ロマンティックじゃない?
これはもうラブコメ。完全なるラブコメ。 でも王道ラブコメと一味違うところは 主人公がラブコメを嫌っているというところ 笑 最初に何の予備知識といれずに見はじめたため、何が起きるのか、起こっているのか戸惑いましたが、要するに 王道のラブコメが嫌いな主人公がトラブルをきっかけに王道ラブコメの世界に入ってしまう というわけです。 でもそれは現実の世界ではなく、空想というか夢なわけですね。キレイで色鮮やかな美しい街並みに、ロマンチックな出来事、お洒落ゲイの友達に、何でも知り尽くしてる仲良し男友達に、キツイ上司。NGワードにピー音が入ったり、セクシーな展開が繰り広げられなかったり、なんだか笑えます。 物語はラブコメ通りに進んでいくんですが、 終盤で本当に大事なことは何なのかと 気付かされます。 話の内容も、展開も面白いんですが この映画の見所は色鮮やかさと演出だと思います。 見ていて楽しいし、笑えるし、ハッピーな気持ちになれる。 ちょっと疲れた時に、何も考えずにすっきり見られる映画です! この主人公のレベルウィルソン。インパクトがあって印象に残るから存在は知っていたんですけど、あまり出演映画を見た事なかったんです。でも想像通り面白い人ですね。そしてリアムと同じくオーストラリア出身だったとは。
荒野の千鳥足
このレビューにはネタバレが含まれています
硫黄島からの手紙
アナと雪の女王
サイダーハウス・ルール
「ギルバート・グレイプ」「僕のワンダフルライフ」などこの手のものが得意なラッセ・ハルストレム監督が手掛ける爽やかな良作。 事前情報がなにもなく見ました。オープニングの列車のシーンから何となくよさそうな雰囲気がある印象に「おっ、良い映画かも」と思ったのですが、ストーリーが進むにつれ孤児院での事、堕胎、宗教、暴力など、これでもかと思うような重い話のオンパレードにジワジワと心がやられていきました。 それでも何故だかちょっとした爽快感が残るが不思議な映画です。それは木々の緑、太陽、リンゴの果樹園などの綺麗な景色と優しい音楽によって美談へのカタルシスへと昇華されているレトリックに包まれている、もしかしたら監督の意図していることが散りばめられている演出であるならお見事ですね。 ラーチ先生はバッドマンビギンズで執事役をやったマイケル・ケインですが、この人こういう癒し系の役どころってはまっていますね。今回も本当に懐の深い、温かい気持ちと大きな人間性の器が見て取れる演出が見事にはまっていました。 日々いろいろな嫌なこと、ヘヴィーな事が孤児院で起きるのですが、それでも子供達はラーチ先生に支えられながら健気に生きていきます。ラーチ先生の優しい嘘や孤児院の子供達の素直な心持ちに感動する映画です。「おやすみなさいニューイングランドの王子」というセリフがとても優しくて素敵です。 しかしながら良作であるとは思うものの、内容やテーマが重たい分2回目を観ようという触手はちょっと動かないですね。でも1回は見る価値がありそうですね。アカデミー賞もこれなら頷けます。
華氏911
マイケル・ムーア作品の傑作のひとつ。 この作品をみた当初は知らなかったのですが、タイトルは焚書をテーマとしたSF「華氏451」から引用したとのこと。 本が自然発火するほどの高熱。それよりもさらに熱い「911度」。 アメリカの同時多発テロは、当時私もテレビで見ましたし「なんて恐ろしいことをするんだ」「ひどすぎる」との怒りを抱きました。 アメリカ人でない私さえ、そう思ったのですから国内のひとびとの怒りはもっと激しく「熱い」ものだったかと思います。 前半では主にその後に起きた、大量破壊兵器撲滅のためのイラク戦争についてユーモアを交えて描いています。 この辺りは非常に面白くもあるのですが、やや感情的にすぎるようにも感じました。 一方、イラク戦争により、無辜の人々が殺され、家屋を失うという事態についても描かれており、大変興味深い内容でした。 マイケル氏の作品は、この後の「シッコ」までは面白かったのですが、最近は政権批判の方に走りすぎていまひとつ……。 本作あたりのさじ加減がちょうどいいのではないかと思います。
ボウリング・フォー・コロンバイン
