それでも夜は明ける
このレビューにはネタバレが含まれています
最初に父が殺された
Mank/マンク
Netflixのオリジナル映画。 「市民ケーン」の「共同脚本家」とされている、 「マンク」ことハーマン・J・マンキーウィッツを描いた物語、 ということだったので、同作創作の葛藤や、苦労を描いているのかと 思いきや、そういうことよりもマンクの人物像にフォーカスを当てて、 彼をとりまく映画会社や妻とのやりとり、政治的な内幕等、 過去と現在を織り交ぜて複合的にエピソードを構築している。 各シーンをかなりテンポよく描いており、 主演のゲイリー・オールドマンの熱演もあって それなりに面白く観れるのだが、個人的には時間軸は一本化した方が 物語としての達成感は高くなったのではないかと感じた。 それ以上に気になったのが、画面の暗さだ。 というよりも役者の「顔」への光量の少なさと言うべきなのか。 自分の視聴環境が良くなかったのか分からないが、 とにかく人物の顔、表情が分かりにくくてストレスを感じた。 昔の白黒映画を観ていると、役者の顔への照明には とても気を使っていることが分かる。 もし自然な陰影を生かした画面にしたかったということであれば、 普通にカラー映画にすればよかったのではないかと感じた。 とはいえ、第78回ゴールデン・グローブ賞最多6部門で ノミネートされており、評価を受けているということを考えると、 あまり文句をいう訳にもいかないか。
崖っぷちの男
タイタンの戦いのサム・ワシントンが主役です。タイタンでは幾分主役不足感は何故だか否めなかったのですが、ここでも何となくその臭いを感じ取ってしまうのは一体どうしてなんだろうか? ダイヤモンド強奪犯がとある事情で特別に出所したところ脱走を図ってルーズベルトホテルの21階の窓の外に立ち自殺を図ろうとする。それにはとある計画があり…という話で内容はすごく面白そう。予告も面白そう。DVD表紙もいい感じ。エド・ハリスも出ているし。ということでこれは期待できそうな映画かなと確信に近いものを感じ、迷わずレンタルして見たのですが… 確かに序盤、中盤あたりまでは手に汗握る展開、というよりもうすでにホテルの窓の外に降り立った時点で高所恐怖の私は「いや~これCG?本物?どっちにしろ怖い!」ってなって違う意味で手に汗してました。 ところがラストのあの展開で「…あれ?」って一気に白けてしまいました。いやもっとすごいどんでん返しが待っているのとハードルを上げ過ぎた感はあったにせよ、あれはないでしょう!一応良い結末だったから何とも言えないんですが、エド・ハリスを起用しておいてそれは無いってのが感想ですね。 ミストやショーシャンクに出ているウィリアム・サドラーは今回もいい味だしてくれているんですが。
ハーフ・オブ・イット: 面白いのはこれから
これは見た後に物凄く爽やかな気持ちになったし、何よりも 甘酸っぱい という言葉がこんなにもマッチする映画は久しぶりです!!久しぶりにこんなにも爽やかで純粋で、良かった〜と思えた。すごく好き、良かった! この映画では様々な問題が取り扱われています。それでいてこんなにも ぎゅっと まとまって、清々しい気持ちになれるのは みんなが真っ直ぐで、一生懸命だからかな。 エリーからポール、アスターへの思いと、ポールからアスター、エリーへの思い、そしてだれにでもちゃんと向き合うアスター。みんなが一歩ずつ近づいていく様も良かったなぁ。冒頭のポールがエリーへラブレターの代筆を懇願する姿は必死すぎて可愛いし笑えました。笑 あとそれぞれのキャラがとても良い。 悪い人もほぼほぼ居ないし。 青春モノっていつもと同じメンバーで過ごすものと、新しい出会いから何かが始まるものとあるじゃないですか、この映画は確実に後者。 もっともっと新しい事、人、時間、服、食べ物でも何でも良いや。 何か新しいものにトライしてみるって大事なのかもしれないし、この映画で大事だなと気付かされたのは 人とちゃんと向き合ってその人の個性を尊重し合いながら付き合う という事。 もうティーンの青春時代は終わったけど、人との付き合いは大切だなぁと考えさせられました。
