ブルース・ブラザース
このレビューにはネタバレが含まれています
トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン
オートマタ
スーサイド・ショップ
ぼくは明日、昨日のきみとデートする
サリュート7
映画ドラえもん のび太の月面探査記
ダイ・ハード2
博士の愛した数式
ツリー・オブ・ライフ
社会的な成功を収めながらもどこか満たされない様子の主人公、ジャックの横顔から物語は幕を開けていきます。大都会のど真ん中で最先端のビルの設計に携わっている建築家の生まれ育った町が、テキサス州の片田舎だというギャップが印象的です。物理的にはそれほど遠くないのに滅多に帰省しないという微妙な距離感は、父・オブライエンへの愛憎半ばするような気持ちと重なっているのかもしれません。 慌ただしい日々の暮らしのふとした瞬間に幼い頃の思い出が甦り、過去へとタイムスリップしていくかのようで幻想的。子どもたちに自分のことを「サー」を付けて呼ばせるオブライエンは、頑固親父というよりは鬼軍曹のようですね。 父親がブラッド・ピット、息子がショーン・ペンというまさかのキャスティングもすんなりと受け入れることができました。傾いていくオブライエンの事業、少年から青年への階段を上っていくジャック。絶対的だったはずの家父長制の土台が少しずつグラグラとしていき、逆転していくパワーバランスにも注目しながら観てください。
外科室
怒り
吉田修一作品はやはり人間味あふれていて素晴らしいです。 原作と映画監督のファンなのでみました。 過去に起きた一つの未解決事件をめぐり、それぞれが自分のそばにいる人を疑い始める物語ですが、みんなどのような環境に置かれようと、どんなに不安でも、やはり愛情は捨てきれないのだなと。どうすればいいのかわからない状況下でいろいろ悩みながらも、ずっと相手のことを想っている、とてつもない人たちだと思いました。深い「愛」の話でした。 また問題提起も多く盛り込まれています。私たちが普段生活する中であまり深く考えていないようなことについて、目をそらさずにまっすぐ向き合わなければならない、と強制的に直視させられるような。それに対する私たちの感覚はこの映画の冒頭までの広瀬すずさんくらいのノリだったと思います。 名優ぞろいな点も素晴らしい。疑われるサイドの松山ケンイチさん、綾野剛さん、森山未來さん、軸となる渡辺謙さんに宮崎あおいさん、妻夫木聡さんはもちろんのこと、この映画を観るまでは存じ上げなかった佐久本宝さんは最も存在感のある役者さんだと思いました。なんでもこの映画への出演はオーディションで決まったのだとか。初出演でこの演技、すごすぎます。
LIFE!
映画ドラえもん のび太の新恐竜
運び屋
15ミニッツ・ウォー
すばらしき映画音楽たち
まさに「素晴らしき映画音楽たち」です。 本作に登場する映画はどれも有名なものばかりなので、まずどんな層が観ても楽しめるのではないでしょうか。音楽好き・映画好きは観ている間興奮が冷めやらない状態になると思います。 映画音楽の作曲家たちは特殊ですし、ありえないほどの才能に溢れています。感受性が豊かというのでしょうか、場面を観て脳内に湧き出てくる音を多くの楽器を用いて表したり、ピアノ一台で表現したり。 今作ではそんな彼らのエピソードやインタビューと映画のワンシーンを重ねあわせ、名作と名音楽がいかに素晴らしいかをプロの視点からも観ていく、映画音楽の素晴らしさをひたすら語る映画になっています。 スティーブン・スピルバーグがジョン・ウィリアムズの弾くピアノに寄り添って立ち、名作『E.T.』のかの有名なワンフレーズを導き出した話など、聞いていて、みていてとてもぞくぞくしました。 普段映画を観るときにあまり切り離して考えることのない音楽と映画ですが、逆に言えば切り離すことのできないものでもあります。その魅力をさらに深めることのできる一本です。
アーティスト
一言で表すならば「ハイセンス」です。 まず今この映画を撮ろうと思った心意気が素晴らしい。多くの人がカラー・デジタル・音声有の映画に親しんでいる中で、モノクロ・無声に挑戦した意欲作です。 結果としてサイレント映画の素晴らしさを体現した作品になっていると思います。 名作『雨に唄えば』を観た方ならサイレントからトーキーへの移行期に映画業界がどれだけ揺れていたか、それぞれの葛藤など、思い浮かぶことでしょう。本作もそこに焦点を当てて作っているのですが、現代に作っているにもかかわらずまったく違和感のない作りで、やはり映画作りの本質は変わっていないのだなと実感しました。 古典的技法も存分に盛り込まれています。サイレント映画にとって象徴的なモチーフはいろいろな場面で登場し、ああそうだ、あれだ、これだと納得しながら観ることができます。サイレント映画に挑戦したいという方はもはやこれから挑戦してみてもいいのでは?映画初心者でも味わい深く楽しむことができました! ちなみに助演男優(女優?)賞は間違いなくわんちゃんです。最高の演技でした。
パージ
年に一度、人々の怒りやストレス発散のために制定された殺人、暴力、何でもありの法律、パージ。主人公たちの家族は、パージには参加せず、シャッターを閉めて家で静かに過ごそうとしていたが、ホームレスを助けてしまい、自分たちも標的に…。果たして、一夜限りの殺戮ショーから逃れることはできるのか・・!?って話です。 2013年公開と少し古いんですが、とても面白かったです。364日の犯罪率や治安をよくするために1日だけ何でもOKな日を作るって発想がすごいなと思いました。 映画の時間が1時30分で短くてテンポよかったのもよかったです。パージについての具体的な背景とかはさらっとで、ほぼずっと家の中でのシーンだったんだけど、発想が天才だから、家の中だけでも成立してしまうのがすごかったです。 現実にありえるのか?って言われたらちょっとさすがに非現実かなとは思うけど、結構生々しくてぞっとしました。 殺人とまでいくと大げさだけど、現実で考えるとパチンコとかがこれにあたるんかなとか思ったりしました。本来は違法だけど、それも禁止しちゃったら経済的にも人々の娯楽的な意味でもデメリットが多いから、容認しているって感じかなと…。そんな感じで、あまりに非現実…とまではいかないけど、現代の考えに基づいている系の発想で飽きずに見ることができました。
A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー
まずジャケットをみてホラーだと勘違いし敬遠した方、今年一番の過ちだったと思ってください。 この作品は終始不思議な時間が流れています。そもそも画角が多くの映画と異なり、それだけでも不思議な感覚。それだけでなく、主人公的な存在がシーツをかぶったゴーストであること、その実体がやけにはっきりしているのに、絶対に見えないこと、それがまたこの作品に奇妙さを与えていると思います。 古くから幽霊をあらわすときは青白い顔だったり、おどろおどろしい見た目をしていたり、半透明だったりと様々な手法が用いられますが、そうではない。 亡くなった人の存在を近くで感じるのに、それが恐ろしいわけが、半透明なわけがないのです。この作品を作った方々はおそらくこの点をしっかり理解しているのだと感じました。 そんな彼らの意識がこの作品にさらなる深みを与えているのだと思います。 大切な人が亡くなったとき、『残された側』を描く作品は多いですが、『行ってしまった側』を描く作品は少ないのではないでしょうか。 切なく、もどかしく、ほろりとさせられる1本です。
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