リトル・ミス・サンシャイン
このレビューにはネタバレが含まれています
私をくいとめて
ミセス・ノイズィ
パラサイト 半地下の家族
ファントム・スレッド
アニマルズ 愛のケダモノ
ラブ・アゲイン
ダーク・スクール
東京難民
思わぬ事をきっかけに普通の大学生が貧困状態に転落してしまうことを描いた映画です。 原作者の福澤氏が専門学校で教えていた際に、卒業後にフリーターや無職になる学生を多く見ていたことから原作を書いたとのことです。 主人公は思わぬことから家族の支援を受けられなくなり、フリーターとしてネットカフェで暮らすことになります。 バイトをしたりいろいろと出来るだけの努力をしますが、どんどん困窮していき暮らしていけなくなるという話です。 コロナ前に作られた映画ですが、その頃にも親の援助が無くなり学校に行けなくなる学生はかなりいたのでしょう。 イギリス以外の西欧の国では大学の学費は無料かとても安く、さらに博士課程の大学院生は逆に給料がもらえるとのことですが、その辺りの違いが様々な影響を社会や企業にも与えていそうです。 世界の大学ランキングで日本の大学がとても低い事の一因かもしれません。 日本は先進国の中ではGDPに対して政府の支出する教育関連予算が最低レベルとのことですが、その辺りから変えていかなくてはどうしようもない事のようです。
ウインド・リバー
映画の舞台は雄大な自然のワイオミング州ですが、冬はマイナス30度にもなるので、暮らすのは大変そうな場所です。広大な場所で人口密度も低く、さらに先住民居留地なので、貧しく警察なども十分にいない場所です。犯罪で死亡した女性の統計すら作られていないとのことですので、いかに州政府や連邦政府からも関心を持たれていない場所かがよく解ります。 米国は各州の主権が大きい分、様々なことに州独自に予算を出す必要があるので、州によって警察予算が少なかったり、教育予算や福祉予算が少なかったりするようです。海岸沿いの豊かな都市部では、リベラルな人たちがポリティカルコレクトネスというものに関して、様々なことで揉めていますが、貧しい州に住む人はそれどころではないのでしょう。 そのことも米国内での様々な分断の原因になっているのでしょう。 主人公は害獣駆除員なので、家畜を襲う狼などを待ち伏せして一発で倒す銃を持っていますが、それが最後の方で迫力満点に活躍していました。
ローン・サバイバー
アクアマン
ジェイソンモモアってだれ?から入ったDC映画作品のアクアマン。期待せずに鑑賞しましたがめちゃくちゃ面白い!!なんでもっと早く観なかったんだ後悔しました。 海と地上を舞台とした映画ですがまず映像がとても綺麗。水中に煌めく光彩や人物の肌感、目、髪、一つ一つがとても綺麗に映し出されていてしかもそれが映像に溶け込んでいて不自然な部分が全くないです。CGもここまできたのか…と感心しました。 ストーリーは王道ですが登場人物も魅力的で戦闘シーンも水中や地上、様々な所で迫力のある戦いが見られるので最後まで楽しめます。水中の戦闘シーンでは海中生物も参加するので、普通のアクション映画では見られない戦いも見れます。 DCヒーローっぽくない悪党のような見た目のアクアマンですがおちゃめで家族想いのギャップにもやられました。 アーサーとメラの展開が早いかな?とも思いましたが全体的なクオリティは高い作品だと思います。
バトルシップ
イット・カムズ・アット・ナイト
ハミングバード
腕っぷしの強い役が多いジェイソン・ステイサムですがこの作品の彼(ジョゼフ)はいつもと違います。冒頭ではチンピラにボコられ「どうした?」と心配になるぐらいの落ちぶれよう、そして恋に不器用な男も演じています。 アフガニスタンでの出来事、偶然忍び込んだ家で得た「もう1人の自分」、修道女クリスティナとの恋の予感、そして闇の社会での台頭と復讐。様々な要素があるものの物語が後半に進むにつれジョゼフとクリスティナの贖罪がメインであることがわかります。ひとつだけ残念なのはホームレス時代のジョゼフが心を開いていた同じくホームレスの少女イザベルとの関係性があまり描かれていなくてジョゼフが復讐の鬼になる熱量とのバランスが成り立っていないように感じました。 ポーランド出身のアガタ・ブセクが演じるクリスティナは、普段の地味な姿からは想像できないぐらい真っ赤なドレスが似合っていて、お酒に酔ってしまうシーンも可愛らしいです。クリスティナの細やかな夢が憧れのバレリーナの公演を見ることってエピソードも素敵でした。 ジェイソンの新たな面を発見できるこの映画はおすすめです。切ないけど。
