ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋
ティーン、20代~30代のラブコメではなくて、アラフォーという世代から上の人達の為のラブコメ。アラフォー以上で、笑って、あるある的かつ、「鬼きゅん」するラブコメは見つからない。ティーンのラブコメは山ほどあるのに。 そんな中、あのシャーリーズ・セロンがセス・ローゲンとやってくれました! 正直、おふざけが過ぎるしお下品なイメージのセス・ローゲンが苦手で、期待していなかった分、嬉しさの高低差が高すぎて、楽しかったし笑えた。 熱いジャーナリストのフランキー。この時点で、あれ?セス・ローゲン?と思ったら、初恋相手だけど、自分のベビーシッターで恋に発展しなかった相手シャーロットは国防長官。 国防長官だけど、1人の普通の女性。実際のシャーリーズ・セロンのように、届かない存在なのも良い。 出会っちゃった時のシャーロットは、昔のまま。国防長官だからといって威張っていない所に好感度がどんどんアップ。スピーチが下手で、会社を辞めたフランキーに、スピーチ原稿を頼む所から、面白くなっていきます。 シャーロットの色んな面は、あのシャーリーズ・セロンが!というギャップがあって、シャーリーズ・セロン自身も1人の女性だよね、としみじみ。 もっと、ラブコメに出て欲しい。
アシュラ
韓国映画のえげつない作品の中の1つ。 「チェイサー」「オールドボーイ」「新しい世界」などなどの韓国ノアールと言われるジャンルでも酷い、元気があっても鑑賞後に注意です。 正義である検事まで、どす黒い。 主人公ドギョンは、末期ガンの妻の為、市長の汚れ仕事をしてお金を稼ぐ刑事。すぐに感情的になってしまうアンナム市長の悪事のもみ消しを引き受けている。 アンナム市長の悪事を何とかして暴きたい検事達は、ドギュンを脅して、証拠を獲って来いと、ドギュンは板挟みになる。 もう、市長も検事たちも、エグ過ぎる。検事たちがドギュンにする暴力は、まるでヤクザ。市長のソンベも汚職まみれで、公共の前でも感情が爆発するくらい、手が付けられない。そんな歪んだ性格、ドギュンを犬のように扱う。 「私の頭の中の消しゴム」韓国映画を余り知らない人でも、タイトルは耳にしたことがある人も多いはず。そして、韓国映画の演技派、ファン・ジョンミン。國村隼が出演した韓国映画「哭声/コクソン」ベテラン俳優クァク・ドゴン、様々な脇役での演技が光るチョン・マンシク、唯一の希望の光、ドギュンの後輩にイケメンのチェ・ジフン、と誰1人他の俳優に変わることが想像出来ない、。 皆んなの行く末を、とくとご覧あれ。ゲッソリしますが、韓国ノアールにようこそ。
セトウツミ
瀬戸と内海の青春。 それは、学校が終わり、内海が塾へ行くまでの間、川の流れる側で、瀬戸と話すこと。 他の皆んなのように、部活で汗を流して選抜メンバーになるのを目指したり、女子の気持ちに右往左往するのではなくて、ただ、放課後に2人は本当に他愛もない話をするのが、青春。 アコーデオンの音楽が、日曜のサザエさん効果で、この時間がずっと続くわけではないけど、続いて欲しい、塾、家帰るのダルいわ〜…そんな2人の関係を表しているよう。 瀬戸は、明るくて、よく喋る。悲しいかななお家事情。でも、関西で言うアホ。女子の樫村さんに片思いしている。 一方、内海は、ボソボソと話す秀才。でも、毒を吐く。聞かれないと答えないので、塾やお家事情と樫村さんとの関係以外が謎に包まれている。 秀才とアホの凸凹コンビ。学生のベタベタした仲ではなく、ドライ。でも仲が悪いわけじゃない、不思議な関係。 話すこと、やることが下らない。関西弁で話すやりとりは、淋しい話をしていても、クスッと笑わされる。 いきなり立ち上がり、背の高さを測りだすシーンは、2人背中合わせても、測る人いないよ?…とか、瀬戸の比喩を使った表現に、内海が瀬戸の上の表現で話して、瀬戸がツッコんだり、瀬戸のオカンが買い物帰りに偶然通り掛かって、夕食がカレーと知って内海の意外な事実を知ったり…。 2人のやり取りと少ない登場人物とエピソードで、最後まで観させてくれる。マンガを読んでみたいけど、ダルいからいいわ、という感じ。