マイケル・ムーア監督の作品のなかでも好きなもののひとつです。 コロンバイン高校での銃乱射事件を軸に、アメリカの銃の問題を扱っています。 監督の他の作品同様、皮肉をこめたユーモアを交えたドキュメンタリーです。 アメリカの映画などを観ていると、当たり前のようにでてくる銃。 それは「身を守る自由」とのことですが、この事件のように「殺される可能性」もそこに秘められているんですよね。 アメリカは一時「自由の国」と言われていました。 しかし「自由」を究極的に求めた結果、この映画のキャッチコピーである「こんなアメリカに誰がした」という状態になってしまったのです。 物語はさまざまな角度から描かれます。 銃の被害によって、障がいを持つことになった人との交流が興味深かったです。 日本でいうところのスーパーマーケットで、簡単に手に入ってしまう銃。 そこへの問題提起もしています。 また、銃を規制できないという現実。 既に一般に普及してしまったものをいまさら規制はできないですし、そこには政治的な問題もあります。 面白かったのは「銃による一年間あたりの死亡者数」を紹介していたところ。 日本は一桁台。 しかし、アメリカは一万を超える人が亡くなっているとのことでした。 全米ライフル協会の会長宅へ訪問するところも面白かったですが、そこに銃で亡くなった少女の写真を置いていくのは少し感傷的すぎたかな、とも思います。 アメリカが抱える「銃」の問題について分かりやすく描かれた作品です。
シャイニング
原作を持っている映画はとても多い。 その場合、観る側にとっては、やっぱり原作の方が面白いなあ、 と感じる事が多いのは事実だ。 例え映画は小説とは違うのだ、と言ったところで、 そう感じてしまったらどうしようもない。 そんな中、原作よりも映画の方が面白い、 とまず間違いなくほとんどの人が言うであろう映画もある。 その代表格がおそらく「サイコ」と「ジョーズ」だろう。 そしてこの映画、「シャイニング」も、おそらくほとんどの人が 映画の方に軍配を挙げるのではないだろうか。 原作は言わずと知れたスティーヴン・キングの名作だ。 簡単に言えば幽霊屋敷(ホテル)の話であり、シャイニングとは、超能力のことだ。 ダニー少年はその能力でホテルの幽霊の存在をキャッチする。 しかし幽霊たちは家族に襲い掛かり、更に幽霊に憑りつかれた父が 家族を襲う恐怖を描く。キングの、いつも通りの細かな筆致で描かれたこの小説は 上下巻あるが、上はほぼ前振りと言っても過言ではなく、 物語の中心となるオーバールック・ホテルへとなかなか舞台を移さない。 人物描写の積み重ねはさすがだが少しもったりした感じを受ける。 映画版は少し趣が異なる。幽霊が出てきたり、父が家族を襲うのは同じだが、 その狂気は幽霊の問題なのか、それとも雪山という閉塞的な環境がそうさせたのか、 判然としないのだ。いずれにしても父が狂っていた事が分かる タイプ・ライターのシーンは、映画史上最もぞっとするシーンだ。 圧倒的な分量で打ち込まれたあの文字を見ると、 一体いつからこいつは狂ってたんだ、という驚きと同時に戦慄を覚える。 ぞっとすると言えばもう一つ、有名な双子のシーンがある。 ダニー少年が車の乗り物に乗ってホテル内を走り回っていると、 突然目の前に双子の少女が現れる。構図、照明とその背景が絶妙であり、 かつ瞬間的にインサートされるむごたらしい死体。 たったこれだけの事で観客はとてつもない恐怖感を感じるのだ。 ちなみにこの描写はダイアン・アーバスの同じく双子の写真から インスパイアされているのだが、引用という意味では逃げ惑う妻を追いかける男が、 ドアを斧でぶち壊すシーンはD・W・グリフィス監督の「散り行く花」からのものだ。 オリジナルではないはずなのに、もはやこの2つのシーンは「シャイニング」の 名シーンとして我々の脳裏に焼き付いてしまっている。 こう見ていくと、当たり前の事だけれど映画版は画面で観た時に いかに面白くなるか、いかに怖くなるか、それを考えに考えて撮っている事が 分かる。映画が原作に勝つにはやはり映像で勝負するしかないのだ。 この映画ではもう一つ、気付かされる事がある。感情の釣りだ。 人は泣いてる人を見ればなんだか悲しくなってくるし、 笑ってる人を見ると愉快になってくる。 そうやって相手の感情に釣られる傾向がある。 当然数々の作品の中にも意図的に感情の釣りを挿入してくるケースが多い。 この映画でしばしば話題にあがるのが、家族を襲う、 あの有名なジャック・ニコルソンの顔よりも、 その彼を怖がる妻のシェリー・デュバルの顔の方が怖い、という事だ。 これは、正確にはシェリー・デュバルの顔の造形が怖いという訳では無い。 彼女の、怖がってる様子に、こちらの感情が釣られてしまっている、という事だ。 彼女の怖がり方は超がつくほどの一級品だ。彼女がブルブル震えると、 こちらまで震えがくるほどの恐怖を感じてしまう。 怖いと言う感情に釣られてしまうのだ。 ちなみに、この感情の釣りだけで一本撮りあげてしまったホラー映画がある。 そう、「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」だ。 そう考えれば、ホラー映画というのは、劇中で恐怖に襲われる 役者の重要性というものがよく分かるというものだ。 このように、シェリー・デュバルの顔も含めると、 映画版で有名な恐怖シーンというのは原作とは全く関係のない部分だ。 おそらく監督のスタンリー・キューブリックは、原作を怖い、とは 思っていなかったのではないだろうか、だからこんなにも周到に、 原作度外視で「恐怖」を盛り立てる要素を映画にぶち込んだのではないだろうか、 そう考えると、この映画は単に原作と少し趣が異なる、というレベルではなく、 否定=再構築されてしまったという事だ。 そして映画は大ヒットとくれば、これは公開処刑ものだ。 原作者のキングがこの映画を大嫌いというのもよく分かる。
