わらの犬
人間の嫌な所を、これでもか!と見せつけられる秀作。 気分は悪いけど、学ぶことは多い映画。 アメリカの喧騒や物騒な環境に嫌気が差した、デヴィットとエイミーは、彼女の故郷、イギリスの田舎へ引っ越し、落ち着いた生活が送れると思いきや…。 田舎に住んでいる人、移住した人、実家が田舎で他の街に住んでいる人には、嫌な田舎あるあるを壮大にしたストーリーは、目を背けたくなる。実際、日本でも、こういう所は存在する。 田舎に住んでいる人たち独特の「よそから来た者」への好奇な目や、彼らの行動には、大声で叫びたい程の苦痛。 勿論、好意的な所もたくさんあると思う。でも、ここはその反対。 元々が美しいエイミーは、更に美しい女性になって帰郷。 しかし、買い物へ行くにも、言いようのない視線で、見られる。 エイミーの同級生チャーリーが、人としてとにかく気持ち悪い。 遊ぶことは、他に無いのか?そのパワー、他で使えるだろう?と思う人物像。 彼に「想像力」と妄想の違いを教えて欲しい、と思う。教えた所で…という人間。 ある事件が起こる前から、大人しいデヴィットももう限界だった。 元々、都会に住んでいた人には、街の喧騒や、淡白だった近所の付き合いが、落ち着くのかもしれない。 彼のストレスは溜まりに溜まって、エイミーとの関係もギスギスしていたのも分かるし、エイミーよファッション考えてくれ…。 関わりたくないのに関わってくる人、パーソナルスペースという言葉を知らないコミュニティに移住すること、そして、人間の嫌な部分がジワジワと出てくる所。 何度、観るのを止めようかと思ったか。 しかも随分前に観ていたのに、サム・ペキンパー監督の作品というので、見返した自分を責めました。 嫌ミス、というジャンルが好きな方、以外の方は、観ない方がいい。観た後の、嫌な余韻のパンチ力が凄い。 もう二度と観ないよう、戒めとして残すことにしました。
セックス・アンド・ザ・シティ
このレビューにはネタバレが含まれています
TENET テネット
ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破
ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q
インターステラー
DESTINY 鎌倉ものがたり
鎌倉に住むミステリー作家である一色正和(堺雅人)とその幼妻亜紀子(高畑充希)の周りで起こる不思議な事件と夫婦・家族の愛を描いた作品、ふんだんにCGを使った若い人向けのコメディ映画かと思っていましたが楽しませてもらいました。 正和と亜紀子の年齢差から夫婦というより愛人に見えますが、原作の設定を再現した「違和感」のようです。主人公の服装のせいか時代設定もよくわかりませんが、この違和感も原作通りなのかも。個性的なキャラ(人間、妖怪、神様)もたくさん出てきますが、こちらも原作を読んでいたら更に深く楽しめたはず。亜紀子が黄泉の国へ向かうまでのシーン、正和の編集担当である本田(堤真一)が未練と悔しさで号泣するシーンにはウルッときました。死神(安藤サクラ)のチャラさも良い。亜紀子が貧乏神と仲良くなるのも微笑ましいです。貧乏神と言えど神様ですかね。 黄泉の国行の江ノ電も良いですが、中国の武陵源をモデルにした黄泉の国はこの映画の見どころです。不思議さと幽玄さと荘厳さがあってデザインした山崎監督には脱帽です。 ただし正和の「母の秘密」については大した話(オチ)ではないので一連のエピソードは不要に思えます。鶴田真由は外して欲しくないけど。
燃ゆる女の肖像
エイス・グレード 世界でいちばんクールな私へ
スマホを片手にSNSにいそしむ、今の中学生。 始めは、大変だな、としみじみ思いました。 学生の皆さん、本当に毎日お疲れ様です。 でも、話が進むにつれて、学生の自分を思い出したり、パパに感情移入したりで、ティッシュを大量消費しました。 日本では学年的に中学3年生。もうすぐ高校へ入学するケイラ。 コツコツと、学生生活をよりよく生きるコツをYoutubeにアップする彼女。インスタ、ツイッター、スマホが片時も離せない、今の学生。 笑っちゃうやら、思い出して恥ずかしいやら、黒歴史を開いちゃって痛いやら。 本当は嬉しいのに、それほどでもないわ、なんて言っちゃうケイラ。 もう可愛くて仕方ない。一生懸命に毎日を生きているのがヒシヒシと伝わってくる。 例えば、Youtubeで動画を見ながらヘアメイクして、乱れないようソロソロとベッドに戻り、自撮り。それをインスタにアップ。 クールな学生になりたい。 クールな学校生活を送りたい。 でも、ケイラにとって本当のクールとは? 学生時代を経験したことがある人の心に、ズズズっと刺さる。 ケイラや、他の学生、そして高校生。 色んな自分が、この映画の中にいる。 そして、ケイラのパパも、可愛い。 ケイラにとっては、行動や表情が、うざいし「大嫌い!」なんて言われちゃうけど、パパはケイラを見守っている。 学生の人やお子さんがいる人には、あるあるかもしれない。 何より、学生だった自分に蓋をしている人に観て欲しい。荒治療になるかもしれないから、要注意です。 ケイラもパパも、愛おしい。 ラストシーンも大好き。