天気の子
バンク・ジョブ
この作品は1978年に発生した英国王室のスキャンダルが関連する銀行強盗事件を元にしています。内容が内容だけに事件発生当時は報道規制が敷かれるほどで真相も不明らしく、発生から30年が経過し、多少フィクションを交えたとはいえ映画化できたことには驚きです。 ”シャイでニヒルなアンチクショー”ことジェイソン・ステイサムが演じる主人公テリー達が貸金庫から盗んだものの中には様々な人の秘密が混じっており、マーガレット王女の秘密を取戻すためMI6は当然のように必死になります。更に「変態さんいらっしゃい!」なる番組があったら出演を快諾しそうな政治家の秘密、汚職警官との関係を記すギャングの台帳など警察やギャングがテリー達を追い、命を狙う理由がたくさんありました。実話ベースながら事件絡みの緊張感あるシーンだけでなくテリー夫婦の物語も描くなど楽しめる映画として仕上がっています。 アクションシーンはほとんど無いためジェイソンが主演である必要性は感じられませんが、ジェイソンが出ていなければこの作品を見ないでスルーしていたかもしれません。強盗団の紅一点マルティーヌは峰不二子ほどの悪女ではありませんでしたが、悪者側に潜入させていた女性エージェントの方は気の毒でした。
泣く男
ラストレター
姉の同窓会の招待状が来たので、姉が亡くなったことを知らせに行ったことがきっかけで、姉のことを好きだった相手に手紙を出すと、その相手からの手紙が姉の娘に届くという話です。 現在と過去を行き来するという構成は、岩井監督がよく使う手法ですが、今回も物語の扱う期間が長くても、観ていて解りやすく出来ていました。やり取りをする手段がメールやLINE、SNSなどの短文のモノではなく、長文で筆跡から相手の人柄や状況なども伝わる紙の手紙だからこそ上手く行ったのだと思います。伝える形式や媒体の意義が解る映画になっています。自分もメールばかりではなく紙の手紙も書いてみようと思わせる映画でした。 福山雅治さんは地味な小説家を演じていましたが、うまい具合のくたびれ方で演じていました。終盤に出てくる豊川悦司さんがいい味を出していました。そこがこれまでの作品との大きな違いだと思います。いつも映像の美しさが際立っている岩井監督の作品ですが、本作は物語の舞台が夏の宮城県で、景色や登場人物がとても奇麗に映像化されていました。
ダンス・ウィズ・ウルブズ
北軍の中尉である主人公(ケビン・コスナー)が先住民たちと暮らすようになり、狩りや儀式にも参加するようになることで、彼らの価値観、世界観が解ってくるというのは実際に有りそうな展開に感じました。 文化人類学でも、観察対象と共に行動したり暮らすことで、相手の価値観や世界観、生き方を理解していくというものは多くありますので、それと同じようなことなのでしょう。 それにしてもケビン・コスナーがこのような前例のない映画を作ったことは凄い事だと思いました。ちょうど冷戦が終わった頃だったので、自分たちの国のマイノリティーにも関心が行くようになってきたという事が、このような映画が製作され、ヒットしたことの要因の一つでしょうか? それにしてもロケ地のサウスダコタの風景が凄いので圧倒されました。風景に語らせている部分が大きい映画だと感じました。 上映時間は長い目ですが、時間を取ってじっくり写すことが効果的な映画になっていました。
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