キャロル
このレビューにはネタバレが含まれています
バッド・ジーニアス 危険な天才たち
TENET テネット
スパイダーマン:スパイダーバース
2018年にアメリカで制作公開されたCGアニメーション映画で、第91回アカデミー賞の長編アニメ映画賞など複数の賞を取った今作は、評判どおりの良作であった。 CGアニメ映画で有名な作品は、ディズニーの『アナと雪の女王』シリーズやピクサーの『Mr.インクレディブル』シリーズ、『トイ・ストーリー』シリーズなどが挙げられるが、今作は映像面でこれらの名作より優れた点をいくつか見つけることが出来るだろう。表現力には素晴らしいの一言。ぜひ、実際に視聴して確かめてほしい。 主人公である高校生・マイルス・モラレスが、スパイダーマンが消えたニューヨークを舞台に、新世代スパイダーマンとして成長する姿が描かれる今作。そこに複数の別次元が合わさるユニバース要素が加わることで、豪華で満足感の高い仕上がりになっている。 繊細なストーリーではないが思い切りが良くて爽快感があり、さらに完成度も高い。何も考えずに単純にアクションを楽しめる良作なので、未見ならば一度視聴することをおすすめしたい。
Diner ダイナー
星を追う子ども
新海誠の映画は、映像美と切ない物語が魅力。この映画でもこの二つのポイントは十分にあるといえます。主人公の少女が住む山奥の村の風景。彼女がやがて踏み込んでいく異世界アガルタの風景。どちらも本当に美しく描かれています。 また、亡くなった人と再会したい、という願いを追い求める物語は、切なさに満ち溢れています。 しかし、難を言うと、主人公のキャラクターが中途半端というか。小学校高学年くらいなのですが、子供っぽく魅力に欠けます。彼女と同じくらいの女の子が見て「魅力的」「共感できる」と思える内容ではなかったように感じます。ともに旅をする教師森崎も、旅の動機があまりにもエゴイスティックで、理解に苦しみました。 また、主人公のキャラクターデザインもかわいらしさより元気さに重点が置かれていたように思いますが、このようなキャラはもう時代遅れのような気がしました。 やや残念な印象は残りましたが、アガルタの景色と文化を楽しみ想像をふくらませる、旅行記のようなイメージで味わう楽しみはありました。
カンフー・ヨガ
ジャッキー・チェンのアクションの魅力の一つは、ギリギリの危険を冒した場面をスタントも使わずにこなしてしまうところ。しかし、この映画ではそれほどギリギリな場面はありません。年齢的にもう体をはるのは厳しいのだろうし、仕方のない部分でしょう。 でも、ちょっとコミカルで込み入ったジャッキーらしいカンフーのアクションは健在です。また、雪山や洞窟の中で展開されるバトルも結構ドキドキさせられて、アクション映画としての醍醐味は十分にあると感じました。 また、今回のターゲットは古代インドの王国マガダ国の財宝。 王家の子孫・トレジャーハンター、そして考古学者のジャッキーなどなど立場の違う人々が争う物語自体も面白く楽しめます。「財宝」の中身もアッと驚くもので、ジャッキーの「お金より大事なもの」を考える価値観にニヤリとさせられました。 そしてインドとの共同制作ということで予想されたインド映画お決まりのダンス。 これは本当に見ものです。ゴージャスで、コミカルで大満足のジャッキーのダンスでした。
ボヘミアン・ラプソディ
グリーンブック
アカデミー賞受賞のニュースを知ってから、ずっと気になっていた作品でした。 内容は漠然としか知らなかったのですが、子供にも良さそうだなと、小学校高学年男子と中学生女子を含む家族で鑑賞。 結果、自分史上5本の指に入る超名作でした! 高評価のポイントは、子供でも容易に理解できるシンプルなストーリーなのに、ちゃんとシリアスもユーモアも涙も含まれるバランスの良さ。 人種差別、移民差別、性差別等、ヘビーな問題がこれでもかというほど仕込まれているのに、鑑賞後に温かな余韻を残してくれます。 仕事では大成功していてお金持ち。でも、深い孤独を抱えつつ、それでいて穏やかで他人思いのドクター・シャーリーの姿に切ない気持ちにもさせられました。 ぶっきらぼうで偏見主義の主人公が、シャーリーとの交流を通して徐々に変わっていく姿は見ていて心地良く、時にクスッとさせられ、子供も飽きずに最後まで集中して見ていました。 変な先入観の入ってしまう有名俳優でなく、日本では知名度の低い俳優を起用していることも高評価のポイントでした。 大人はもちろん、小学生以上のお子さんがいらっしゃる方は親子で鑑賞することを強くお勧めいたします!
