くも漫。
このレビューにはネタバレが含まれています
犬鳴村
予想を上回る酷さでした。。。 中田秀夫の『貞子』も相当でしたが、本作はその上を行きましたね。 ここまで「怖くない」Jホラーも珍しいんじゃないでしょうか? いや、近年ジャパニーズ・ホラーは駄作ばかりで溜息が止まらないんですが、とりわけ、とにかく怖くなかった。 清水崇は本当にあの『呪怨』を撮ったのと同一人物なのか?と疑ってしまうほどに劣化してしまっていますね。残念ですが。。。 この映画はやたらとワラワラ幽霊が出ます。 まあ村人の霊なんですが、それがボヤアとしてるんです。その表現がまた怖くない。 いろいろと考えてやってるんでしょうが、プラスに働いているとは言い難いです。 極めつけはクライマックスに登場する『犬人間』と思しきクリーチャーでしょう。 アレには笑ってしまいました。 この映画でゾゾゾっとする人間は、ホラー耐性のないウブな人だけでしょう。 そんな一見さんをターゲットにしたのかな? Jホラー黄金期を知っている人間には耐え難かったです。 にしても本作の14億の大ヒットは異常。 この事実が、イチバン怖い(ゾゾゾ)。
リトル・フォレスト 夏・秋
この映画は東北のとある村の集落に一人で暮らす女性の姿が描かれています。物語の起承転結の変化を楽しむ内容というよりは、主人公イチコの村での生活が淡々と描かれています。自身で畑仕事をしたり、野や山で採れた季節のものを材料にして料理をつくる場面が美しいとても丁寧な映画といった印象でした。 映画の中では、春夏秋冬で何点か料理を作っているのですが、それぞれの料理に暮らしの知恵を使い、このような方法でつくるとより美味しくなるといったように、目から鱗な情報が得られます。昔の人たちの知恵を今でも用いている田舎ならではやり方なのでしょうが、便利に生活できている現代人からみると逆に新鮮でとても知的に映りました。料理のレシピも実践的に使えるものが多く、真似をしてみたくなりました。 旬の食材を生かした料理もさることながら、舞台となった村の風景も季節を通して変化していくことが美しく、この映画をみるとただただ穏やかな気持になれます。自然の中で生きていく主人公を通して、自分たちもこの世界に共存しながら生かされているのだと感じました。強いメッセージ性を謳った映画ではないはずなのに、穏やかな気持ちになると同時に何か強いメッセージを得られるような作品です。
MAMA
ベンジャミン・バトン 数奇な人生
ガーンジー島の読書会の秘密
この映画、何が悪いかと言って、このタイトルが悪い。 確かに、物語を集約している、という意味では嘘ではないけれども、 全く魅力を感じさせないタイトルで、滅茶苦茶損をしていると思った。 内容はサスペンスでも何でもなく、基本ラブ・ストーリーだ。 まあ確かに一部サスペンス的な要素(エリザベスの存在。何があって結果どうなったのか) もあるにはあるが、枝葉を削ぎ落としていくとシンプルで古典的な物語である。 諸々の事情から始めた読書会、そこから生まれる小さな点から繋がっていく男女の交流、 点はやがて線となり、それでも最初は細かった2人を繋ぐ線が、少しずつ時間をかけて 太くなっていく過程は、見ていて気持ちが良かった。 ラブ・ストーリーの場合、男の自分はやはり女優が気になるところだ。 ヒロイン役のリリー・ジェームズは、最初はあまり好印象ではなかったのだが、 観ていくうちにだんだんと良くなっていき、最後は彼女の大きな瞳に惹き込まれてしまった。 という訳で彼女が出演している他の映画もちょっと気になってきた。 ちなみに物語の舞台であるガーンジー島の風景はとても美しいので、 こちらも見どころの一つと言えるだろう。 シンプルなラブ・ストーリーが好きな人にはおススメな映画だ。
クイルズ
やさしい女
