ホビット 竜に奪われた王国 エクステンデッド・エディション
3部作中の第2作目に当たる今作品だが、はっきりいって1作目の方が出来が良かった。原因は色々あるが、最大の原因は「3D用の演出がくどくて鼻につく」という点だろうか。 一回見るだけならそれほど気にならないのだが、何度も見ていると(特に2Dで見た場合)「場面やストーリー上特に必要がないのに、3D演出の為だけに存在している」シーンがいくつもあることに気が付き、それがやたら鬱陶しく感じてきてしまう。 1作目の時も3D用の演出はあったのだが、必要最低限かつストーリーの邪魔にならない自然な形で盛り込まれていた為、全く気にならなかった。前回できていたことが何故今回できなかったのか理由はわからないが、本当に残念だ。 しかし、それ以外はオリジナルキャラのタウリエルや、バルドとエスガロスの原作よりも深く掘り下げた描写、ビルボとスマウグのやり取りなど、評価できる部分も数多くある。エンディングテーマの「I See Fire」もストーリーとマッチしていて、とても素晴らしい。
ペット2
このレビューにはネタバレが含まれています
ホビット 思いがけない冒険
LotRシリーズを手掛けたPJ監督による、同じくトールキン原作の「ホビットの冒険」を題材とした作品。こちらも3部作構成となっている。あらかじめ言うと今回の3部作は第一作目の当作品が最高の出来栄えで、あとは作を追う毎に尻すぼみになっていった感が否めない。とはいえ、それでも3部作全てが面白かったことには違いないのだが。 物語上の時系列としてはこの「ホビット」→「LotR」の順序なのだが、映画としては「LotR」→「ホビット」の順で見た方が、随所に散りばめられた小ネタにクスリとできるのでオススメだ。 それにしても、今シリーズにおけるキャラクターの個性付けの手腕は素晴らしい。この映画の公開前、私は「指輪物語」より「ホビット」の方が遥かに映像化が難しいと思っていた。理由は「ドワーフとかいう髭面の小人13人と魔法使いのじじいと旅をする、より小さいおっさんの物語」という、もう字面からして絶望的な絵面になるしかない原作の設定のせいだ。まるで華が無い。 しかし、いざ映画を見てみると、私の心配は全くの杞憂に終わった。13人ものドワーフ全てが、原作よりもずっと個性的かつ魅力的に描かれている。これは漫画家などのクリエイター業をする人、とりわけその中でキャラクターの個性付けに苦心している人には、是非一度原作と比較しながら観てもらいたい。きっと得られるものがあるはずだ。
スクリーム
映画を見たことがない人でも、一度はスクリームの不気味なマスクを見たことがあると思う。 公開された当時もマスクは売られていて、そのマスクの不気味さに引かれ、怖いもの見たさで、映画を見たのがこの映画との出会いであった。 当時初見の私は、スプラッタもののホラー映画あるあるを語りだすキャラクターたちに驚かされたのが印象深く残っている。 映画に登場しているのにも関わらず、ありきたりなホラー映画の展開を笑い、皮肉る様は斬新だったし、実際皮肉通りに殺されることもあれば、従来のホラー映画とは異なる展開を見せたりと、先の読めないストーリーにドキドキさせられた。 そして、誰が犯人なのかが全く予想できないのである。 誰もが怪しく見えるのに、怪しく思っていた人物も殺害されてしまう。 もし、初見の方がいたら、絶対にネタバレを見ずにこの映画を見ることをおすすめする。 真っ新な状態で、この映画の怒涛のストーリーと犯人が見えてこない展開に翻弄されてほしい。 もちろん、二回目以降でもこの映画は楽しめる。 実際私はこの映画を繰り返し見ている。 2以降もストーリーが繋がっているので、スクリームシリーズを全て見てから、1に戻ると新たな発見が見えてきたりする。 1から続投するキャラクターたちがいるので、そのキャラクターとの関係性の変化も見どころの一つである。
もらとりあむタマ子
元AKB48の不動のセンターであり、堂々の総選挙一位のトップアイドル、あっちゃんこと、前田敦子がアイドル時代のキラキラした彼女の姿とは、うって変わって、怠けてばかりのダラダラでなダメダメな底辺女子を演じています。 あの、あっちゃんが?と侮るなかれ! 正直、この頃は、まだまだ女優としては未熟者で、演技にもかなり難有りです。 でも、あっちゃんって、アイドル時代も、その人気は絶大でありながらも、他のメンバーと比べるまでもなく、見た目から発言から、何から何まで、至って普通の女の子だったと思います。 彼女の一番の魅力は何かと言ったら、ものすごーく普通って事だと思うんです。 その普通さが、この映画では、とてもプラスに作用していて、あー、何かこんな子いるよね、いそうだな、ってか自分じゃん!と思わせられる、そこがこの映画の良い所でもあります。 綺麗すぎず、可愛すぎず、演技も上手くない。 誰が観るんだよ、そんな映画を。 まだ、アイドル時代のファンが観てくれます。 でも、私はこの映画を観て、そんな普通の女の子である前田敦子の可能性は、何者でもないからこそ、無限だと思いました。 実際に最新主演映画「旅のおわり世界のはじまり」では、その普通さを最大に生かして良い演技をしています。 興味のある方は、そちらも是非、ご鑑賞下さい!