ダンサー、セルゲイ・ポルーニン 世界一優雅な野獣
このレビューにはネタバレが含まれています
テイキング・オブ・デボラ・ローガン
スナッチ
PVのようなオシャレで、カッコ良いタイトルロールで、登場人物の多さに驚き。 デビュー作「ロック・ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ」で魅せられたように、あっちこっちしていた皆んなが一つにまとまるのを感じさせます。 クセの強い英語がただでさえ凄いのに、字幕すらない何を話しているのかサッパリ分からない人達のリーダー…。 登場人物も勿論、キャラが濃い。 1つのダイヤモンドを巡って、下町のチンピラ質屋から、闇バクチの大物、そしてロシア人に、何言ってるか分からないジプシーのような人達。 今もカッコ良いけど、脂が乗りに乗りまくっている時のブラピが、また上半身裸で出てきます。あの通称”ワンハリ”で魅せた上半身とほぼ変わらぬ細マッチョ振り。役柄も、カッコ良い。 そして、ベネチオ・デルトロのカッコ良さ。渋いのに、笑わせる。眉間にシワを寄せた役もカッコいいけど、間抜けなデルトロのまた良しです。 忘れていた大事な登場人物! ブルドッグ! ダイヤが、あっちへ行き、こっちへ来たかと思ったら、全く違う方向へ行ってしまう。そのダイヤの大きさと美しいカットから、どんなに価値がある物か分かっている連中のドタバタ劇。 前作よりも笑いの要素は減っていますが、今のガイ・リッチー作品より、やっぱり初期が最高です!前作でデビューしたリーバイスのモデルだったジェイソン・ステイサムが、アクション俳優になることはこの時知る由もなかったです。
ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー
観終わって、今までのスター・ウォーズ作品を頭の中で振り返りながら、スピンオフ作品が1番好きかもしれないと思うとは、鑑賞前の自分は驚いた。 4の衝撃の凄かったけれど。 フェリシティー・ジョーンズが、「博士と彼女のセオリー」から一転、SFアクション、しかもスターウォーズに出るとは想像も付かなかったし、正直アクション大丈夫?みたいな偏見の目で観てましたが、有無を言わさず良い配役。集結した反乱同盟軍メンバーの国籍を超えた俳優陣も同じく。 特にアジアから「イップマン」ドニー・イェンが出ているとは、嬉しかった。 スター・ウォーズの主人公の背が負っている運命は、スピンオフも同じ。いつの世も、聡明で学があり、何かを発見すると、お金持ちの悪い人か、善を憎む軍団に捕らえられてしまう。善である皆んなが一丸と成って、悪と戦う、最初から変わっていないスター・ウォーズのストーリーの核は、こちらも同じ。 でもこのスピンオフ、他のスター・ウォーズ作品とは、訳が違います。 それは、あるシーンを観て鳥肌立てて観て下さい。 ”マイスターダスト”というあだ名は、とても美しくて、しかもあの宇宙の中で…とても心に響きました。 個人的に、マッツ・ミケルセンさんが出てるのが嬉しかった。
インセプション
罪の声
とんど予備知識がほとんどない状態で、CMを見てなんかおもしろそうだなと軽いノリで見に行きました。 しかし話がすごくリアルで、重くて、でも食い込まれるように見入ってしまいました。 とてもフィクションだとは思えないほど作りこまれた作品でした。 ただ見るだけでなくなんだか考えさせられるような内容なので、はまる人ははまると思いますが、一緒に見に行った主人は何回も眠りに落ちていました。 難しくはありますが事件の概要も登場人物も、作中で丁寧に説明してくれるのでちゃんと見ていれば理解できるとは思います。 わたしは平成生まれなので昭和の時代の大事件と聞いてもわかりませんでしたが、実際に起きた未解決事件をモチーフに作られているようです。 先ほども言いましたが、実際に事件は知りませんでしたが作中で丁寧に説明されていたので、予習しませんでしたがちゃんと理解できました。 学生運動については聞いたことはあってもあんなに激しいものだとは思っておらず、時代の背景も勉強になりました。 余談ですが、ロンドンの街並みがとても美しかったです。
