口裂け女2
このレビューにはネタバレが含まれています
ジェーン・ドウの解剖
惨殺されたとある一家の地下に、20代くらいの身元不明の美しい女性が、全裸で土に埋まって亡くなっていました。その女性はその一家や近所の人と全く関係がなく、外傷もないため検死を行います。ベテラン検死官のトミーとその見習いの息子のオースティンは早速検死解剖を始めますが、まったく外傷がないのに、舌は切り取られ、肺は真っ黒、異常な出血など通常とは異なる不思議な事実が明らかになります。検死を通じて、謎の女性の正体が徐々に判明していく過程はミステリーの要素もあり、専門知識がなくても要所、要所で説明してくれるので理解ができてワクワクします。登場人物は主に検死官の親子のみで、ホラー作品にありがちなポンコツな行動をするキャラクターは登場しないのでイライラせずに見ることができます。前に伏線が散りばめられており、それが後半では恐怖につながり、とても作りこまれたホラー作品です。続きがありそうな作品なので続編にも期待します。
輪廻
評決のとき
銀魂2 掟は破るためにこそある
銀魂の原作マンガはきれいめなキャラクターデザインと、そこから想像もつかないようなくだらないギャグの落差が面白いのですが、この映画はその落差がしっかり再現されていました。 小栗旬も菅田将暉も、「銀魂」が好きで演じているんじゃないかと思わせるくらいノリノリ。ギャグシーンではいつもの彼らとは想像もつかないような表情をみせてくれます。そのほかの脇役の面々も、有名な俳優さんがずらり。この人にこんなことをさせて大丈夫なの?といいたいくらい、思う存分ギャグシーンがさく裂します。 その一方で、バトルのシーンは本当に迫力があり、小栗旬の殺陣もすばらしかったのですが、特に神楽ちゃんを演じた橋本環奈が想像以上に「最強の女の子」を演じられていたと思います。 また、唯一と言っていいほどギャグっぽさがないキャラクター伊藤鴨太郎を演じた三浦春馬の姿も、すばらしかったです。悪役としてのすがすがしいまでの憎たらしさもあり、その陰に秘められた哀愁もあり。複雑な人格の人物をリアルに演じきって、物語に深い感慨を加えてくれています。
コンジアム
実在する廃病院「コンジアム精神病院」を舞台にした韓国のホラー映画です。POV形式と呼ばれるカメラの視点と登場人物の視線を一致させる撮影方法なので、より没入感があり恐怖が煽られます。恐怖動画を配信する人気youtuberハジュンは心霊スポットのコンジアム精神病院からのライブ配信を企画し、一般参加者を募集します。youtubeのアクセスは順調に伸びますが、降霊の儀式をきっかけに想定外の怪現象が次々と若者たちを襲います。 ストーリーらしいストーリー展開は全くなく、怖さだけを追求されているので恐怖感は一級品ですが、ひと昔前にネットで流行った恐怖画像のような映像はなんとなく短絡的というかズルいなあと思ってしまいます。幽霊が若者たちを襲っていく理由も不明確です。ただ、若者たちがコンジアム精神病院に入るまでの飲み会の雰囲気や病院に入ってから、怪現象に襲われるまでのテンションの高さにリアリティがありyoutubeの配信を見ている一視聴者のような気持になります。
パラサイト 半地下の家族
彼女がその名を知らない鳥たち
しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス
サウンド・オブ・ミュージック
リトル・ランボーズ
エネミー・オブ・アメリカ
バック・トゥ・ザ・フューチャー
二十日鼠と人間
スタイン・ベック原作。広大なアメリカの労働者達の農作業をベースにその日常を描いた美しくも、そして貧しく、しかし人間味溢れる作品です。 スタイン・ベックらしい農場がテーマの美しい作品ですが、細かくみていくとその牧歌的な雰囲気とは裏腹に人間のある種のしがらみやドロドロした部分も垣間見れます。主人公はちょっと足りないながらも心優しいレニーもよかったけど、強くて頭のきれるジョージも深く印象に残りました。途中あまりにもの悲惨さ、惨めさに何度もう見るのを止めようかと思った事か。 それくらい危うい橋を渡っているかのような「いつかきっと何かが起きてしまうんだろうな」といった脆さを含んだ内容だったと思います。 最も考えさせられたシーンは、お爺さんの犬が殺された時にあとから「あれは間違っていたんだ。あれは誰かがやるんじゃなくて自分がやればよかったんだ」というセリフに何とも言えないやるせなさが胸にこみあげてきました。 それがあのラストに繋がっていたのかな?と思うと何だか複雑な心境になります。 2回は見たくない作品ですが、間違いなくある時代を捉えた社会派的良作に入ると思います。