貞子vs伽椰子
ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還
海街diary
最初にまず、四人姉妹の末っ子の「すず」役が広瀬すずちゃんと言う名前の巡り合わせが奇跡です! 勿論、原作漫画が既にあるので、彼女に合わせて役名をつけられた訳でも、映画に合わせて芸名をつけられた訳でもありません。 それなのに、このハマりようは、すごいです。 鎌倉で暮らす、ちょっと訳有りの四人姉妹の日常が、美しい日本の四季の自然と、美味しそうな手料理と共に、何が起こるって訳ではないのですが、繊細かつ淡々と描かれていきます。 四人姉妹はそれぞれ性格が違い、喧嘩したり仲良くしたり甘えたりと、極々普通の姉妹と言った感じです。 ただ、これは映画なので、当然、女優さんが演じています。 その四人の女優が、皆さんとてつもなく美しく素敵なんです。 綾瀬はるかさんはしっかり者の長女、長澤まさみさんはイマドキの次女、夏帆さんは不思議なイメージの三女、そして、少し影のある四女を広瀬すずちゃんに割り当てられています。 私はテレビのバラエティー番組などでは、天然でとぼけてる綾瀬さんが、ちょっときつめで厳しくて、でも、無理してるんじゃないかな?と思わせて共感させる細かい演技にさすが女優さんだなぁ、と目を見張るモノを感じました。 勿論、長澤さん、夏帆さんの存在感も際立つモノを感じました。 日本映画の良さ、日本人の良さが、これでもか!と詰まった名作です。
ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔
響 -HIBIKI-
元欅坂46の平手友梨奈ちゃんが映画初出演、初主演と言う事で観ました。 彼女については特別ファンと言う訳ではありませんが、歌番組や雑誌の表紙などで見かける少女は、笑ってると本当に普通のどこにでもいる女の子っ言う感じなのに、そのパフォーマンスや着飾った姿は一瞬で目を奪われるほどのオーラがあり、でも、どことなく不安定なイメージもあり、不思議なアイドルだなぁと気になっていたんですよね。 観てみるとビックリ! 破天荒な天才少女が、まるで そのまま平手友梨奈、なのではないかと思わせるぐらい、役にハマっていたんです。 私には主人公の少女「鮎喰響」は完全に「平手友梨奈」に見えてしまいました。 多分、漫画原作だから、もっと長い話で映画として短くまとめていると思うんですよ。 でも、そんな事は全然感じさせず、一つの作品として、とてもテンポ良く引き込まれて観る事が出来ました。 脇を固める役者たちも芸達者ばかりで、アイドル主演と言っても、所謂ファン向けの映画ではありません。 現実にこんな女の子がいたら…、いや、もういる! 平手友梨奈ちゃんです。 彼女の姿に響が重なります。 ファンの人たちが、どんな気持ちで応援しているのかが、少しだけわかった気がしました。 グループ卒業後、きっと女優として、素晴らしい活躍をしてくれると信じています。 そして、この映画の続編が作られるなら、必ず観たいです。
アキラ AKIRA
制作されたのは30年くらい前なのですが、今みても全く遜色のない優れた作品です。 私は高校の文化祭でこの作品をみて、その世界観に魅了されました。 まだCGを多く使う時代でないのにも関わらず、とにかく絵がぬるぬる動きます。もう、その時点ですごい。 当時は「未来」として描かれていますが、実はこの映画の時代は「現在」。2019年が舞台なのです。 東京オリンピックが予言されていた、ということでも話題になっていましたね。 絵柄も非常にていねいですし、キャラクターもそれぞれ個性的でいいです。 作中に出てくる「さんをつけろよ、デコすけ野郎」は今でもインターネットスラングとして使われているほどですから、この作品がいかにのちの時代に影響を残したかがうかがえるかと思います。 ストーリーは原作とは少し違っていて、原作から入ると少し違和感があるかもしれません。 また、少し哲学的なテーマですので、分かりにくい面もあるかもしれません。 よく分からなかったという方は作中のケイと金田の会話を思い出すと少し飲み込めるかと思います。
