか板についており、 リズミカルにその行動をとらえるマクティアナンの演出が非常に素晴らしい。 画面も、見せるところはフィックスでしっかりと見せ、動きが必要なところは動く。 ただしハンディで撮るようなブレブレの画面は多用しないので、とても観やすい。 最近はカメラも小型化され、臨場感を出しやすいという理由でだか何だか知らないが、わざとブレ画面を多用する監督が多いが、見づらいだけだ。 全編を通すと論理的に破綻している映画なのに、何故か面白く観れてしまうのは やはり監督であるマクティアナンの手腕によるところが大きいだろう。 もう一つ、何だか分からないがこの映画が面白い理由の一つに、 やはり主演のシュワちゃんの存在感があげられるだろう。 もしこれをスタローンが演ったらどうだったか、ブルース・ウィリスだったら どうだったか、と考えてみると、どうもしっくりこない。 何がしっくりこないかというと、他の俳優では人間くさいからだ。 宇宙人に襲われて逃げ惑う「パニック」映画ならいいが、宇宙人との「対決もの」 となった場合、同じ土俵に上がれる俳優と言えば、シュワちゃん以外に いないだろう。「デモリション・マン」「ジャッジ・ドレッド」でスタローンは 惨敗したが、シュワちゃんはこの映画の他「トータル・リコール」やもちろん 「ターミネーター」シリーズなどで好成績を上げている。 この人間離れした風貌は、とてもSFと相性が良いのだ。 ただし、どうも「コマンドー」に見えて仕方がない。 最初、予備知識なしでTVで観た時、「コマンドー」の続編かと思った。 今度の相手は宇宙人なのか、と。 公開当時、評価は低かったが人気があったため、続編が作られ、 更にエイリアンと物語をシンクロさせた「エイリアンVSプレデター」まで 製作された。しかしどれも面白くない。 それは前述した要素が全て抜けているからだ。これらがないと、成立しえない映画なのだ。 別にエイリアンとプレデターが戦ってもらわなくてもいい。 コマンドーと戦うプレデター、これが一番面白いのだ。
ブラック・スネーク・モーン
グラン・トリノ
Diner ダイナー
さすが蜷川実花作品、色彩豊かな映像美で殺し屋たちの目を覆うような悪の世界を美しく描き出しています。主人公オオバカナコの送り込まれる殺し屋専用のダイナーで腕をふるう美しき天才シェフ、ボンベロを演じる藤原竜也は、その冷徹さを華麗なせりふ回しで見る者を惹きつけてくれます。中でも、「俺はこの店の王だ。砂糖の一粒までもが俺に従う」は痛快な名台詞だと思いました。まるでミュージカル映画を見ているような感覚にさえなります。恐怖でしかない悪意がうずまくダイナーの世界観の中、ボンベロとオオバカナコの間に生まれる切ない優しさは緊迫する場面が続く中、見る側にオアシスのようなホッとする心地よさを与えてくれます。目まぐるしく展開していくストーリーに花を添えているのが斎藤工、小栗旬、真矢みき、窪田正孝などの豪華俳優陣。彼らの創り出す壮麗な悪の世界観は、怖いのに楽しい、極悪なのに魅力的、そんな不思議な感覚を覚えます。スカッとしたいエンタテイメントを楽しみたいときには極上の映画だと思います。
キャロル
バッド・ジーニアス 危険な天才たち
TENET テネット
スパイダーマン:スパイダーバース
2018年にアメリカで制作公開されたCGアニメーション映画で、第91回アカデミー賞の長編アニメ映画賞など複数の賞を取った今作は、評判どおりの良作であった。 CGアニメ映画で有名な作品は、ディズニーの『アナと雪の女王』シリーズやピクサーの『Mr.インクレディブル』シリーズ、『トイ・ストーリー』シリーズなどが挙げられるが、今作は映像面でこれらの名作より優れた点をいくつか見つけることが出来るだろう。表現力には素晴らしいの一言。ぜひ、実際に視聴して確かめてほしい。 主人公である高校生・マイルス・モラレスが、スパイダーマンが消えたニューヨークを舞台に、新世代スパイダーマンとして成長する姿が描かれる今作。そこに複数の別次元が合わさるユニバース要素が加わることで、豪華で満足感の高い仕上がりになっている。 繊細なストーリーではないが思い切りが良くて爽快感があり、さらに完成度も高い。何も考えずに単純にアクションを楽しめる良作なので、未見ならば一度視聴することをおすすめしたい。
星を追う子ども
新海誠の映画は、映像美と切ない物語が魅力。この映画でもこの二つのポイントは十分にあるといえます。主人公の少女が住む山奥の村の風景。彼女がやがて踏み込んでいく異世界アガルタの風景。どちらも本当に美しく描かれています。 また、亡くなった人と再会したい、という願いを追い求める物語は、切なさに満ち溢れています。 しかし、難を言うと、主人公のキャラクターが中途半端というか。小学校高学年くらいなのですが、子供っぽく魅力に欠けます。彼女と同じくらいの女の子が見て「魅力的」「共感できる」と思える内容ではなかったように感じます。ともに旅をする教師森崎も、旅の動機があまりにもエゴイスティックで、理解に苦しみました。 また、主人公のキャラクターデザインもかわいらしさより元気さに重点が置かれていたように思いますが、このようなキャラはもう時代遅れのような気がしました。 やや残念な印象は残りましたが、アガルタの景色と文化を楽しみ想像をふくらませる、旅行記のようなイメージで味わう楽しみはありました。
カンフー・ヨガ
ジャッキー・チェンのアクションの魅力の一つは、ギリギリの危険を冒した場面をスタントも使わずにこなしてしまうところ。しかし、この映画ではそれほどギリギリな場面はありません。年齢的にもう体をはるのは厳しいのだろうし、仕方のない部分でしょう。 でも、ちょっとコミカルで込み入ったジャッキーらしいカンフーのアクションは健在です。また、雪山や洞窟の中で展開されるバトルも結構ドキドキさせられて、アクション映画としての醍醐味は十分にあると感じました。 また、今回のターゲットは古代インドの王国マガダ国の財宝。 王家の子孫・トレジャーハンター、そして考古学者のジャッキーなどなど立場の違う人々が争う物語自体も面白く楽しめます。「財宝」の中身もアッと驚くもので、ジャッキーの「お金より大事なもの」を考える価値観にニヤリとさせられました。 そしてインドとの共同制作ということで予想されたインド映画お決まりのダンス。 これは本当に見ものです。ゴージャスで、コミカルで大満足のジャッキーのダンスでした。
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