8月の家族たち
このレビューにはネタバレが含まれています
グラディエーター
君に届け
雨に唄えば
犬鳴村
ホラー映画を評価するに当たって、一番大切なことは怖さである。 もちろんホラー映画を銘打っても、その中でも細かくジャンルがあるし、一概に怖さが必要かと言えばそうでもないが、それは映画自身の持つテーマがそれぞれ違うからで、観客を怖がらせようとしている以外の何物でもないホラー映画であれば、怖さが一番大切だと考えている。 この映画の致命的な部分は、怖くない、そこに尽きるのである。 元々、私が犬鳴村という実在している怪談であれば怖いだろうと簡単に解釈をして見てしまったのが間違いだった。 怖がらせようという気概と実際に演出はあるのだが、そもそものストーリーが中々理解できずに進んでいくので、どういう話なのか頭の中で考えこんでいく内に物語が終わってしまう。 恐怖という感情は不確実性から生まれると言うが、それは恐怖の根源に対する解釈であって、ストーリーや登場人物たちといった前提部分を理解しなければ、恐怖するまでに辿りつかないのだということが今回の映画でわかった。 おそらくストーリーが分かり辛かったのは、脈略がないまま次々に場面転換をするためだと思われる。 更に、登場人物たちの立ち位置が分かり辛く、家族なのか兄なのか弟なのか親子なのか恋人なのかがわからず混乱した。 中盤からの展開も理解し辛く、血族から脈々と繋がれている呪いがあることはわかったのだが、そこからタイムスリップしたり、死ぬんだろうなと思った人間がしぶとく生き残ったのにやっぱり死んだり、終盤にお決まりの後味の悪いオチが想像していた通りだったので、ホラー好きほど見辛い映画になっている。 もともと、清水監督との相性が「呪怨」から良くなかったので、自身との相性の悪さを思い知らされた作品であった。
学校の怪談2
世界から猫が消えたなら
猫が好きなのでなんとなく見てみたら、とても深くて、今ある日常を当たり前と思わずにたいせつにしようと思える作品でした。 主人公は病気で先が長くないのですが、ある日、悪魔が現れて「世界からひとつだけ無くすことで、1日生き延びられる」と言われ、無くすものを考えていくというあらすじです。 普段ならなんでもない、気にしたことがないというような携帯や映画などを消すと、それについての大切な人との思い出がどんどんそして消えていくのです。 「物」が消えると同時に「人との関係」が終わっていしまうのです。 この映画を見るまでわたしが、今の自分の生活に不満だらけで、もっと幸せに、もっと楽しく過ごせたらいいのになと思っていました。 しかし、その日常を失ってからやっと気づくのだなと思いました。 今の生活が一番の幸せなのです。 恋人、家族、友人たちがずっと自分の側にいると思わず、感謝しながら生きていこう思えました。 自分の人生について考え直せる優しくなれる映画です。ぜひ見てみてください。
トータル・リコール 4Kデジタルリマスター
とにかくシュワルツェネッガーが筋肉むきむきでかっこいいなーと思いました! 戦闘シーンがすごく様になっていてよかったです。 あと映画の最初に流れるBgmのリズムがずっと頭から離れません 30年も前の作品ですが、今のCGのリアルな演出と比べると、迫力とかは劣るのかもしれません。 だけど、そのアナログな感じが面白いなとおもいました。このシーンってどうやって撮影してるのかな?と想像するのも楽しかったです(笑) 冒頭の目玉が飛び出すシーンh怖くて、子供のときに見てたら間違いなくトラウマになっていたと思います。 また、主人公はある機械をつけて火星に行く夢を見るのですが、本当に火星に行ってしまう、というあらすじなんでしょうか。 夢落ちだったのか、それがわからなくてもやもやしました。 火星人たちは個性豊かですごく面白かったです。胸が複数ある女性のエイリアン、最初見たときは衝撃的でした。 ストーリーのテンポがとても良くて最初から最後までドキドキさせられました。
7500
アナベル 死霊館の人形
レベル16 服従の少女たち
残穢 住んではいけない部屋
いきなりわー!と驚かすようなシーンはありませんが、じんわりと怖さが押し寄せてくる感じの映画です。 それがまた不気味なのです。 その場所のいろんな穢れを、どんどん掘り下げていく。見ていると、怖いのかな?と思いますが、だんだんと鳥肌が立つくらいゾワーとしてました。 一番印象に残っているのが「湧いて出る」のセリフと高野トシヱさんのインパクトのある表情です。衝撃的で、いまだに忘れられません。 床下から湧いて出る…想像しただけで恐ろしかったです。 それと火災で亡くなった人達の霊が「焼け殺せ」と迫ってくるシーンは心臓が止まるかと思いました。 また竹内結子さんが美人なのですが、淡々としたナレーションが良い雰囲気を出していました。 この映画を見たあと、音に敏感になります。一人暮らしの方はお気を付けください(笑) 畳がある部屋がとても怖くなります。畳を擦る音が聞こえてきそうで… どんどん過去掘り下げていきますが、知らなくていい過去もあるのだなと感じました。
