アキラ AKIRA
制作されたのは30年くらい前なのですが、今みても全く遜色のない優れた作品です。 私は高校の文化祭でこの作品をみて、その世界観に魅了されました。 まだCGを多く使う時代でないのにも関わらず、とにかく絵がぬるぬる動きます。もう、その時点ですごい。 当時は「未来」として描かれていますが、実はこの映画の時代は「現在」。2019年が舞台なのです。 東京オリンピックが予言されていた、ということでも話題になっていましたね。 絵柄も非常にていねいですし、キャラクターもそれぞれ個性的でいいです。 作中に出てくる「さんをつけろよ、デコすけ野郎」は今でもインターネットスラングとして使われているほどですから、この作品がいかにのちの時代に影響を残したかがうかがえるかと思います。 ストーリーは原作とは少し違っていて、原作から入ると少し違和感があるかもしれません。 また、少し哲学的なテーマですので、分かりにくい面もあるかもしれません。 よく分からなかったという方は作中のケイと金田の会話を思い出すと少し飲み込めるかと思います。
ロード・オブ・ザ・リング
この作品は原作未読・既読者にかかわらず、老若男女全ての世代の人にすすめたい。あの指輪物語をよくぞここまで見事に映像化できたものだ。監督に賛辞を贈りたい。 ちなみにこの作品は3部作の為、すべてご覧になることをおすすめする。ただし全て観ると合計9時間超になるので、一晩で見終えようなどと思わないことだ。 3部作の中でも、この第1作目は特に素晴らしい。シナリオやキャラクターは時間の都合上、カットされていたり改変された部分もあるが、その分観客が大筋のストーリーに集中しやすくなっている。重要キャラクターたちも性格や行動が多少原作と異なる部分はあるが、これはむしろ原作未読者にとってそれぞれの区別がしやすく、また感情移入しやすくなっており、良改変と言えるだろう。 また、演出・美術・衣装・音楽など、どれもが素晴らしいの一言に尽きる。映像や美術関係の仕事に携わる人は、一見の価値ありだ。 ただ一点残念なのが、CGが不自然なところがいくつか見受けられるところだ。もっともこれは何度も繰り返し見てやっと気付く程度だし、当時の技術の限界だったと思うので仕方がない。それ以外は全く持って最の高な映画だ。
ジュマンジ
このレビューにはネタバレが含まれています
この世界の片隅に
大変話題になった名作です。 私は元々原作者のこうの史代さんが好きで、この作品も原作を先に読みました。 こうのさんらしい優しい雰囲気の漂う作品で、映画にもそれが活かされています。 戦時下という素材を扱った映画は、大抵の場合苦悩や悲しみを全面に押し出すことが多いです。 しかし、この作品はそうでないだけに逆に「戦争」というものについて深く考えさせられます。 戦時下において「普通」に生きた「普通」の女性、すずさんの物語です。 普通というよりは少しおとぼけさんで可愛らしいです。 戦争から遠く時代を経た現在、あの時代は「辛く厳しい時代」という認識があることかと思いますが、みんな普通に生きて普通に生活していたんですよね。 その日常の中に、空襲などの恐ろしいことがあったのです。 全体的に穏やかな雰囲気が漂う作品ですが、それだけではなく、やはり戦争の厳しさも描かれています。 今現在、日本以外の国の「片隅」で苦しんでいる人もいます。 そういった意味でも過去の「片隅」で生きた人々の物語をみることはとても有意義なことかと思います。
溺れるナイフ
キャロル
かもめ食堂
群ようこさんによる原作小説がとても良くて鑑賞しました。 映画も原作の世界観を壊さずにすごく良かったです。 本当に珍しく大満足の映画でした。 原作が良い場合、鑑賞前のハードルが上がってしまう為か、大体がっかりする事が多いのに、この作品はどちらも大好きになりました。 一方しか知らない人には、是非、両方ともチェックしてもらいたいです。 知らないと損してるレベルです。 メインの登場人物は3人の妙齢の日本人女性となります。 ひょんな事から出会った3人の物語です。 小林聡美さんの演じる女性は、普通の人なんだけど、ぶれない大人の女性で素敵ですね。 片桐はいりさんの、見た目と違う繊細な女性を好演しています。 若いフィンランド人の青年、トンミくんとのやり取りには、にやりとしてしまいます。 もたいまさこさんは不思議な独特の雰囲気を漂わせていて、北欧のファッションが良くお似合いです。 日本から遠く離れた地である北欧のフィンランドで、美味しそうな鮭のおにぎり、生姜焼き、シナモンロールが出てくる食堂が舞台となっています。 こんなお店が近所にあれば良いのになぁ、行ってみたいなぁ、と誰もが思う映画です。 コンビニのおにぎりも美味しいけど、誰かが握ってくれたおにぎり、子供の頃、母が握ってくれたおにぎりが無性に食べたくなりました。