ヤング≒アダルト
この作品、どこのサイトやレビューを読んでも「イタイ」という単語が使われています。 確かにキティちゃんのTシャツ着てるし、化粧も落とさず寝るし、一晩で男性を部屋に連れてくるけれど、ちゃんと観ると、過去の忘れられない出来事に囚われているのが分かるはず。 主人公のメイヴィスは、田舎を飛び出した勝ち組。と思っている日本でいうライトノベルのゴーストライター。 1通の赤ちゃんの写真が添付されたメールが届き、彼女のパンドラの箱が開き始めます。それは、彼女のしぐさで後々、イタイのではないのが分かります。 洗っていないミニクーパーに荷物と、バッグの中にペットのチワワ、ドルチェを入れて帰郷。 学生時代のメイヴィスは、いわゆる、スクールカーストの上の人。下にいたパットとバーで意気投合します。というか、「一緒に飲んであげただけ」 帰郷したのは、メールの差出人は、学生時代の彼氏バディ。 メイヴィスの唯我独尊振りと、妄想で帰って来たことに驚きます。妄想というか思い込み。 故郷なのにホテルに泊まる時から、「?」と思っていたら、パンドラの箱が少しずつ開き、最後は爆発。 観て、共感出来なかった人は、メイヴィスが嫌々、実家に帰って話した内容を覚えているでしょうか? イタイと自覚症状がない人は観ると、目からウロコの衝撃を受けますので、ご注意あれ。というか、バディ鈍感すぎ。
世界にひとつのプレイブック
1917 命をかけた伝令
「地獄、または天国へ。速き旅人は常に独り。」劇中に出てくる将軍の言葉です。 2人の上等兵に命じられた伝令。チクタクチクタクと脳内で鳴っていました。 1600名もの同士を救う伝令を、その足だけで運んでいく、戦争映画。 ブレイク上等兵に命じられた命令。 「パートナーを探して行け。」隣に座っていたスコフィールドに手を伸ばし行くことになります。 次々に襲い掛かってくる敵の罠や事故は、苦痛の何物でもない。いつどこから敵のドイツ軍が仕掛けて来るか分からない野原で隠れる場所は、戦争によって壊された廃墟と、敵軍が残していった戦車だけ。 文章にすると悲しいし、実際、物扱いで、兵士の死体が無造作に存在します。 これが、戦争なのかと残酷さが際立ちますが、映像が美しい。 ワンカットという大々的な触れ込みよりも、残酷な行為と相反する映像美が他の戦争映画を違いました。 戦争が、いかに醜い行為なのかを美しいシーンで、より残酷に魅せるのです。 撮影したのは、巨匠ロジャー・A・ディーキンス撮影監督。無冠の帝王と呼ばれた監督が「ブレードランナー2049」で、アカデミー撮影賞を初受賞。 例えば、夜の廃墟、発光弾が打ち上げられる中走るスコフィールド、敵ともみ合いになり、口を塞ぎ首を絞めている奥で酔っ払った敵が千鳥足、人間はほぼ影で発光弾の光で周りはオレンジ色の真夜中、河の流れに観を任せている時にハラハラと舞ってくる桜の花びら。 ほとんど、2人しか出てきませんが、ちょっとのシーンに出てくる上官の皆さんが豪華キャストです。 戦争映画でストーリーが分かりやすいものの、TVモニターでも圧倒させる作品は観たことがありません。 ラストの演出には、まだ戦争は終わらないんだ、と愕然としました。
ビューティー・インサイド