映画 えんとつ町のプペル
KCIA 南山の部長たち
42年前の軍事政権下の韓国の出来事なのだが、ものすごく今の日本の政権の状態を連想させ、日本にもイ・ビョンホン演じるキム部長のような人物がいないのだろうか?と、ついつい思ってしまうほどの緊迫感に溢れる政治ドラマ。 イ・ビョンホンの静かな男の色気が徹頭徹尾みなぎりまくる。特に乱れ髪を直す仕草がキマリすぎてどうしましょう、なレベルです(何度もそういうシーンが出てきます)。 中央情報部の部長が主役なので、もちろんスパイ映画の要素も盛り沢山で、1970年代という時代の雰囲気は諜報活動がとてもよく映えますし、アメリカやフランスなど韓国外のロケーションでのそれは、当時のスパイ映画のオマージュ的な画面構成になっているのもなかなかマニアックで良いです。 イ・ソンミンが演じるパク大統領が、長きにわたる独裁でかつての同士達をも捨て駒にせざるを得なくなっていく様が非常に印象的。 日本映画でもこうした題材の作品をたくさん作って欲しいと願わずにはいられなくなりますね。
パーフェクト・センス
なぞの感染症が世界を汚染していく物語です。 しかし、その感染症は致死力はありません。 その代わり五感が失われていきます。 物語の始めでは、深い悲しみに囚われ、臭覚を失います。 その後もなんらかの感情を抱いたのちに、少しずつ五感が失われていくという展開です。 人間というものは感性の生き物。 互いに交流し、想いを共有することで「生きがい」を感じるものです。 そんな中で、五感が失われていくというのは悲しく、怖ろしいもの。 最初の臭覚が失われていくところでも描かれているように「香り」は思い出に繋がるものです。 例えば、夏に小学校の近くを通ってプールの匂いを感じると、恐らく大抵の人は子ども時代を思い出すことでしょう。 五感を失うのは思い出を失っていくことに繋がっていくのです。 物語中に出てくる男女が、バスタブで戯れているとき、味覚も失われた彼らが石鹸を食べているシーンはどこか滑稽でありながらも悲しいものがありました。 臭覚も味覚もないわけなので、なにを食べても「感動」はないんですよね。 そして訪れる全ての感覚が失われていくとき。 その中で生きる人々が、どうやって互いの交流を生み出していくかは描かれていません。 どうか救いがそこにあってほしいと感じる作品でした。
300 スリーハンドレッド 帝国の進撃
2007年公開の「300」の続編です。 続編ではありますが、物語の続きではなく「300」と同時期に起きていた出来事が描かれています。 「300」と同様、映像が大変美しいです。 少しコントラストが高めの映像に白銀がかかったような色合いになっており、幻想的な雰囲気を出しています。 この両作は原作がグラフィックノベルです。 そのため「魅せる」点において優れています。 例えば戦闘シーンでは敢えてスローモーションを用いたり、時には一瞬映像が止まることもあります。 こうすることで逆に映像に躍動感が出ています。 前作と同様、史実との乖離はあります。 当時ではなかったはずのものが普通に出てきますし、女性が易々と男性の首を一刀両断するシーンもあります。 当時の技術でどうやってそうなった、なんてシーンも。 そういった意味ではこの作品は歴史物ではなく、史実を元にしたファンタジーとして捉えた方が納得のいくものかと思います。 個人的はペルシャ軍の指揮官の女性・アルテミシアがとてもいいと感じました。