ロード・オブ・ザ・リング
THE LAW 刑事の掟
帰ってきたヒトラー
イエスタデイ
フューリー
私のように戦車が好きな人におすすめします。もちろんアクション映画が好きな人、ブラッド・ピットが好きな人にも十分満足していただけます。そんな人は既に見ていると思いますが。 戦争映画なので激しい戦闘シーンやグロい描写もたくさんあり、苦手な人もいると思いますが、リアルさにこだわった戦場ドキュメンタリーもどきではなく、物語にメリハリがある娯楽作品としても満足できるでしょう。 歴戦の猛者が乗り込む米軍のシャーマン戦車に配属された新兵ノーマンは、初めての作戦中に敵兵を撃つことをためらったためブラッド・ピット演じるウォーダディーを激怒させます。しかし過酷な状況とウォーダディー達の厳しい教育により少しずつ兵士として覚醒、やがて仲間に認められます。米軍が制圧した町で知り合った娘エマとノーマンのぎこちない恋と別れのエピソードも短いですが印象に残ります。ただしその時のクルー達がガサツというかデリカシー皆無というか(笑) 戦車の戦いを描いた映画はいろいろあるとは思いますが、車長の命令に従い砲手が狙いを定め装填手が砲弾を装填し発射までの動作が繰り返され、砲塔を動かす操作や戦車内の様子、戦闘中の緊張感あるクルーの表情などをこれほど細かくリアルに描いた映画は他には無いでしょう。砲弾が飛んでくる音、装甲をかすめて跳ね返る音、異常に頑丈なドイツ戦車ティーガーなど迫力あるシーンが連続して目が離せませんでした。
ザ・コア
リトルデビル
RBG 最強の85才
新感染 ファイナル・エクスプレス
韓流スター俳優の、コン・ユさんのファンなので、観てみました。 ドラマなどの、ラブストーリーのイメージが強かった、コン・ユさんも、いつの間にか、こんな大きな女の子のお父さんなんですね。 昔からのファンとしては、感慨深い複雑な心境でもあったりします。 演じるのは仕事一筋でありながら、娘との関係に戸惑いつつも、やっぱり良きお父さん役を好演しています。 あんなに、イケメンでありながらも、様々な役柄を、自由自在に演じる様子が、本当に役者さんとして、役にたいして真摯に演じていて、素晴らしいですね。 そんな、コン・ユさんが選んだ作品ですから、やはり面白かったです。 言わば韓国版のゾンビ映画の傑作と言った感じの出来映えです。 正直、ゾンビ映画はもう散々、見尽くした感じがありますが、舞台がアジア、そう、我が国、日本と非常に似て非なる国、韓国であるだけに、すごく新鮮である意味でどこか身近に感じて、とてもハラハラドキドキ、楽しく観る事が出来ました。 それぞれの色んな立場の老若男女、その人々の思いを乗せて、釜山へと向かい続ける列車。 こんな時にあらわになる人間性。 そして、父と娘は、どうなるのか? 父親の気持ち、幼い娘の気持ちを考えると、感動のラストまで、目が離せなかったです。
宮本から君へ
とにかく、主演のお二人の演技がすごいです。 すさまじいすごみ、それでいて演技の感じを全く感じさせない、没頭できる映画でした。 漫画のキャラクターの雰囲気そのものの役作りが出来ていて感動してしまいました。 ピエール瀧さん、佐藤二朗さんのキャラも非常に良い味が出ていました! 1つ残念なのが、演技力の高いインパクトのせいで、映画のストーリーが記憶からすぐに消えてしまいそうです。。
惡の華
非現実的過ぎて、開始15分くらいでながら見を始めました。 恐らく長編の漫画を1本の映画に無理やり収めた影響か、ストーリーに繋がりがなく、話が飛び飛びで、「え?なんでここにこの人がいるの?」というようなご都合の良いシーンが多く目に付きました。 玉城ティナさんの演技も自分には苦手でした。感情の起伏を単純に大声で表現するのでキーキーうるさいです。 町山さんがオススメされている映画だったので期待してしまったのですが、自分とは相性が悪かったようです。
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