もしも…なストーリー。女性から観ても、主人公のハン・ヒョジュが美しい。 彼女だけオーラが違って、同じ人間のか疑うレベル。 彼女の勤める家具屋さんで、容姿だけじゃない部分でも一目惚れしてしまうウジン。彼、ちょっと普通の人と違います。そんなの嫌だわ…精神的にキツイ。 彼は、今の世知辛い今のご時世とは時代は違いますが、孤独な毎日を過ごしています。 唯一の救いは1人の親友。とびきりに明るくて、モテたい性格の彼に何度となく救われて笑顔になるサンベク。普通じゃないので、声を掛けることも出来ないのです。私なら、観念して僧侶にでもなります。でもウジンは、人生初の恋愛へ勇気の力を振り絞って、彼女に声を掛けます。そこに至るまで大変でしたが、そこからが本編スタート。 本当に、大変。普通じゃなくさせる1つの秘訣が、寝ないこと。 寝ない?生きていけないよ? そんななんですが、見事に普通じゃない壁を乗り越えて、結ばれます!!! 良かったねウジン! 最初は、ウジンの孤独の日々を観て切なさを感じましたが、結ばれてからはイスの切なさも加わります。街ではぐれたら彼女は、普通じゃない彼を見付けられないのです。 何10人という俳優さんが出てきます。韓国に限らず、外国、そして日本からもアノ人が…。恋をするということと、その人を愛するということは、違うということを感じました。 梨泰院クラスのパク・ソジュン沼に入った方は、是非。
映画 ひみつのアッコちゃん
ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー
学生さんに観て欲しい!いや、大人こそ観て欲しい!個人的に、今年1番の作品だった、というか笑った〜。 邦題がもうネタバレしておりますが、それ以上。 エイミー(ブロンドロングさん)の車が乗り付けたのは、生徒会長のモーリー(ぽっちゃりさん)の家。 それが、オープニングですが、そこから、この作品の期待が高まります。 仲良しなのは充分伝わりますが、上っ面で付き合ってない、この2人多分学校で浮いている、というのが分かります。 映画館で観なくて良かった、と思うくらいの笑い声が出ました。 勉強に徹してきた学生時代の2人。スクールカーストの上に居る学生たちを見下して、自分たちこそクールと思って過ごした学生時代が、ある事実を知ってからの2人の混乱振り。そこから、邦題へとスタートします。 卒業してから2人以外で連絡を取り合う人は1人。初めてパーティーへ繰り出します。オープニングから現れていますが、洋服を2人で選び、褒め合うシーンなど、2人のやり取りが、面白過ぎます。 いざパーティーへ!!ですが、バカにしていた学生たちの住所が分からない。電話番号は知っているけど、出てくれない。学校の連絡事項だと思われているから。 2人以外の登場人物のキャラがとても良いです。 冒頭から最後まで、強烈に印象に残っているのが、ジジという女子。 パーティーで、他のティーン映画とは、全く違います。 このご時世、それぞれの家で、LINEや電話で、話しながら、同時に観るのも良いと思います。 ただ、笑い声の音量には注意です。最高でした!!!
ジェーン・ドウの解剖
サバイバルファミリー
トランス・ワールド
ふしぎの国のアリス
原作が持つシュールな世界観をディズニーが描いた作品。 不思議な登場人物たちや、不可解なできごとを楽しく観ることができます。 この作品は子どもも楽しめますが、大人にもお勧めです。 物語やキャラクターも見どころの作品で、英語学習に使えます。 言葉遊びが非常に多いので、英語字幕の英語音声で観るとかなり勉強になります。 日本語吹き替え版もありますが、個人的には大人だけで観るなら英語版の方がおすすめ。 台詞が韻を踏んでいたりして、聞いていて心地いいんですよね。 1953年とかなり古い作品ですが、キャラクターの魅力は今も色褪せません。 ディズニーランドにいくと、同じデザインのキャラクターに会うことができますし、古さを感じることもありません。 キャラクターグッズもたくさんありますし、それも同じく古いと感じない点がキャラクターデザインの秀逸さを物語っているかと思います。 基本的にミュージカル仕立てですので、楽しい音楽もたくさんあり、子どもから大人まで一緒に楽しめる作品です。
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