禁じられた遊び
1952年のフランス映画。 名作なので今更自分がああだこうだと書く事もないのだが、ちょっとだけ。 ドイツ軍の機銃掃射にあい両親を亡くした少女ポーレット。 飼い犬のジョックは強く抱きしめすぎて死んでしまう。 そして川に捨てられたジョックを追っていき、その先で少年ミシェルと出会う。 とにかくポーレット役のブリジット・フォッセーがかわいくて素晴らしい。 と言うよりも、プロット上そうでなくてはならないのだ。 まず外見。ブロンドの髪と、おそらく青いであろう瞳は まさにフランス人形そのもの。 そして演出面では子供らしくわがままで無邪気な部分をうまく引き出している。 死んだジョックの墓を掘る時の一所懸命さなんかは特筆すべきシーンだ。 ものすごく、素晴らしい力強さで墓を掘っている。 でもそこがとてもかわいいのだ。 何でも一所懸命にやる子供というのはかわいく見える。 生きているゴキブリを手づかみするシーンには絶叫した。 黒光りするGが出てきた時の彼女の興味津々な目つきを見た瞬間、 うわ、まさかまさか、と思ったのだが……すごい、すごすぎるぞポーレット。 また、これは意図した事かどうか分らないが、ポーレットがいくら小さいとはいえ 今ではこんなにも映さないだろう、と言えるくらいパンツ丸出しのシーンが多い。 でも何だかこれも子供らしくてかわいい。 ミシェルがポーレットをかわいがるので観客としても一緒になって その感情が加速されていく。ミシェルは一番末っ子であり、 年も一人だけ離れているように見える。そんな時にポーレットが現れた。 ミシェルとしてはお兄ちゃんとして、この子の為に頑張ろうと思う。 慕われるので張りも出るし、だから一緒にいて楽しい。 どんどんどんどんかわいい妹の為に「禁じられた遊び」に没頭してしまう。 そしてこのかわいさは全てラスト・シーンに通じて行く。 どこかで誰かが叫んだ「ミシェル」という声をきっかけにミシェルの姿を探して 雑踏の中に消えていくポーレット。 もしもこれが、かわいげの無いクソガキだったら、生意気なだけの クソガキだったら、 誰も涙を流したりはしないだろう。 かわいい子供であればあるほど、不憫さが増す。 かわいそう、かわいそう、かわいそう…… だからこの映画はポーレットがかわいくなければならないのだ。 ポーレットがかわいければかわいいほど、この映画のラスト・シーンは締まる。 でもおそらく監督としては、予想以上の出来だったんではないだろうか。 そのくらいブリジット・フォッセーが素晴らしい。喜怒哀楽の表現がとても自然だ。 5歳という年齢の事を考えれば、映画史上最も優れた子役ではないだろうか。
劇場版ポケットモンスター ココ
ザ・ブック・オブ・ヘンリー
これは物凄く泣きました。 このヘンリーが良い顔してるんですよ、イットの子。あとルームの男の子も。 子役凄い!! それに負けじとナオミワッツもさすが!な演技でしたけども。 それも相まってもう泣けました。嗚咽ですよ。 頭も鼻も目も心も苦しかったです。 ヘンリーは天才でいて、優しくて正義感に溢れていて、純粋な子で家族の中では頼りにされている。自分が病に侵されて 物凄く痛いし辛いのに残された家族のことを考えるって、子供なのに、まだまだ小さい背中で色々背負って頑張ってきたんだな って色々思いを膨らませると胸が痛くて涙が溢れ出ます。 そして物凄く聡明。 そしてその弟もね、かつては単なる弟でまだまだ、小さい子という印象だったのに少しずつ頼もしくなるんですよね。兄弟愛素敵。 自分の死んだ子の声、他にも映像なんかを聞いていたらもう辛くて辛くてずっと泣いていそうな気もするんですけど、息子の思いをちゃんと受け取るんですよね。 お母さんも辛いのによく、頑張った。 結果上手いことまとまり過ぎ感は否めないですし、途中でちょっと色々詰め込み過ぎですが、この映画 とても涙が出て子供達を含めて、良かった。泣きたい時にオススメですね。愛で、優しさで、溢れている。 自分の近くで起きていることに無関心でいることはだめです。
ヤクザと家族 The Family
すばらしき世界
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鈴木家の嘘
呪怨 終わりの始まり
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