THE UPSIDE 最強のふたり
ストーリーはフランスで大ヒットした映画「最強のふたり(Intouchables)」なのですが、ハリウッド版はThe Upsideとなっているのでタイトル違いで知っている視聴者もいるのではないでしょうか。 フランスで実在したフィクションでもあり、富豪フィリップの提案で実話を映画化されたと言われています。 お金持ちで、使用人を抱え、豪邸に住むフィリップは、事故で下半身付随になる。一方、デルは、一人息子を抱え無職、逮捕歴があり、仮釈放中に家族を養うためどうしても仕事が必要だった。フィリップの助手イヴォンヌは、次の介護人を選別するべく、採用活動を開始、そこへやる気がなく、求職活動の証拠になる書類にサインが欲しいだけのデルが面接に訪れる。フィリップは、他の候補者とは違った経験もないデルを介護人に採用する。 上から目線でないフィリップに徐々に親身になるデル、ミスをしながら自分なりに介護をするデルに厳しい目線を送るイヴォンヌ。デルの気ままな介護に心を開いていくフィリップは家族に会うことを決め、予想以上に稼ぐことができたデルは家族に家を買います。
ミザリー
ホラー映画の巨匠スティーブン・キング原作の中でも最高傑作で、アニー役キャシー・ベイツは、アカデミー主演女優賞を受賞しています。 作家ポールを見事に恐怖のどん底に追い込むシーンは、迫力があって本当に怖い。事故で足が不自由になったポールは執筆中の小説を完成させるため、アニーの看護の元、作業をするが、アニーは最初の読者になれると浮かれますが、だんだんその内容に不満を露わにし始めます。有名な作家とあれば、捜索願が出てもおかしく無く、警部補の捜査にも追い返してしまうアニーに、抵抗する車椅子のポールがとても歯痒い。舞台もアメリカ・コロラド州の大雪が積もる田舎町なので、逃げ場がなく、助けも呼べない。ポールは小説を書き上げたタイミングでアニーに必死の抵抗を試みる。終盤には小説の熱狂ファンだという中年女性アニーが、サイコな言動に暴走しだし、ポールはアニーを気絶させる。その一年半後、ポールはアニーらしき人を目撃したところで映画は終了です。サスペンス映画として映画史に残るストーリー展開は、主演女優の緊迫した完璧な演技が見所です。
アップサイドダウン 重力の恋人
重力で別れた惑星に住んでいる裕福側エデンと、貧困側アダムは双方にある崖と森側に近隣する場所で偶然出会う。何度か待ち合わせをして心を通わせる若き2人だったが、警備隊に見つかりエデンを逃そうとしたところ、崖から転落してしまう。離れ離れになり、時日が過ぎアダムは、裕福側のテレビを傍受してエデンが生きていることを知る。仲間と重力の研究をしていたアダムは、二つの惑星を繋ぐトランスワールド社に潜入する。 アダムは試行錯誤を繰り返し、難を潜り、社内の良き理解者ボブ・ボルショヴィッツを退職にまで追い込んで、2人は再会を果たすが、エデンは記憶を失っていた。好奇心旺盛なアダムの執念深い言動で、徐々にエデンは記憶を取り戻していくのだが、違う世界に住む2人はそう簡単には一緒になれないというジレンマが見事にストーリー化されています。 アダムが苦難を乗り越えてエデンに会いにいき、最終的にはエデンは笑顔に身ごもります。 二つの異なる世界の色合いが断然に違うのと、地理的な角度もファンタジー要素がある映像効果が期待できるSF恋愛映画です。
ヴァレリアン 千の惑星の救世主