ナインイレヴン 運命を分けた日
残酷で異常
シャイニング
LIFE!
海外へ行きたい、世界中を見てみたい! とにかく昨年3月頃から今年にかけて、現在進行形で、旅したいのに行けない状況。 映画で主人公と同じ気持ちで、空想旅を映像にしてくれる映画。 そして、今、何に対しても、新しい一歩が踏み出せない気持ちになっている方が多く、現状維持もままならない状況だからこそ、観て欲しい映画。 「世界を見よう、危険でも立ち向かおう。それが人生だから」というモットーの雑誌のネガフィルム管理をしているウォルターが、あることが切っ掛けで、世界中を旅することに。 実際に彼の背中を押したのは、事件ではなく、片思いの同僚シェリルとある人。 彼女演じる、クリスティン・ウィグが歌うある有名な曲。 このシーンは、胸に響きました。 一歩踏み出したら、雑誌の専属写真家ショーンを追うウォルター。 そこからの映像は必見! 目に入ってくる風景は、目が見開かれるほど、美しい。 この美しさを言葉では表現出来る語彙力は、持ち合わせてません。 仕事しても評価されない、と思っている人が多い日本。 仕事の対価としての給料は、特に今は大事なもの。淡々と仕事をこなすのは、しんどいけど、辞められないのが現実。 「職場に私がいなくても…」と思っている方に、観て欲しい映画。 ただ、もうお先真っ暗でどん底気分の時には、おススメしません。
灼熱の魂 デジタル・リマスター版
原作は、レバノンから亡命して現在カナダのケベック州に住む ワジディ・ムアワッドの戯曲『INCENDIES(火災)』であり、 監督・脚本はドゥニ・ヴィルヌーヴのカナダ映画。 そのカナダではジニー賞8部門受賞、ヴェネチア国際映画祭最優秀作品賞、 第83回米アカデミー外国語映画 賞にノミネート。なるほど、とうなずける内容だ。 映画ではレバノン内戦を背景に、一人の女の壮絶な生き様が浮き彫りとなってくる。 自分はこのあたり、あまり詳しい知識が無いのだが、それでも全く問題なく観られる。 レバノンというのは歴史的にキリスト教徒が多い国らしい。 第一次、第二次世界大戦を経て、キリスト教中心の国家となったものの、 パレスチナからの難民が流入する事によって、そのバランスが崩れ始める。 母親であるナワルの物語もまさにそういう背景が発端となっている。 中東におけるキリスト教徒とイスラム教徒の宗教対立のすごさ。 こういうものに疎い自分にとっては、何でこうなっちゃうのかな、 とつまらない疑問が生じてくる。 スカーフで顔を隠す、十字架のネックレス、 この違いだけで生死を分けてしまうのだ。 バスの襲撃シーンは忘れられない。走る子供。そして倒れる子供。 それを映し出すカメラの距離感が的確だ。 物語は母親が残した遺言によって、その子供である姉弟が 驚愕の真実を追体験していくという展開だが、どうして子供たちに こんなつらい思いをさせるのか、という批判的な意見も出てるようだ。 どうして? って、それは自分の子供たちには、 できれば真実を知っておいてもらいたかったからだろう。 でも口で説明する訳にはいかない。どう考えても口で説明しただけでは この問題の本質が伝わる訳がないからだ。 それに当然の事ながら、子供たちに面と向かってできる話でもない。 ではどうすればいいのか? それはやはり追体験してもらうしかない。 だから大変でも、回りくどいようでも、自分のルーツである場所に 足を運んでもらい、目で見て体で感じ、どんな状況から この恐るべき物語が誕生したのか、きっちりと知って欲しかったのだろう。 そうすれば子供たちもきっと全てを理解して受け止めてくれるはずだ、と。 その上でナワルが出した一つの決断、許すという事。 争いからは憎しみが産れ、負の連鎖を巻き起こす。 それを断ち切る為には誰かが犠牲となり、相手を許していかなければならない。 しかしそれはものすごい苦痛を伴う。簡単な事ではないのだ。 この物語はそこまでを描く事によって、ただエグいだけの話にとどまらず、 もっと大きな問いかけを我々に提示してくれている。
パラサイト 半地下の家族
ノッティングヒルの恋人
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