ロード・オブ・ザ・リング
この作品は原作未読・既読者にかかわらず、老若男女全ての世代の人にすすめたい。あの指輪物語をよくぞここまで見事に映像化できたものだ。監督に賛辞を贈りたい。 ちなみにこの作品は3部作の為、すべてご覧になることをおすすめする。ただし全て観ると合計9時間超になるので、一晩で見終えようなどと思わないことだ。 3部作の中でも、この第1作目は特に素晴らしい。シナリオやキャラクターは時間の都合上、カットされていたり改変された部分もあるが、その分観客が大筋のストーリーに集中しやすくなっている。重要キャラクターたちも性格や行動が多少原作と異なる部分はあるが、これはむしろ原作未読者にとってそれぞれの区別がしやすく、また感情移入しやすくなっており、良改変と言えるだろう。 また、演出・美術・衣装・音楽など、どれもが素晴らしいの一言に尽きる。映像や美術関係の仕事に携わる人は、一見の価値ありだ。 ただ一点残念なのが、CGが不自然なところがいくつか見受けられるところだ。もっともこれは何度も繰り返し見てやっと気付く程度だし、当時の技術の限界だったと思うので仕方がない。それ以外は全く持って最の高な映画だ。
ジュマンジ
この世界の片隅に
大変話題になった名作です。 私は元々原作者のこうの史代さんが好きで、この作品も原作を先に読みました。 こうのさんらしい優しい雰囲気の漂う作品で、映画にもそれが活かされています。 戦時下という素材を扱った映画は、大抵の場合苦悩や悲しみを全面に押し出すことが多いです。 しかし、この作品はそうでないだけに逆に「戦争」というものについて深く考えさせられます。 戦時下において「普通」に生きた「普通」の女性、すずさんの物語です。 普通というよりは少しおとぼけさんで可愛らしいです。 戦争から遠く時代を経た現在、あの時代は「辛く厳しい時代」という認識があることかと思いますが、みんな普通に生きて普通に生活していたんですよね。 その日常の中に、空襲などの恐ろしいことがあったのです。 全体的に穏やかな雰囲気が漂う作品ですが、それだけではなく、やはり戦争の厳しさも描かれています。 今現在、日本以外の国の「片隅」で苦しんでいる人もいます。 そういった意味でも過去の「片隅」で生きた人々の物語をみることはとても有意義なことかと思います。
溺れるナイフ
キャロル
かもめ食堂
群ようこさんによる原作小説がとても良くて鑑賞しました。 映画も原作の世界観を壊さずにすごく良かったです。 本当に珍しく大満足の映画でした。 原作が良い場合、鑑賞前のハードルが上がってしまう為か、大体がっかりする事が多いのに、この作品はどちらも大好きになりました。 一方しか知らない人には、是非、両方ともチェックしてもらいたいです。 知らないと損してるレベルです。 メインの登場人物は3人の妙齢の日本人女性となります。 ひょんな事から出会った3人の物語です。 小林聡美さんの演じる女性は、普通の人なんだけど、ぶれない大人の女性で素敵ですね。 片桐はいりさんの、見た目と違う繊細な女性を好演しています。 若いフィンランド人の青年、トンミくんとのやり取りには、にやりとしてしまいます。 もたいまさこさんは不思議な独特の雰囲気を漂わせていて、北欧のファッションが良くお似合いです。 日本から遠く離れた地である北欧のフィンランドで、美味しそうな鮭のおにぎり、生姜焼き、シナモンロールが出てくる食堂が舞台となっています。 こんなお店が近所にあれば良いのになぁ、行ってみたいなぁ、と誰もが思う映画です。 コンビニのおにぎりも美味しいけど、誰かが握ってくれたおにぎり、子供の頃、母が握ってくれたおにぎりが無性に食べたくなりました。
桐島、部活やめるってよ
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