「スリ」「抵抗」の監督、ロベール・ブレッソンの初カラー作品。 カット割りも含めて、余計なものを極力排除した作りとなっている。 ドストエフスキーが原作らしいが、そんな事よりもこの監督、 この女優(ドミニク・サンダ。映画初出演でもともとはVOGUEでモデルをやっていた)を 撮りたかっただけなんじゃないか、と思えるほど、全編彼女が素晴らしい。 目線のやり方、顔の角度、全く笑顔を見せない演出(しかしほんの一瞬だけ微笑んでみせるショットが存在する心にくさ)等全て彼女を美しく撮ることだけを考えて撮られているような、そんな映画だ。 当時17歳。美しいにもほどがある。 正直、物語が全く頭に入ってこないほどだ(どんな内容だったっけ?)。 ラストちょい手前のアップも素晴らしい。 編集を変えてあのショットを本当のラストにしてもいい位だ。 しかし何故かDVD未発売。今後も予定はないようだが何故だ? BDでなくてもいい、DVDでいいから発売してほしい。 あのドミニク・サンダを、自分の手元に置いておきたい。 そんなことを感じさせるほど彼女の魅力が詰まった映画だ。
ジェーン・エア
スティーブ・ジョブズ
コンテイジョン
マシニスト
主役のクリスチャンベールが映画の役作りの為にかなりの減量をして、見ている方が心配になるくらいガリガリに痩せ細った不眠症の男トレバーを演じていて凄いと思わされた映画です。 映画のストーリーも1年間眠ることが出来ていない主人公の周りで起きる、不可解な出来事を見ている側も一緒になって考えていけるのが面白かったです。 アイバンという男が重要な役割をしているのですが、トレバー以外には仕事仲間にも彼の存在は認識されていないのでとても不思議でした。 ラストにアイバンの正体が分かった時は、なるほどと納得させられました。 そしてトレバーが何故1年間もずっと眠る事が出来ずに不眠症になっていたのかというのも映画のラストで分かってスッキリします。 主人公が不眠症になった理由やラストのシーンを見ると悲しい映画でしたが、終わり方が良かったので素晴らしかったし、ミステリーやサスペンス作品が好きな人にこの映画をまだ見ていないならオススメしたい良作品です。
グランド・イリュージョン 見破られたトリック
アーミー・オブ・ザ・デッド
映画 聲の形
aikoが主題歌ということで、気になっていた作品。「恋をしたのは」良い曲です。 西宮さんが転校してきたことで、クラスメイトそれぞれの個性が不器用な形で表れて、最悪な結果を招いてしまった。 障害を持った子と何の知識もなく日常生活を送るとうのは、ものすごく過酷な試練を与えているのだと、この作品を観て思いました。特別扱いすることが差別になるのであれば、同じようにできないことに対してどう接したら良いのか。 また、いじめという大きな問題に対しての怖さも描かれています。多感な時期に、こういう環境の中に入ってしまった子供たちは、一人一人がどう変化すれば心地いい環境を作ることができるのか。とても難しい問題です。 後半は、それぞれが苦しんだ末に思いをぶちまけます。一人一人が自分の力で壁を乗り越えて、ぶつかりあって、お互いを分かろうとします。そうやって、結局は子供たちの中で解決するしかないのだとしたら、大人は見守るしかないのでしょうか。
アバウト・タイム 愛おしい時間について
評判が良いのでずっと観たかった映画。結婚式のシーンに影響されて赤いドレスを着たいという人もいたぐらい。 前半はタイムトラベルパワーをフルに使って、念願の彼女を手に入れます。 後半は、その基盤から家族へと発展して、親や子供との愛情溢れた描写に。 この作品を観てから、過去を思い返すときに、全てがあったからこの子が生まれたと思うようになりました。どんな過去も必要で、一つでも違う選択をしていたらこの子は産まれなかったのだと。 時をかける少女並に気軽に過去を行ったり来たりしますが、この作品は回数制限はなし。どの時間に戻るかは自分次第。それはそれで何がベストなのか、満たされるまで行き来するのはもしかしたら大変かもしれません。大きな選択をやり直すことはとても勇気がいりますが、日々の小さな選択をもっとこうしたらよかったな、ということに使う、それが一番の活用方法かもしれません。と、ラストのカフェのシーンを観て思いました。
フラクチャード
グランド・イリュージョン
名も無い日
地獄の花園
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