グローリー
アメリカの南北戦争を描いた戦争物の映画です。アメリカの歴史上南北戦争は外しては語ることのできない史実です。それを忠実に再現しようとした今作は非常に評価するに値する作品だと考えます。 だがプラトーンをはじめとした戦争物を見終えた個人的な感想としてですが、「リアルな戦争物が苦手なのだ!」ということにこの映画を見終わってから実感しました。 これは恐らく志とか勇気がどうのこうのと言っている以前に命の重さってどうなんだ?って思うからなんでしょうが。 脱線しましたがこの映画は54連隊を率いているロバート(マシュー・ブロデリック)がどうにも優男っぽく見えてこれから戦争するんだという雰囲気に見えません。それに途中で突然人格が豹変するみたいになるのが、ちょっと多重人格者っぽい感じがして嫌でした。 それに比して黒人兵士役で出ているデンゼル・ワシントンの鬼気迫る演技には感動を覚えます。やはり一番はあの鞭で打たれるシーンです。何度も鞭で打たれるのに一言もセリフを言わない、いわばあの恥辱に満ちた耐えがたき表情は忘れることができません。さすが助演男優賞を受賞しただけの演技だと感嘆しました。 こういうのを見るたびに戦争の悲惨さがどこにも辿りつかないことを思い知らされます。
THE WAVE ザ・ウェイブ
陰陽師
夢枕獏氏の作品を映画化したものです。 私は原作は読んでいないのですが、コミカライズされたほうは読んでいます。 あの幻想的な雰囲気を期待してみたのですが、少し期待外れでした。 ストーリー自体はいいのですが、原作やコミックの世界観を期待して観ると失敗するかもしれません。 ただ、安倍晴明を演じる野村萬斎さんの所作が大変美しいです。 普段和装になれておられるだけあって「着せられてる」という感じがありません。 ちょっとしたしぐさがとても自然です。 お酒を飲むときの腕の動き、結界を張るために走り回るときの裾の動きなどが大変きれいです。 一方で源博雅役の伊藤英明さんはやや固め。 この作品が出た当時はまだお若いせいか、演技も少し固いです。 そしてなんといってもこの作品の魅力は、スタッフロールでの野村萬斎さんの舞。 着物の動き全てが計算のうちであるかのような、美しい舞です。 原作者の夢枕氏が「清明は萬斎氏しかありえない」とおっしゃったのが納得の美しさです。
シロメ
元々漫画を読んでいて、あの面白さが実写映画で再現できるのだろうか…と半信半疑で見たが、見事に再現されていました! 数多くの作品にも出演されている主要キャラクターの演技よりも、脇を固める俳優さんの演技がすばらしかったです。特に将軍役として出演された勝地さんはかなり体を張っていて、漫画そのものでした。あそこまで体を張れる俳優さんはなかなかいないのではないでしょうか…すごく好印象でした。また、土方役で出演された柳楽さんもイケメンクールキャラと、変貌してしまうキャラクターを上手く演じ分けられていて、すばらしかったです。 作品中いくつかのストーリーが展開されますが、主軸となってくるのは三浦春馬さんが演じられた伊東鴨太郎と新撰組の話です。映画の中の伊東と実際の三浦さんが重なって、伊東が発する一つ一つの言葉と物語の展開にかなり胸が締め付けられます。三浦さんにも新撰組のような仲間がいたら…と思ってしまったり。 最後に主題歌となっているバックナンバーの「大不正解」も作品の世界観を上手く表現していて、曲調もかっこいいので、ぜひ最後のエンドロールまでしっかりみてほしいです。
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