桐島、部活やめるってよ
クワイエット・プレイス
31年目の夫婦げんか
8月の家族たち
グラディエーター
君に届け
雨に唄えば
犬鳴村
ホラー映画を評価するに当たって、一番大切なことは怖さである。 もちろんホラー映画を銘打っても、その中でも細かくジャンルがあるし、一概に怖さが必要かと言えばそうでもないが、それは映画自身の持つテーマがそれぞれ違うからで、観客を怖がらせようとしている以外の何物でもないホラー映画であれば、怖さが一番大切だと考えている。 この映画の致命的な部分は、怖くない、そこに尽きるのである。 元々、私が犬鳴村という実在している怪談であれば怖いだろうと簡単に解釈をして見てしまったのが間違いだった。 怖がらせようという気概と実際に演出はあるのだが、そもそものストーリーが中々理解できずに進んでいくので、どういう話なのか頭の中で考えこんでいく内に物語が終わってしまう。 恐怖という感情は不確実性から生まれると言うが、それは恐怖の根源に対する解釈であって、ストーリーや登場人物たちといった前提部分を理解しなければ、恐怖するまでに辿りつかないのだということが今回の映画でわかった。 おそらくストーリーが分かり辛かったのは、脈略がないまま次々に場面転換をするためだと思われる。 更に、登場人物たちの立ち位置が分かり辛く、家族なのか兄なのか弟なのか親子なのか恋人なのかがわからず混乱した。 中盤からの展開も理解し辛く、血族から脈々と繋がれている呪いがあることはわかったのだが、そこからタイムスリップしたり、死ぬんだろうなと思った人間がしぶとく生き残ったのにやっぱり死んだり、終盤にお決まりの後味の悪いオチが想像していた通りだったので、ホラー好きほど見辛い映画になっている。 もともと、清水監督との相性が「呪怨」から良くなかったので、自身との相性の悪さを思い知らされた作品であった。
学校の怪談2
世界から猫が消えたなら
猫が好きなのでなんとなく見てみたら、とても深くて、今ある日常を当たり前と思わずにたいせつにしようと思える作品でした。 主人公は病気で先が長くないのですが、ある日、悪魔が現れて「世界からひとつだけ無くすことで、1日生き延びられる」と言われ、無くすものを考えていくというあらすじです。 普段ならなんでもない、気にしたことがないというような携帯や映画などを消すと、それについての大切な人との思い出がどんどんそして消えていくのです。 「物」が消えると同時に「人との関係」が終わっていしまうのです。 この映画を見るまでわたしが、今の自分の生活に不満だらけで、もっと幸せに、もっと楽しく過ごせたらいいのになと思っていました。 しかし、その日常を失ってからやっと気づくのだなと思いました。 今の生活が一番の幸せなのです。 恋人、家族、友人たちがずっと自分の側にいると思わず、感謝しながら生きていこう思えました。 自分の人生について考え直せる優しくなれる映画です。ぜひ見てみてください。
トータル・リコール 4Kデジタルリマスター
とにかくシュワルツェネッガーが筋肉むきむきでかっこいいなーと思いました! 戦闘シーンがすごく様になっていてよかったです。 あと映画の最初に流れるBgmのリズムがずっと頭から離れません 30年も前の作品ですが、今のCGのリアルな演出と比べると、迫力とかは劣るのかもしれません。 だけど、そのアナログな感じが面白いなとおもいました。このシーンってどうやって撮影してるのかな?と想像するのも楽しかったです(笑) 冒頭の目玉が飛び出すシーンh怖くて、子供のときに見てたら間違いなくトラウマになっていたと思います。 また、主人公はある機械をつけて火星に行く夢を見るのですが、本当に火星に行ってしまう、というあらすじなんでしょうか。 夢落ちだったのか、それがわからなくてもやもやしました。 火星人たちは個性豊かですごく面白かったです。胸が複数ある女性のエイリアン、最初見たときは衝撃的でした。 ストーリーのテンポがとても良くて最初から最後までドキドキさせられました。
7500
アナベル 死霊館の人形
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