リュック・ベッソン監督によるコミカルでファンタジー、アクション満載の、フランスの漫画ヴァレリアン&ロールリンヌを基に製作されました。 時は西暦2740年、様々な種族が同居する千の惑星の都市「アルファー宇宙ステーション」に登場する奇妙な宇宙人や個性あふれる人間たちは、連邦国としていろいろな惑星と同盟関係を結んでいた。しかし、連邦捜査官ヴァレリアン少佐(声が特徴あるデイン・デハーン)とローレリーヌ軍曹(イギリス人モデル・俳優カーラ・デルヴィーニュ)は宇宙船で次の任務を命じられる。2人の微妙な恋人関係や、挿入歌「 I feel everything 」をカーラが歌っていたり、ヴァレリアンの捜査中に劇場で客引きをするジョリー(イーサン・ホーク)、その劇場でショーを披露するバブル(リアーナ)など個性的な俳優で演出されており、映像美も素晴らしく、ヒューマノイドの居住地であるビーチや惑星、バザールで手がかりを見つけるシーンなど色鮮やかな映像が目立つ映画です。若干グロテスクな場面もでますが、最終的に2人はヒューマノイドたちを助け、めでたしめでたしな結末になっています。
ポンペイ
舞台はイタリア・ナポリ近郊の古代都市ポンペイ。大昔に起こったヴェスヴィオ火山噴火を基に製作されたアクション映画です。ローマ軍に支配されていたポンペイでは、闘技場で行われる命をかけたグラディエーターの格闘に観客が盛り上がりを見せていた。ローマ軍の指揮官コルヴィス(キーファー・サザーランド)はかつて支配したケルト地域からマイロをポンペイに連れてきていた。街で裕福な商人の娘カッシアと出会ったマイロ。カッシアは親の政略婚でコルヴィスとの婚約の話が進んでいた。それに不満を抱くカッシアは、火山噴火の兆候が現れ始めた振動で馬が興奮していたところ、マイロが馬を落ち着かせていたことで恋心を抱き始める。その後、惹かれ合う2人は馬で街から逃れようとしていたところで捕まり、マイロは投獄させられグラディエーターとして格闘を余儀なくされる。必死の格闘と生死をかけた戦い、大噴火からカッシアと共に逃げようとする終盤は見逃せません。紀元年当時のイタリアの服装や街並みなど見応えはあり。
ドラゴン・タトゥーの女
スウェーデンの推理小説が原作で映画化されたリメイク映画で、アカデミー賞編集賞を受賞している映画です。6本立ての原作映画も見応えがありますが、一本でさっくり見たい人にとってもおすすめの映画です。主人公の記者ミカエルを演じるダニエル・クレイグ、タトューの女リスベットを演じたルーニー・マラーは女優賞にノミネートされました。セクシャルシーンもある大人向けのスリラー映画で、寒いストックホルムを中心に描かれています。 ヴァンゲル財閥の引退したヘンリックから、40年前にいなくなった孫娘アニタが失踪した真実を調査してほしいとミカエルに依頼。そのアシスタントとしてリスベットが調査に加わるが、他にも女性が殺害されている連続殺人事件から手がかりを突き止めます。その犯人は紛れもなく一族の中にいて、最後にアニタ(ジョニー・リチャードソン)も登場、その真犯人が原因でイギリスに逃亡していたということにたどり着く。ミカエルとリスベットの微妙なコンビで推測、追求していくサスペンス映画です。
ぼくのエリ 200歳の少女
主人公のオスカーは母子家庭で、学校では変わり者扱い、雪が積もる極寒にもかかわらず1人で外出したりしていた。そんなある日、同じアパートに引っ越してきた父親らしき男ホーガンと娘らしき少女が引っ越してくる。いつものように夜に外をうろついていたオスカーが謎めいな少女エリと仲良くなっていく。しかし、近隣で殺人事件が発生しだし、オスカーの学校でのいじめもエスカレート、日中はは引きこもりがちなエリとオスカーは、連絡し合えるようモールス信号を勉強していく。ある日の学校のプールでオスカーが虐められているところをエリが助けにくる。オスカーはエリがバンパイアであることを知り、空腹で血が必要だったエリにとってはいじめっ子たちは恰好の餌食。血液を調達していたホーガンを失ったことによりエリは、1人で生きていかなくなる。200歳と言えども見た目は子供、心配したオスカーはいじめっ子の殺人に関与したと思われていたため、エリを大きなカバンに入れて電車に乗り込む。。幼い2人の恋愛映画を思わすような、切ない映画でもありました。