ミックス。
ゴーン・ガール
THE 有頂天ホテル
この映画を観たのは十年以上前なのだが、未だにその記憶は色褪せない。これは年末に是非見ていただきたい。きっとそれで楽しい正月を迎えられるはずだ。 ストーリーとしては部分部分で少々テンポが悪く感じるところもあるのだが、それも全体を通してみると緩急がついて上手くまとまっている。ところどころに散りばめられた伏線のおかげで、退屈に感じるシーンもほとんどなく最後まで楽しめる。ラストに向け伏線を回収しながら盛り上がっていく高揚感は素晴らしい。 キャスティングは三谷作品でよくみかけるメンツという印象だが、それぞれマッチした見事な配役だ。個人的には終盤で角野卓造が形態を破壊するシーンで腹がよじれるほど笑ったので、彼の熱演ぶりを是非見ていただきたい。 見た後になんとも晴れやかな気持ちになる、不思議な清涼感のある映画だ。憂鬱な気持ちの人や、日々の生活に疲れている人は是非一度観てみてほしい。
翔んで埼玉
埼玉在住の人や埼玉で育った人は、この映画を是非観てほしい。爆笑と共感と郷土愛の渦に飲み込まれること間違いなしだ。監督は千葉の人らしいが、「埼玉のことは好きでも嫌いでもないし全然関心がないけど、他県の人間に埼玉をディスられるとやたら腹が立つ」という複雑な精神構造を持つ埼玉県民のツボを、なかなかどうして上手く捉えている。映画公開中は埼玉県内の映画館だけやたら混んでいたことからも、いかにこの作品が埼玉県民の支持を得ていたかが窺えるだろう。 しいて惜しい点を挙げるとするなら、埼玉ネタが「広く浅く」止まりだったところだろうか。折角ならもっと突っ込んだローカルネタを入れてほしかった。 例を挙げると、ラストでシラコバトが羽ばたくシーンには「はばたけ シラコバト 県の鳥」というフレーズを入れてほしかった。埼玉県民ならわかるであろう郷土かるたネタだ。 しかしそれ以外は大変素晴らしい作品だった。埼玉県民から見ればね。
マスカレード・ホテル
推理物はあまり観ないのだが(犯人を当てられたためしがないから)、この映画はなかなか楽しめた。刑事の新田(木村拓哉)とホテルマンの山岸(長澤まさみ)、それぞれの視点や考え方の違いによる衝突からホテルマンという仕事を通してお互いを理解していく様子、そして理解したからこそ起こるクライマックスの一幕、という流れは素晴らしい。 特に印象的だったのは、山岸のホテルマンとしてのある行動が度々クローズアップされていたシーンだ。それは一見彼女の仕事意識の高さとそこからくる新田への些細な小競り合い、という風に感じとられ、観客もそれほど重要な描写だとは思わない。しかし、その行動を何度も見ていた新田が後にある重要なことに気が付く。山岸と接していなければ、新田はその異変に気が付くことはきっとなかっただろう。 一見何でもないシーンが実は重要な伏線へと繋がるところは、観ている観客も新田と同時に気が付き、戦慄が走る見どころのシーンだ。 ただひとつ残念なのは、犯人役が有名かつ声に特徴がある役者だったため、わかる人には最初に登場した時点でわかってしまうところだろうか。 その方の演技は大変素晴らしかっただけに、非常に残念だ。
関ヶ原
清須会議
あの三谷監督の作品ならばきっと面白いだろう。そう思って劇場に足を運んだ私の希望的観測は粉微塵に打ち砕かれた。 導入は面白く、ところどころクスリとくるシーンはあったのだが、全体的にテンポが悪く間延びしているように感じた。また完全なる喜劇と思いきやそうでもなく、他の観客たちも「笑いに来たのにどのタイミングで笑っていいかわからない…」と戸惑いを感じているようだった。 よほどの歴史好きならば、ところどころあるマニアックなネタにニヤリとすることもできたと思うが、歴史に詳しくないが「三谷監督だから」という理由で劇場に足を運んだ観客は、ストーリーを理解しきれずにあまり楽しめなかったのではないかと思う。 主観だが、これが舞台であれば上手くいったシナリオ構成だったのではないだろうか。滝川一益がひたすら駆け抜けているシーンなどは明らかに舞台向きだ。三谷氏は舞台監督ゆえにそういう構成になったのかもしれないが、映画という、より大衆向きのメディアとして成立しているか、もう一度シナリオ構成を推鼓してほしかった。
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