ウィンチェスターハウス アメリカで最も呪われた屋敷
アメリカ・カリフォルニア州サンノゼに実際存在する「ウィンチェスター・ミステリー・ハウス」を題材にした西部開拓時代のウィンチェスタ一家にまつわるホラー映画。広大な敷地にある豪邸の中は様々な部屋で仕切られていて、まるでトリックハウスのよう。未亡人で家主でもあるサラは、代々受け継がれている銃製造会社の社長だった夫を亡くし、息子も亡くし悲しみのどん底にいた。亡き息子の妻サラとその息子も屋敷に訪れていたが、孫の様子がおかしいことから、精神科医エリックに調査を依頼する。その屋敷に住み込みで家の隅々まで調べていくエリックは、ウィンチェスターの家業である銃器によって殺された人々の亡霊によって、追い詰められていく。 豪邸のお手伝いさんたちが多いのにも驚くし、リッチな家系への嫉妬や恨みなど呪われた屋敷に納得するエンディングです。無実な孫フィンに悪霊が取り憑いてしまうのはかわいそうと思いつつ、母親もサラという名前を使用したのはわかりにくい。キャスティングは良かったのにあまり恐怖さは感じない結末でした。
COWBOY BEBOP 天国の扉
スパイクやジェット、エドのいつものチームで、さらにはフェイも加わり、故郷の火星にてバイオテロの犯人を捜しだそうとする物語でした。 アニメでおなじみの菅野よう子さんのノリの良いトランペット曲で始まるのかと思いきや、しっとり歌い上げるちょっと大人の雰囲気の始まりは意外でした。しかし全てを見終わるとこの曲調に納得できました。 エドのなめらかなしゃべりと動きが気に入っていて、今回も凄腕のハッキングぶりが見られ満足しています。そして、スパイクがやっと探し出したヴィンセントという謎の男は強敵の様で、モノレールの中で苦戦するシーンは迫力がありました。 また、宇宙でのシーンや人物同士の闘いはカッコいいのですが、車のシーンや上空での飛行機同士の闘いなどは、2001年の古い作品という事もあるのか少しクオリティが低い感じがして残念でした。 しかし、最後にもう一度スパイクとヴィンセントとが対峙し格闘するところは、セリフといいその行動といいこの話の結末がどうなっていくのか、エレクトラも加わり大きな見どころだと思いました。なんだか哀愁のある作品でした。
忘れられない人
泣ける恋愛映画の中でもお勧めできる作品で、クリスチャン・スレーターとマリサ・トメイの美男美女が共演している作品として、個人的には大泣きした記憶がある映画です。 ダイナーでウェイトレスをしている気が強いキャロラインが、男運が悪く、度々失恋していることを同僚で友人のシンディーに愚痴を溢していた。ある夜の仕事帰り、キャロラインは二人組の男たちに襲われそうになっていたところ、ダイナーのキッチンで働くアダムに助けられる。気絶してたキャロラインは何が起こったのかわからず、その後、アダムが助けてくれたことを知る。キャロラインを密かにストーカーしていたと思われるシャイなアダムは、孤児院育ちで孤独な青年だったが、その出来事を機に二人は心を通わせていく。しかし、アダムは心臓の病気を患っており、移植しなければいけない状態を知ったキャロラインは病院に行くが、アダムは移植を拒み続ける。一緒にいる好きな人が徐々に死に向かっていることを悟る状況はとても胸が締め付けられるような状態でなすすべがない。エンディングはわかってはいるけど、号泣してしまうストーリーです。
ヤクザと家族 The Family
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